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どんな仕事をしていた人が「肺がん」になりやすい?医師が徹底解説!

 公開日:2026/02/11
肺がんになりやすい人の特徴

メディカルドック監修医が肺がんになりやすい人の特徴などを解説します。

※この記事はMedical DOCにて『「線香やお香の煙が原因で肺がん」を発症することはある?医師が徹底解説!』と題して公開した記事を再編集して配信している記事となります。

羽田 裕司

監修医師
羽田 裕司(医師)

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(名古屋市立大学医学部附属西部医療センター 呼吸器外科 部長/教授(診療担当))

名古屋市立大学医学部卒業。聖隷三方原病院呼吸器センター外科医長、名古屋市立大学呼吸器外科講師などを歴任し、2019年より現職。肺がんを始めとした呼吸器疾患に対する外科治療だけでなく、肺がんの術前術後の抗がん剤治療など全身化学療法も行う。医学博士。外科学会指導医/専門医、呼吸器外科学会専門医、呼吸器内視鏡学会指導医/専門医、呼吸器学会専門医。

「肺がん」とは?

肺がんとは、肺の細胞が異常に増殖して悪性腫瘍を形成したものです。主に、小細胞肺がんと非小細胞肺がんに分けられており、非小細胞肺がんのなかでも特に腺がんというタイプが最多となっています。
肺がんは日本人の男性における部位別がん死亡数では2023年のデータでは1位となっています。女性においても、大腸に続き2位と報告されています。
肺がんは50歳以上でその発生率が急速に高まることが知られています。そして、日本人が生涯のうちに肺がんになる割合として、男性で7.4%、女性で3.1%とされています。また、肺がんのリスクとしては喫煙のほかに慢性閉塞性肺疾患やアスベストなどの職業的な曝露、さらには大気汚染なども知られています。

肺がんになりやすい人の特徴

肺がんになりやすい人には、以下のような特徴があると考えられます。

タバコを吸っている

喫煙は肺がんのリスクを高めます。今タバコを吸っている方は、なるべく早めに禁煙するようにしましょう。現在吸っていない方は、喫煙を開始しないようにしましょう。
禁煙が自分自身の意思だけでは難しい場合、禁煙外来などで専門医に相談することも有効です。

アスベストなどに曝露する仕事をしていた

以前は、ビルなどの建築工事で、保温断熱目的でアスベストを吹き付ける作業が行われていました。また、保温材や断熱材として使用されていましたが、現在では、製造ならびに使用は禁止されています。アスベストに曝露するような仕事をしていた場合には、アスベスト肺や肺がん、悪性中皮腫などが発生するリスクが高まります。もしご不安な場合には、お近くの労災病院などの専門医療機関に相談するようにしましょう。

肺結核の既往がある

肺結核は、結核菌という細菌が原因となる病気です。呼吸器内科で治療が行われます。
肺結核と診断されてから、診断後2年以内に肺がんにかかるリスクが約5.0倍に増加するという報告もあります。さらに、その後も約1.5倍から3.3倍、肺がんになるリスクが高まったままになるとも報告されています。
もし肺結核と診断された場合は、長期間にわたる投薬治療、定期的な診察が必要となるケースが多いと考えられます。きちんと医療機関でのケアを受けることで、肺結核の状態はもちろん、ほかの病気についても早期発見することが可能となるでしょう。

「線香の煙と肺がん」についてよくある質問

ここまで線香の煙と肺がんについて紹介しました。ここでは「線香の煙と肺がん」についてよくある質問に、メディカルドック監修医がお答えします。

線香の煙は発がん性物質なのでしょうか?

羽田 裕司羽田 裕司 医師

今回の記事では、線香やお香がもたらす健康リスクについて解説しました。線香やお香の煙は、仏壇に供えたり、香りを楽しんだりする目的で使用することも多いでしょう。
しかし、換気の悪い場所で長時間吸い続けると、肺、あるいは心臓や脳などへの悪影響を及ぼす可能性があります。特に、呼吸器系の疾患がもともとある方や、喫煙者などでは注意が必要といえるでしょう。
肺がんは、早期の段階では症状が出にくいことも多い疾患です。定期的な健康診断を受け、異常が指摘されたり気になる症状があったりする場合には早めに医療機関を受診するようにしましょう。

編集部まとめ

今回の記事では、肺がんに伴う咳の特徴について解説しました。咳は肺がん以外の呼吸器や循環器の病気に伴っても現れ、何らかの病気のサインとなっていることもあります。2週間以上経っても治らない咳がある場合には、医療機関を受診するようにしてください。

「肺がん」と関連する病気

「肺がん」と関連する病気は6個ほどあります。
各病気の症状・原因・治療方法など詳細はリンクからメディカルドックの解説記事をご覧ください。

呼吸器科の病気

肺がんと関連する病気には、これらのようなものがあります。咳や痰などの症状が続く場合には、医療機関を受診しましょう。

「肺がん」と関連する症状

「肺がん」と関連している、似ている症状は10個ほどあります。
各症状・原因・治療方法などについての詳細はリンクからメディカルドックの解説記事をご覧ください。

関連する症状

  • 血が混じる咳
  • 胸、背中、肩の痛み
  • 突然起こる息切れ
  • 声枯れまたは喘鳴
  • 飲み込みにくくなる、または飲み込むときに痛みがある
  • ばち状指(指先が丸く平たく変形すること)
  • 原因不明の体重減少
  • 疲労感や脱力感
  • 食欲不振

肺がんと関連する症状には、上記のようなものがあります。呼吸器の症状以外にも、体の他に症状が現れることがあります。気になる症状がある場合には、医療機関を受診しましょう。

この記事の監修医師

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