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プラズマ滅菌機とは

 更新日:2023/03/27

プラズマ滅菌機とは

プラズマ滅菌機とは、歯科などで用いられる滅菌機の一種です。過酸化水素とプラズマ発生装置によって滅菌を行います。歯科では高圧蒸気滅菌が多く使用されますが、錆びやすい器具や熱がかけられないものに対してはプラズマ滅菌機を使用することが多いです。滅菌システムを徹底している歯科クリニックでは、使用後の器具を手洗いし、超音波洗浄器、EO水、洗剤で洗浄、滅菌用パックの耐熱シートに入れてヒートパック、その後に滅菌機に入れるという流れが一般的です。器具の徹底した滅菌は院内感染予防において欠かせない作業です。

メリット

・熱に弱い、錆びやすい器具に使用できる
・過酸化水素は残留性がなく人や環境に優しい
・滅菌直後から使用できる
・処理時間が短い

デメリット/副作用

機器としてのデメリットは特にありません。

治療期間

プラズマ滅菌機は、最短20分程度と短時間で滅菌が完了します。低温処理のため滅菌直後から使用が可能です。

費用相場

プラズマ滅菌機は院内設備として取り入れられているため、患者さんの治療費などには影響しません。

注意点

治療期間や費用は治療内容などによって大きく異なる場合があります。

この記事の監修歯科医師