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マウスピース型矯正(インビザライン)の見た目は目立ちにくい?効果・注意点・費用について解説

 更新日:2023/12/08
マウスピース型矯正(インビザライン)の見た目は目立ちにくい?

歯並びを整えるために歯列矯正を検討している方の中には、できるだけ見た目が目立ちにくい治療方法が良いと考えている方もいるでしょう。

マウスピース型矯正の一つであるインビザライン(※)は見た目が目立ちにくい矯正方法だといわれています。

しかし、本当にマウスピース型矯正インビザライン)の見た目は目立ちにくいのでしょうか。本記事では、マウスピース型矯正インビザライン)の見た目についてや、効果、注意点、費用などについても解説します。

(※) 未承認医薬品等であるため医薬品副作用被害救済制度の対象とはならない可能性があります。

藤間 聖司

監修歯科医師
藤間 聖司(富士見台駅前歯科・矯正歯科)

プロフィールをもっと見る
昭和大学歯学部歯学科卒業。その後、都内歯科医院の院長を務める。2021年、東京都練馬区に「富士見台駅前歯科・矯正歯科」を開院。「患者さまを大切にする治療」をモットーに掲げ、家族みんなで通うことができて「また来たい」と思える歯科医院を目指している。矯正歯科や精密根管治療、口腔外科、審美歯科などの多岐にわたる診療をおこなう。

マウスピース型矯正は見た目が目立ちにくいのは本当?

マウスピース型矯正は見た目が目立ちにくいのは本当?
マウスピース型矯正は、透明なマウスピースを装着するため周りから見えにくいのが特徴です。また、必要に応じて自分で取り外すことが可能です。

マウスピース矯正は、治療を受ける人の石膏模型やデジタルデータを技工所に送り、そのデータをもとにマウスピースを作製します。そして、歯の移動に合わせて数種類のマウスピースを順番に使用して少しずつ歯を動かしていき歯並びを整えていく治療方法です。

マウスピース型矯正で得られる効果

マウスピース型矯正で得られる効果
マウスピース型矯正では、次のような効果が期待できます。

  • 矯正がわかりにくく審美性の高い治療ができる
  • 食事の際に取り外しができる
  • 口腔トラブルが起きにくく治療しやすい
  • 金属アレルギーの心配がいらない

それぞれの効果について詳しく解説します。

矯正がわかりにくく審美性の高い治療ができる

1つ目の効果は、矯正をしていることがわかりにくく、審美性の高い治療ができることです。他の矯正方法の場合は、矯正装置が見えるため矯正治療をしていることが周りにわかりやすいです。
一方、マウスピース型矯正では、透明なプラスチック製の目立ちにくい矯正装置を使用します。そのため、装着していることを周りから気付かれにくい状態で治療を行えます。また、歯にぴったりフィットしているため、違和感が少なく、話すときや笑うときも自然です。
審美性にこだわる方や、職場や学校などで人前に出る機会が多い人におすすめの治療方法です。

食事の際に取り外しができる

2つ目の効果は、食事の際に矯正装置の取り外しができることです。他の矯正方法の場合は、1回矯正装置を取り付けたら自分では取り外せないことが多いです。そのため、食事の際に食べ物が矯正装置に挟まる場合があります。
一方、マウスピース型矯正では、取り外しが可能な矯正装置を使用します。そのため、食事の際にも食べ物が挟まったり、歯垢が溜まったりする心配もありません。また、好きなものを食べられるため、食事の楽しみが損なわれることもないでしょう。

口腔トラブルが起きにくく治療しやすい

3つ目の効果は、マウスピース型矯正は口腔トラブルが起きにくく、治療しやすいことです。他の矯正と違いお口の中で金属や硬い部分が当たらないため、口内炎や歯茎の炎症などのトラブルが起きにくいといえます。
また、定期的に新しいマウスピースに交換することで治療が進められるため、調整やメンテナンスが簡単な点もメリットです。

金属アレルギーの心配がいらない

4つ目の効果は、金属アレルギーの心配がいらない点です。金属アレルギーがある人が金属製の矯正装置を使用すると、発疹やかゆみなどの症状を引き起こす可能性があります。
しかし、マウスピースはプラスチック製のため、金属アレルギーがある方でも問題がありません。

マウスピース型矯正の『インビザライン』とは?

マウスピース型矯正の『インビザライン』とは?
インビザラインは数多いマウスピース型矯正装置の中でも、世界中で多くの方が利用しているメーカーブランドです。ここでは、インビザラインについて詳しく解説します。

インビザラインのメリット

インビザラインは、透明で目立ちにくい装置を使用するため、装着していることを周りの人からほとんど気付かれずに矯正できることがメリットです。また、自分で装置を取り外せるため、食事や歯磨きがしやすいというメリットもあります。
さらに、歯の型取りが1回で済むことから通院回数も少なくなること、矯正装置は透明なプラスチック製のため金属アレルギーの方でも適用可能などのメリットもあります。

インビザラインのデメリット

インビザラインのデメリットとして、マウスピースを自分で管理しなくてはならない点が挙げられます。
固定されている矯正装置の場合は、自分で管理する必要はありません。しかし、マウスピースは食事や歯磨きで取り外したときに紛失しないよう注意する必要があります。
また、インビザラインでは1日に長時間装着する必要がある点もデメリットです。一般的には1日に20~22時間以上装着する必要があります。

インビザラインの費用

インビザラインの費用は自費診療となります。基本的には保険が適用されないため、全額自己負担となり高額になる傾向があります。
インビザラインの費用は歯科医院や症例によって異なりますが、平均すると約50~100万円(税込)程度です。

インビザラインの光学スキャナー『iTero』

iTeroはインビザラインのために開発された3D光学スキャンシステムです。お口の中の状態を3Dでスキャンして精密な歯型を再現できるため、従来行われていたお口の中に粘土のような材料を使っての型取りが不要になりました。
従来の型取りでは気持ちが悪くなったり、苦しくなったりする場合がありましたが、iTeroは数分間非接触で機械を移動させながらスキャンするため快適です。

マウスピース型矯正『インビザライン』の注意点は?

マウスピース型矯正(インビザライン)の注意点は?
メリットや効果が得られるマウスピース型矯正インビザライン)ですが、治療を受けるにあたっては、いくつか注意点(デメリット)もあります。具体的には、次の点です。

  • 自己管理の徹底が大事
  • 症例によっては適用が難しい
  • 決められた装着時間を守る
  • 着用中に食事はできない

それぞれの注意点について詳しく解説します。

自己管理の徹底が大事

1つ目の注意点は、自己管理の徹底が大事なことです。
マウスピース型矯正インビザライン)では、自分でマウスピースを交換したり、装着時間を管理したりすることが求められます。歯科医院での診察は月1回程度なので、自己管理が徹底していないと矯正効果が低下したり、治療期間が延びたりする場合があるでしょう。また、マウスピースを紛失したり、破損したりすると新しいものを作るために時間と費用もかかります。

症例によっては適用が難しい

2つ目の注意点は、症例によっては適用が難しいことです。
マウスピース型矯正インビザライン)では、歯の移動量や方向によっては適用が難しい場合があります。具体的には、歯の重なりが大きい場合や、奥歯の噛み合わせが悪い場合などです。
そうした場合には、他の矯正方法を併用したり、別の治療方法を検討したりする必要があります。まずは歯科医師に相談して、自分の歯の状態を確認しましょう。

決められた装着時間を守る

3つ目の注意点は、マウスピースの決められた装着時間を守ることです。
マウスピース型矯正インビザライン)では、1日に20時間以上装着することが推奨されています。もし装着時間が短いと歯の移動速度が遅くなったり、移動方向が変わってしまう可能性があります。
また、マウスピースを長時間外していると、歯が元の位置に戻ろうとする力も働きます。マウスピースを外すのは食事や歯磨きのときだけにしまして、装着時間を守るようにしましょう。

着用中に食事はできない

最後の注意点は、マウスピースの着用中は食事ができないことです。
食事中にマウスピースを装着していると、食べ物や飲み物の色素や酸がマウスピースに付着して汚れたり、変色したりする可能性があります。また、噛む力によってマウスピースが変形したり、割れたりする場合もあります。そのため、食事中はマウスピースを外して装着まえに口をすすぎましょう。

マウスピース型矯正をお考えの方は富士見台駅前歯科・矯正歯科へ

富士見台駅前歯科・矯正歯科院内
東京都練馬区周辺でマウスピース型矯正インビザライン)を検討している方は、富士見台駅前歯科・矯正歯科へ相談してみてください。

富士見台駅前歯科・矯正歯科は東京都練馬区貫井にあり、西武池袋線 「富士見台駅」 から徒歩1分の場所に位置しています。そのため、駅からアクセスしやすく、仕事帰りにも立ち寄りやすいです。

富士見台駅前歯科・矯正歯科のマウスピース型矯正の特徴やおすすめポイントをご紹介します。

インビザラインGOに関する専門的な研修を修了したドクターが在籍

富士見台駅前歯科・矯正歯科院長
インビザラインGOは、前歯の隙間や少し歪んだ歯並びなど、1本~数本の歯を整えるための治療法です。インビザライン矯正治療を行うには、専門の知識や技術が必要となります。富士見台駅前歯科・矯正歯科には、インビザラインGOに関する専門的な研修を修了したドクターが在籍しています。

また、マウスピース型矯正は、お口の状態によっては適応できない場合もあります。もし、インビザラインが適用でない場合でも、富士見台駅前歯科・矯正歯科では他の矯正治療方法に対応しているため、まずは無料カウンセリングで相談してみましょう。

先進的な設備『iTero』を導入

富士見台駅前歯科・矯正歯科では、先進的な矯正システムであるiTeroを導入しており、矯正の初診相談とシミュレーションが行えます(※矯正治療シミュレーションは18歳以上の方が対象)。

iTeroはインビザライン矯正を行うために開発された光学スキャナーで、上下の歯型採取が約5分で終了します。歯型取りの際の負担を軽減できることがメリットです。

また、スキャンした画像をモニターで映し出し、治療シミュレーションを行いながら治療後の歯並びを確認できます。

痛みが少ない治療で治療から予防まで長くサポート

富士見台駅前歯科・矯正歯科は痛みが少ない治療で、治療から予防まで長くサポートしている歯科医院です。

痛みの少ない治療を心がけており、表面麻酔・電動麻酔・極細の針を使用するなど工夫をしているため、痛みが苦手な方におすすめです。

また矯正歯科だけでなく、さまざまなお口のトラブルや悩みに対応しており、症状や希望に合わせたプランを提案しています。矯正治療中の予防だけでなく、矯正歯科終了後の予防まで末永く対応している歯科医院です。

矯正歯科のみの医院では、むし歯治療や予防のために別の歯科医院に通う必要がありますが、こちらの歯科医院ではトータルで治療ができます。

富士見台駅前歯科・矯正歯科の基本情報

アクセス・住所・診療時間・費用・治療回数・治療期間

西武池袋線富士見台駅から徒歩1分

東京都練馬区貫井3-10-8 山善大野ビル3F

診療時間
09:00-13:00
14:00-18:00

[休診日]水曜・隔週日曜 ・祝日
※受付時間は各診療時間の30分前です。

【費用(税込)】
 ● インビザライン 1,100,000円
  ※診断料・調整料が別途かかります
 ● インビザラインGo(マウスピース型矯正)
  保定装置・調整料込み 495,000円
【治療回数】
 ● インビザライン 24〜36回
 ● インビザラインGo 3~10回
【治療期間】
 ● インビザライン 2〜3年
 ● インビザラインGo 1〜6ヶ月

この記事の監修歯科医師