慢性中耳炎の症状や原因、治療方法とは?

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慢性中耳炎とは
中耳腔に慢性的な炎症状態があるため、細菌感染を起こしやすく持続性・反復性の耳漏が生じる状態です。また鼓膜や耳小骨に異常があるため、聞こえが悪くなります。慢性中耳炎は、鼓膜の状態によって鼓膜に穿孔のある「慢性単純性中耳炎」と鼓膜が中耳腔の壁にくっついてしまっている「癒着性中耳炎」の2つに大別されます。
引用:河野耳鼻咽喉科 https://www.kawano-ent.com/chronic/
ドクターの解説慢性中耳炎の症状
慢性中耳炎は耳漏を繰り返します。伝音性難聴に加えて、感音性難聴も混在していることが多く、混合性難聴を示します。炎症が増悪すると、めまいや耳鳴り、頭痛、まれに顔面神経麻痺なども起こることがあります。
引用:細田耳鼻科 http://www.hosoda-cl.com/耳の病気・治療/慢性中耳炎/#diagnosis-h2-02
ドクターの解説慢性中耳炎の原因
幼児期の急性中耳炎の治療が不十分な場合など、中耳に慢性的細菌感染が持続することがあります。鼓膜の穿孔に加えて長期間の炎症により、耳小骨や中耳にも障害が及んだものを慢性中耳炎といいます。
引用:細田耳鼻科 http://www.hosoda-cl.com/耳の病気・治療/慢性中耳炎/#diagnosis-h2-01
慢性中耳炎の検査法
膿や皮膚のような物質が鼓膜の穴やくぼみにたまり、頻繁に耳から出てくる場合は、慢性中耳炎と診断されます。感染症を引き起こしている細菌を特定するために、医師は耳だれのサンプルを採取します。 真珠腫が疑われる場合は、CT検査やMRI検査が行われることがあります。
引用:MSDマニュアル家庭版 https://www.msdmanuals.com/ja-jp/ホーム/19-耳、鼻、のどの病気/中耳の病気/慢性中耳炎
ドクターの解説慢性中耳炎の治療方法
慢性中耳炎が再燃したときには、抗菌薬の点耳薬が処方されます。再燃がひどい場合は、抗菌薬の内服薬も出されます。鼓膜に穴があいている場合は、耳に水が入らないようにする必要があります。 通常、鼓膜の穴は鼓室形成術と呼ばれる手術で修復が可能です。耳小骨が損傷している場合は、同時に修復します。真珠腫は手術で切除する必要があります。切除しないと深刻な合併症が生じることがあります。
引用:MSDマニュアル家庭版 https://www.msdmanuals.com/ja-jp/ホーム/19-耳、鼻、のどの病気/中耳の病気/慢性中耳炎
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