目次 -INDEX-

  1. Medical DOC TOP
  2. 配信コンテンツ
  3. 「変形性股関節症」の症状とは?立ち上がるときの痛みや違和感の原因を医師が解説!

「変形性股関節症」の症状とは?立ち上がるときの痛みや違和感の原因を医師が解説!

 公開日:2026/04/14
変形性股関節症の症状

「歩き始めや立ち上がるときに股関節が痛む」「長時間歩くのがつらくなる」といった股関節の違和感や痛みは、中高年に多くみられる症状です。様々な疾患が原因となりますが、放置すると症状が進行し、歩行が困難になるケースもあるため、早めの対策が重要です。今回は、変形性股関節症の症状について、「はにゅう整形外科」の羽生先生に解説していただきました。

羽生 亮

監修医師
羽生 亮(はにゅう整形外科)

プロフィールをもっと見る
順天堂大学医学部卒業。順天堂大学・大学院医学研究科修了。東京労災病院、順天堂大学医学部附属順天堂医院、順天堂大学医学部附属浦安病院などで経験を積み、越谷市立病院では整形外科医長を勤めたのち、平成26年3月3日、越谷市相模町に「はにゅう整形外科」を開院、院長となる。医学博士、日本整形外科学会認定整形外科専門医、日本整形外科学会認定スポーツ医、日本整形外科学会認定運動器リハビリテーション医、日本スポーツ協会公認スポーツドクター。

編集部編集部

股関節の痛みは、なぜ中高年に多いのですか?

羽生 亮先生羽生先生

加齢に伴い、関節の軟骨がすり減ることでクッション機能が低下し、骨同士が直接こすれるようになるためです。また、長年の負担が蓄積し、炎症を起こしやすくなるという理由もあります。特に女性は、ホルモンの影響で関節の構造が弱くなりやすいため、股関節の疾患を発症しやすい傾向にあります。

編集部編集部

股関節の痛みの主な原因はなんでしょうか?

羽生 亮先生羽生先生

代表的な疾患として「変形性股関節症」があり、一次性と二次性の2つに分けられます。一次性は原因不明の関節症で、加齢、体重増加、肉体労働、スポーツなどによる過負荷が関係していると言われています。その一方、二次性は、出生後から乳児期までの股関節の形成に異常をきたす「発育性股関節形成不全」や「関節リウマチ」「大腿骨頭壊死症」などが原因となるものを指し、変形性股関節症の80%以上を占めています。いずれも初期のうちに適切な治療をおこなうことで、進行を抑えることができます。

編集部編集部

変形性股関節症について、もう少し詳しく教えてください。

羽生 亮先生羽生先生

股関節の軟骨が徐々にすり減り、炎症や痛みを引き起こす疾患で、女性に顕著です。発育性股関節形成不全については。左股関節に多く発症します。また、近年では「CALM1」や「GDF5」という遺伝子も関係していると言われています。

※この記事はメディカルドックにて<中高年に多い「股関節痛」の原因はご存じですか? 主な疾患・治療法を整形外科医が解説!>と題して公開した記事を再編集して配信しており、内容はその取材時のものです。

この記事の監修医師