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「乳がん」はどうやって見つけるかご存じですか? マンモグラフィ・超音波検査を医師が解説!

 更新日:2026/01/22

乳がん検診で「要精密検査」と指摘されたら誰でもドキッとするもの。一体、乳がん検診後の精密検査ではどのようなことを行うのでしょうか?乳がん検診の検査方法について、柏の葉ブレストクリニックの森島先生にお聞きしました。

森島 勇

監修医師
森島 勇(柏の葉ブレストクリニック)

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1989年3月筑波大学医学群卒業。筑波大学附属病院、北茨城市立総合病院(現:北茨城市民病院)、きぬ医師会病院、筑波メディカルセンター病院・茨城県地域がんセンターなどを経て現職。日本乳癌学会乳腺専門医・指導医、日本超音波医学会超音波専門医・指導医、日本外科学会外科専門医。

編集部編集部

乳がん検診にはいろいろな検査方法がありますが、それぞれどのようなことがわかるのですか?

森島 勇先生森島先生

代表的な検査方法としては、マンモグラフィと超音波検査があります。マンモグラフィは乳房を上下・左右方向に挟んで撮影するレントゲン検査で、触診では見つからない小さな腫瘤や石灰化などを発見することができます。

編集部編集部

超音波検査はどうですか?

森島 勇先生森島先生

超音波検査では乳房の表面から超音波の機械をあて、その跳ね返りを利用して内部の様子を観察します。これにより、乳房内部の腫瘤の有無を見つけ、大きさや性状などを把握できます。またその腫瘤が良性なのか悪性なのか、ある程度判別することができます。

編集部編集部

どちらの検査を受ければ良いのですか?

森島 勇先生森島先生

どちらも触診では見つからない病変を発見できますが、それぞれに特徴があります。マンモグラフィは石灰化、超音波検査は腫瘤の発見が得意です。単純な優劣はなく、お互いに補い合う関係にあります。マンモグラフィや超音波検査を受けることは、早期にがんを発見するのに有効です。市町村の対策型検診では、「40歳以上を対象に、問診とマンモグラフィを2年毎に行う」という国の指針にのっとって、マンモグラフィを基本に行われています。

編集部編集部

それではマンモグラフィだけ受ければ良いのですか?

森島 勇先生森島先生

いえ、必ずしもそういうわけではありません。特に若い人の場合には乳腺が発達しているためマンモグラフィでは乳腺が白く写るので、同じく白く映る腫瘤が隠れてしまうというデメリットがあります。一方、超音波検査は年齢には関係なく腫瘤の検出ができます。市町村の対策型検診の対象になっていない40歳未満の方は超音波検査が勧められます。40歳代では、特徴の異なるマンモグラフィと超音波検査を組み合わせることでがんを発見する確率が高まります。

編集部編集部

両方を受けた方がいいのですね。

森島 勇先生森島先生

はい、乳がんの罹患が多く、乳腺量も多い40歳代の方たちはマンモグラフィに超音波検査をプラスすることで乳がんの発見率が1.5倍になるというデータがあります。クリニックでの任意型の個人検診では、40歳未満では超音波を基本に、35歳を超えたらマンモグラフィを1回受けて石灰化の有無確認と乳腺量を把握し、40歳になったらマンモグラフィと超音波検査の両方を1年毎あるいは交互に受けることをお勧めしています。

※この記事はメディカルドックにて<【医師解説】乳がん検診で「要精密検査」といわれた…どんな検査をするの?>と題して公開した記事を再編集して配信しており、内容はその取材時のものです。

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