「黒烏龍茶」で太りにくくなる理由はご存じですか? 脂肪の吸収を抑える効果を解説!
〇〇〇〇〇〇は■■■■■■■■なことをご存じですか? 今回は、△△△△△△について「管理栄養士」の梶谷さんに解説していただきました。
監修管理栄養士:
梶谷 彩香(管理栄養士)
編集部
そもそも脂肪はどうして体に蓄積するのですか?
梶谷さん
私達が普段食べる食材の中には、脂質という体を作るエネルギー源になる栄養素が含まれています。ヘルシーな食材にも脂質は含まれていますが、脂っこい料理の中にはより多くの脂質が含まれています。私達が食べた食材は体内で吸収され体をつくる事や、生きていくためのエネルギー源として利用されます。しかし、たくさん食べすぎるとそれらの役割に使われずに脂肪として体に蓄積されていきます。この脂肪が過剰に蓄積された状態を肥満といいます。
編集部
黒烏龍茶を飲むと脂肪の吸収を抑えてくれるって本当ですか?
梶谷さん
はい。黒烏龍茶に含まれているウーロン茶重合ポリフェノールという物質が脂肪の吸収を抑えてくれます。詳しく説明すると、脂肪はリパーゼという消化酵素によって分解され、小腸で吸収されます。ウーロン茶重合ポリフェノールはリパーゼの働きを阻害してくれるため脂肪の吸収を抑えられ、吸収されなかった脂肪が体外に排出されるのです。
編集部
ほかの食品に含まれているポリフェノールにも同じ効果があるのですか?
梶谷さん
ポリフェノールはほとんどの植物に含まれる成分でたくさんの種類があります。アントシアニン、カテキン、イソフラボンもポリフェノールの一種ですね。個々の成分によって機能は異なるため、ポリフェノールが多く含まれているからといってウーロン茶重合ポリフェノールと同じ様に脂肪の吸収を抑えてくれるわけではありません。
※この記事はMedical DOCにて【黒烏龍茶を飲むと脂肪の吸収を抑えられるって本当なの? 成分や効果について教えて!】と題して公開した記事を再編集して配信しており、内容はその取材時のものです。