目次 -INDEX-

  1. Medical DOC TOP
  2. 配信コンテンツ
  3. 「糖尿病治療」を楽しく続けるコツ!無理なく治療を継続するために【医師解説】

「糖尿病治療」を楽しく続けるコツ!無理なく治療を継続するために【医師解説】

 公開日:2026/04/23
糖尿病治療を継続するコツ

糖尿病治療は長く継続する必要がありますが、実際には途中で挫折してしまったり、自分の都合の良い方法にアレンジしてしまったりする人が多いようです。糖尿病を悪化させず、合併症を防ぐには正しい治療を継続することが重要です。そこで今回は「赤塚クリニック」の赤塚先生に、糖尿病治療を継続するコツについて解説していただきました。

赤塚 元

監修医師
赤塚 元(赤塚クリニック)

プロフィールをもっと見る
名古屋大学医学部卒業。その後、岡崎市民病院臨床研修・消化器内科、三重県立総合医療センター消化器内科、三重大学医学部附属病院糖尿病・内分泌内科に勤務。2010年、三重県津市に位置する「赤塚クリニック」の院長に就任。日本内科学会認定総合内科専門医、日本糖尿病学会認定糖尿病専門医。

編集部編集部

糖尿病治療を継続するコツはありますか?

赤塚 元先生赤塚先生

生活習慣が一因となって発症した糖尿病の場合には、その生活習慣を変えることが重要です。しかし、今までの生活習慣を変えるには力が必要です。頑張ったらその頑張りを褒めてもらいたいものです。一番身近にいて褒めてくれる人は自分です。少しでもいいから先月の自分よりも健康にいい生活を送ることができたら、ぜひ自分を褒めてください。最終的に目標とするベストな生活を見据え、それに近づけていくことが重要です。それができていれば、自分で自分を褒めてもいいと思います。

編集部編集部

自分を褒めることも大切なのですね。

赤塚 元先生赤塚先生

はい。それから、通院が負担だという患者さんもいらっしゃいますが、今までお答えしたとおりで、こればかりは「通院しなくてもいい」とは言えません。糖尿病になった自分の体のメンテナンスに必要な時間だと割り切って、継続して通院していただきたいと思います。なお、通院間隔については主治医と相談していただければと思います。

編集部編集部

食事療法と薬物療法で血糖をコントロールできている場合も、定期的に通院する必要はありますか?

赤塚 元先生赤塚先生

コントロールが正しくおこなわれているか、合併症の前兆は現れていないかなどを確認する必要があります。患者さんの病状によって通院間隔は異なりますが、必ず定期的に医師の診察を受け、状況を確認しましょう。

編集部編集部

最後に、読者へのメッセージをお願いします。

赤塚 元先生赤塚先生

心筋梗塞・脳卒中・下肢動脈疾患などの「大血管障害」や、糖尿病性神経障害・糖尿病網膜症・糖尿病性腎症などの「細小血管障害」は、糖尿病でなければ簡単には発症しません。しかし、血糖コントロールが悪い糖尿病の患者さんには、それらの合併症が簡単に起こってきます。一方で、糖尿病と診断されても、その後の治療で合併症の発症を防ぐことが可能です。患者さん一人ひとりに人生があり、糖尿病の治療をおこないながら、患者さんが望む人生を送れるサポートをするのが糖尿病専門医であると思います。私も重大な責任を担っていることを覚悟して、日々診療をおこなっています。困っていることや悩んでいることがあれば、ぜひ遠慮なく医師にご相談ください。

※この記事はメディカルドックにて<「糖尿病」になったら治療を一生続けないといけない? 3つの治療法・継続するコツを医師が解説!>と題して公開した記事を再編集して配信しており、内容はその取材時のものです。

この記事の監修医師