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「血圧の薬と飲んではいけない飲み物」はご存知ですか?医師が徹底解説!

 公開日:2026/03/04
血圧の薬と飲んではいけない飲み物

血圧の薬と飲んではいけない飲み物とは?メディカルドック監修医が解説します。

※この記事はメディカルドックにて『「血圧の薬と飲んではいけない薬」は何かご存じですか?飲んだ時の対処法も医師が解説!』と題して公開した記事を再編集して配信している記事となります。

大沼 善正

監修医師
大沼 善正(医師)

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昭和大学医学部卒業。昭和大学病院、関東労災病院を経て、現在はイムス富士見総合病院勤務。総合内科専門医、循環器専門医、不整脈専門医、医学博士。

血圧とは?

血圧とは、心臓が血液を全身に送り出すときに、動脈にかかる圧力のことです。医学的には上の血圧を「収縮期血圧」、下の血圧を「拡張期血圧」といいます。
収縮期血圧:心臓が収縮して血液を送り出すときに、動脈にかかる圧力。
拡張期血圧:心臓が拡張して休んでいるときに、動脈にかかる圧力。

血圧の薬と飲んではいけない飲み物・食品とは?

特定の食品では、血圧の薬を増強させたり、弱めたりすることがあります。多くの食事では問題ありませんが、ご自身が血圧の薬を飲んでいる場合には、飲み合わせについて覚えておくとよいかと思われます。

グレープフルーツ

血圧を下げる薬(Ca拮抗薬)の効果が強まる可能性があります。グレープフルーツには「フラノクマリン類」という成分が含まれており、この成分が腸や肝臓にある薬を分解する酵素を阻害します。そのため、本来なら分解されるはずの薬が分解されにくくなり、血液中の薬物濃度が上がってしまい、血圧を下げる薬の効果が強く出る可能性があります。
ただし、ACE阻害薬やARB、利尿薬では、臨床的に意味ある相互作用は報告されていないため、グレープフルーツを避ける必要はないと思われます。

高血圧の薬を服用中に別の薬を服用する場合は医師・薬剤師に相談を

市販薬を購入する際、可能でしたら添付文書を確認し、高血圧の人が避けるべき成分が入っていないかを確認しましょう。市販薬を使用するときや、別の症状で薬をもらった場合には、かかりつけ薬局で普段の薬との飲み合わせを確認してもらいましょう。医師・薬剤師から指示を受ける場合には、市販で使っている薬やサプリメントなどもしっかり伝えるとよいでしょう。

「血圧の薬と飲んではいけない薬」についてよくある質問

ここまで症状の特徴や対処法などを紹介しました。ここでは「血圧の薬と飲んではいけない薬」についてよくある質問に、メディカルドック監修医がお答えします。

血圧の薬はオレンジジュースと一緒に飲んでも大丈夫ですか?

大沼 善正 医師大沼 善正 医師

オレンジジュースにはフラノクマリン類が含まれていないため、血圧の薬(Ca拮抗薬)と飲んでも問題ありません。ただし、ダイダイ、ぶんたん、はっさくなど一部の柑橘類にはフラノクマリン類が含まれているため、注意しましょう。また、Ca拮抗薬とグレープフルーツの飲み合わせは注意が必要ですが、ACE阻害薬・ARB、利尿薬など他の血圧の薬との相互作用は少ないとされております。

グレープフルーツを食べてどれくらい時間を開けたら血圧の薬を飲んでも問題ないですか?

大沼 善正 医師大沼 善正 医師

個人差はありますが、グレープフルーツジュースの摂取後24時間は酵素活性が抑えられるとされています。そのため、最低でも24時間空けるのが望ましいと思われます。より安全をとるには、48~72時間空けるのがよいでしょう。

まとめ 血圧の薬と飲んではいけない薬はかかりつけ医や薬局で確認を

血圧の薬は飲み合わせにより効果が弱くなったり、強くなったりします。市販の薬と血圧の薬も注意が必要なため、分からない場合にはかかりつけの病院、診療所、薬局で確認するようにしましょう。また、いつも内服している薬が分かるように、お薬手帳を携帯するようにしましょう。血圧の薬と飲んではいけない薬は正しい知識で予防しましょう。

「血圧」の異常で考えられる病気

「血圧」から医師が考えられる病気は7個ほどあります。
各病気の症状・原因・治療方法など詳細はリンクからメディカルドックの解説記事をご覧ください。

循環器系の病気

脳神経系の病気

腎臓系の病気

高血圧は自覚症状がないですが、そのままにしておくと心筋梗塞、脳卒中、慢性腎臓病などの病気を引き起こすため、健康診断で指摘された場合や自宅血圧が高い場合には医療機関を受診するようにしましょう。

「血圧」と関連する症状・関連する症状

「血圧」と関連している、似ている症状は6個ほどあります。各症状・原因・治療方法などについての詳細はリンクからメディカルドックの解説記事をご覧ください。

関連する病気

  • 心臓の鼓動を強く感じる
  • 目がチカチカする
  • こめかみの血管が浮き出る
  • 体が熱いが熱はない
  • ふらつく
  • 立ちくらみ

一般的に血圧が高い場合には心臓や脳の病気をはじめとした多くの病気の原因になるため注意ですが、血圧が低すぎる場合にもいろいろな症状が出現することがあります。適正な血圧の値で安定していることを目標に生活習慣改善を進めていくことが重要です。

この記事の監修医師

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