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電解水生成装置とは

 更新日:2023/03/27

電解水生成装置とは

電解水生成装置とは、水に少量の食塩を加えて電気分解し、酸性電解水とアルカリ性電解水の2種類を生成する装置です。酸性電解水は、除菌や殺菌効果に優れ、アルカリ性電解水は、脂やタンパク質汚れの洗浄に向いています。2種類の電解水の特性を生かし、歯科以外の分野でも活躍している機械です。
歯科医院向けの商品は、強酸性電解水と強アルカリ性電解水を生成します。強酸性電解水はウィルスに対する効果も高く、肝炎などの感染防止も期待できます。歯周病菌に対する効果もあるため、歯周病治療に利用されることもあります。電解水の成分は水と食塩なので高い殺菌効果、洗浄効果をもちながら、人にも環境にも優しくなっています。

メリット

・成分が水と食塩なので、人と環境に優しい
・殺菌能力が高く、ウィルスへの効果も期待できる
・電解水の濃度にもよるが歯周病治療の効果がある

デメリット/副作用

・水が使えない場所には使用できない
・変色する可能性があるためアルミ製品には使用できない

治療期間

メーカーによって異なりますが、5~15分程度で電解水ができます。

費用相場

患者さんへの費用負担はありません。

注意点

治療期間や費用は、医療機関や治療内容などによって大きく異なる場合があります。

この記事の監修歯科医師