【女性要注意 予備軍かも?】骨粗しょう症チェックリストでリスクを知り予防する
閉経後の女性に起こりやすいと言われる骨粗しょう症。運動習慣がない人、65歳以上の人などは、骨粗しょう症になりやすいそうです。そのほかにどのような人が患いやすいのか、矢吹整形外科の矢吹先生にチェックリストを紹介してもらいました。
※この記事はMedical DOCにて【「骨粗鬆症」の予防法や「なりやすい人の特徴」を医師が解説 骨が脆い人におすすめの食べ物とは?】と題して公開した記事を再編集して配信しており、内容はその取材時のものです。
監修医師:
矢吹 尚彦(矢吹整形外科)
編集部
病院で骨密度を計測してもらえるのですか?
矢吹先生
はい。当院では腰椎と大腿骨頚部の骨密度を計測しています。保険も適用され、約5分ほどの簡単な検査で、当日中に結果の説明も可能です。
編集部
それなら気軽に受けられそうです。
矢吹先生
チェック項目 | |
▢ | 喫煙をする |
▢ | 身長が低くなっている |
▢ | 骨折をしたことがある |
▢ | ご両親が骨折をしたことがある |
▢ | 日常的に飲酒をする |
▢ | 運動習慣がない |
▢ | 糖尿病で治療をしている |
▢ | 65歳以上である |
編集部
具体的に、どのように気をつけたら良いのでしょう?
矢吹先生
まずは、食事です。カルシウムやビタミンDが多く含まれているものを摂るように心がけましょう。魚類や海産物には、比較的多くのカルシウムとビタミンDが含まれています。ほかには、納豆に含まれるビタミンKも骨密度の増加を促す食材です。干し椎茸や小松菜に含まれるビタミンDも骨に良いと言われています。ビタミンKやビタミンDは、骨粗しょう症の治療薬にもなっています。
編集部
ほかには何かありますか?
矢吹先生
運動の習慣がない方は、ぜひ習慣をつけていただきたいです。運動の習慣化も骨粗しょう症の予防になります。また、習慣化することで、筋力が保持されて姿勢も保持できるようになる、転びにくくなるといったメリットもあります。