目次 -INDEX-

  1. Medical DOC TOP
  2. 配信コンテンツ
  3. 耳鼻科の「CT検査」は何がわかる?一般的なCTとの違いや費用・被ばく線量について【医師解説】

耳鼻科の「CT検査」は何がわかる?一般的なCTとの違いや費用・被ばく線量について【医師解説】

 公開日:2026/04/11
耳鼻科のCT検査

耳鼻科の診察では、画像診断が非常に重要な役割を果たします。特にCT検査をおこなうと、短時間で詳細な情報を得ることができます。今回は、耳鼻科用CT検査を受けるとどんな病気がわかるかについて「高田馬場みやの耳鼻咽喉科」の宮野先生に解説していただきました。

宮野 一樹

監修医師
宮野 一樹(高田馬場みやの耳鼻咽喉科)

プロフィールをもっと見る
埼玉医科大学医学部医学科卒業。東京大学大学院医学系研究科外科学専攻博士課程修了。東京大学医学部附属病院と医局関連病院である地域中核総合病院に計18年間勤務し、手術入院症例を中心に研鑽を積む。2023年4月3日より「高田馬場みやの耳鼻咽喉科」開院、翌年には飯田橋みみ・はな・のどクリニックを開院する。医学博士。日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会認定耳鼻咽喉科専門医、日本気管食道科学会認定気管食道科専門医。

編集部編集部

「耳鼻科でもCT検査をすることがある」というのは本当ですか?

宮野 一樹先生宮野先生

そうですね。鼻の奥の状態を確認し、診断や治療に役立てるために、CT検査をおこなうことがあります。撮影自体は約1〜2分で完了し、検査後、診察室ですぐに結果を確認できるため、診断から治療方針の決定までがスムーズに進みます。

編集部編集部

耳鼻科のCT検査はどんなときに必要ですか?

宮野 一樹先生宮野先生

「膿のような鼻水が続いている」「鼻づまりがひどい」「頬が痛い・上の歯が痛い」「鼻をぶつけた」「耳の聞こえが悪い」など、一般的な症状で受診された患者さんで、医師が必要と判断した場合におこなわれます。通常の治療で改善しない副鼻腔炎や、外傷による骨折の有無を確認する際に役立ちます。また、中耳炎、伝音性難聴の診断に有用です。ほかにも「真珠腫性中耳炎」という中耳炎の進展度判定にも使用されます。

編集部編集部

一般的なCTと耳鼻科用CTの違いはなんですか?

宮野 一樹先生宮野先生

総合病院などのCTは寝た状態で撮影するのに対し、耳鼻科用CTは座ったまま撮影できるのが特徴です。また、費用が安いというのも耳鼻科用CTの特徴です。

編集部編集部

被ばくについても気になります。

宮野 一樹先生宮野先生

耳鼻科用CTの被ばく線量は、一般的なCTの約1/8以下と低めに設計されています。そのため、必要最小限の被ばくで検査を受けることができます。

※この記事はメディカルドックにて<「耳鼻科のCT検査」で何がわかる? 検査時間・費用・受けられる人の条件を医師が解説!>と題して公開した記事を再編集して配信しており、内容はその取材時のものです。

この記事の監修医師