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骨粗しょう症になりやすいのはどんな人?加齢だけじゃない骨がもろくなる原因【医師解説】

 公開日:2026/04/11
骨粗しょう症とは?

加齢とともに骨密度が低下し、骨がもろくなる「骨粗しょう症」。特に女性は閉経を迎えるとホルモンバランスの変化により、発症リスクが高まると言われています。自覚症状が少ないまま進行し、骨折や寝たきりを招くケースも少なくありません。今回は、骨粗しょうとはどのような病気なのかについて、つくる整形外科祐天寺駅前スポーツクリニック院長の中谷創医師に詳しく解説していただきました。

中谷 創

監修医師
中谷 創(つくる整形外科祐天寺駅前スポーツクリニック)

プロフィールをもっと見る
2005年4月 防衛医科大学校病院 自衛隊中央病院 初期研修医
2007年6月 自衛隊中央病院 整形外科、習志野駐屯地医務室
2009年8月 防衛医科大学校病院 整形外科、埼玉社会保険病院 整形外科
2012年10月 防衛医科大学校 医学研究科(大学院)
2016年10月 自衛隊札幌病院 整形外科部長
2018年8月 自衛隊中央病院 整形外科医長、自衛隊体育学校 医官
2022年12月 つくる整形外科 開院

編集部編集部

はじめに、骨粗しょう症について教えてください。

中谷 創先生中谷先生

骨粗しょう症とは、年齢を重ねるにつれて骨密度が低下し、骨がもろくなる疾患です。加齢に伴う自然な変化の一つでもありますが、病的に進行すると日常生活に支障をきたす場合もあります。特に高齢の女性に多く見られ、背中が丸くなったり、ちょっとした転倒でも骨折を起こすリスクが高まったりするという特徴があり、結果として生活の質が著しく低下する恐れがあります。

編集部編集部

骨粗しょう症はどのようなことが原因で発症するのですか?

中谷 創先生中谷先生

骨は常に「壊す」と「作る」を繰り返して、骨の強度を維持していますが、このバランスが崩れることが原因で骨密度が低下し、骨粗しょう症を発症します。特に女性の場合、閉経による女性ホルモンの急激な減少がこのバランスの崩れに大きく関わります。さらに、カルシウムやビタミンD、ビタミンKなどの栄養不足、慢性の腎疾患やステロイド薬の長期使用などもリスクを高める要因になります。

編集部編集部

骨粗しょう症になりやすい人とはどのような人でしょうか?

中谷 創先生中谷先生

骨粗しょう症は、栄養状態が悪かったり、喫煙や過度な飲酒をしていたりする人に多く見られます。また、若い頃に極端なダイエットをおこなった人や運動不足だった人は、骨のピーク密度(最大骨量)が低く、将来的に骨粗しょう症のリスクが高くなります。女性では特に閉経後の人がなりやすく、家族に大腿骨や腰椎の骨折歴がある人は遺伝的な要因も影響する可能性があるため、注意が必要です。

※この記事はメディカルドックにて<「骨粗しょう症に効果的な運動」と「見直すべき生活習慣」をご存じですか?【医師監修】>と題して公開した記事を再編集して配信しており、内容はその取材時のものです。

この記事の監修医師