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ストロング系チューハイを飲んでいる人は「酒との付き合い方」を見直した方が良い? 医師の答えは…

 公開日:2026/02/02

ストロング系チューハイは、手軽に酔えるお酒として人気があります。しかし、高いアルコール度数だけでなく、含まれる成分が肝臓に負担をかける可能性が指摘されています。アルコール依存症だけでなく、健康への影響を考えると、飲み方を見直すべきかもしれません。本記事では、ストロング系チューハイが肝臓に与える影響や、健康的なお酒との付き合い方について医師が解説します。

編集部編集部

アルコール依存症以外として、ストロング系チューハイを飲む事による肝臓への影響はどうなのでしょうか?

佐藤 将人先生佐藤先生

残念ながら、ストロング系チューハイの肝臓への影響についてもはっきりとはわかっていません。しかし、アルコール度数が高いのに加えて、ストロング系チューハイに含まれる成分によって肝機能に悪影響がある可能性が指摘されています。

編集部編集部

ストロング系チューハイに含まれる成分の中でも肝機能に悪い影響があるのはどのような成分なのでしょうか?

佐藤 将人先生佐藤先生

はい。あくまで検証の必要がある仮説のレベルですが、7〜9%のアルコールに加えて、ストロング系チューハイの成分として大量に含まれている人工甘味料が肝臓への負担を倍増させているのではないかと疑われています。ただし、直近の研究結果では人工甘味料による肝機能障害は否定的とされているため、大量の人工甘味料の摂取により肝臓にダメージが生じるか否かについての相関関係や因果関係についてはさらなる研究が必要です(6)。

編集部編集部

最後に、改めて結論としてストロング系チューハイを飲むのはおすすめできますか?

佐藤 将人先生佐藤先生

いいえ、少しでも不健康のリスクを下げて、健康寿命を長くしたいという人にはストロング系チューハイはおすすめできません。ストロング系チューハイの風味や味が好きで飲まれている場合には1缶ではなく半分の量に控えるなどして、ストレスから解放されるなどのために手っ取り早く酔うために飲んでいる人はストロング系チューハイには手を出さないことがおすすめです。ぜひ一度、どのような目的でお酒を飲んでいるのか自分自身に問いかけてみてください。その上で、お酒自体を楽しむ愛飲家ならいいですが、違う場合にはストロング系チューハイなどのお酒との付き合い方を見直してみてください。

佐藤 将人

監修医師
佐藤 将人(SUGAR LLC)

プロフィールをもっと見る
「健康的に豊かに生きる」を理念に人的資本経営コンサルティングを手がける企業SUGAR代表医師。宮城県仙台市を拠点に、社員の心身のメンテナンスや企業の組織運営などの経営を支援する事業を展開。医学の知見を生かし肉体改造してシックスパックを達成したり、精神心理的知見からメタ認知的活動に従事。東北大学医学部医学科卒業、日本医師会認定産業医、中小企業診断士、労働衛生コンサルタント(保健衛生)臨床心理士、JSPO公認スポーツドクター、日本肝臓学会専門医、日本外科学会専門医、元仙台市食育推進会議委員、ヴィーガン。

参考文献:
(5)Palmisano M. Epigenetic mechanisms of alcoholism and stress-related disorders. Alcohol. 2017 May;60:7-18.
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC5464725/

(4)(6)Golzan SA. Association between non-nutritive sweetener consumption and liver enzyme levels in adults: a systematic review and meta-analysis of randomized clinical trials. Nutr Rev. 2023 Jan 9:nuac107.
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/36622225/

※この記事はメディカルドックにて【「ストロング系チューハイ」が体に悪い理由3選! ストロング系チューハイがやばい理由を医師が解説】と題して公開した記事を再編集して配信しており、内容はその取材時のものです。

この記事の監修医師