FOLLOW US

目次 -INDEX-

  1. Medical DOCTOP
  2. 歯科TOP
  3. 矯正歯科TOP
  4. 矯正歯科コンテンツ
  5. 歯列矯正の「kawaii矯正®」とは?特徴やメリット・デメリット、治療の流れを解説

歯列矯正の「kawaii矯正®」とは?特徴やメリット・デメリット、治療の流れを解説

 公開日:2024/08/31
kawaii矯正®とは?

歯並びが悪いと、笑顔を見せることに抵抗を感じてしまう方もいるでしょう。しかし、歯列矯正装置の見た目から治療に踏み切れない方もいるのではないでしょうか。

そこで注目されているのが「kawaii矯正®」です。これは、歯列矯正治療を楽しみながら行いたいと考えている方におすすめの治療法です。

この記事では、kawaii矯正®の特徴やメリット・デメリットを解説します。治療の流れもまとめているため、治療を検討する際の参考にしてください。

小林 聡美

監修歯科医師
小林 聡美(K Braces矯正歯科 原宿駅前)

プロフィールをもっと見る
【略歴】
北海道医療大学 卒業
Tweed Foundation Pre-Tucson Couse 修了
Aesthetic Prosthodontic Preparation Practice Course 修了
Invisalign Training Course 修了
CLEARii Invisalign Methodology Course 修了
Dental Health Association Prosthodontics Course 修了
平成26年 都内矯正専門クリニック 院長就任
平成28年 医療法人社団デジタルデンティストリー 入職
平成29年 カリフォルニア州立大学ロサンゼルス校 Academy of Orofacial Myofunctional Therapy 修了
平成30年9月 K Braces矯正歯科 原宿駅前 院長就任

【所属学会】
日本成人矯正歯科学会 認定医
日本矯正歯科学会
日本舌側矯正歯科学会
日本審美歯科学会
日本レーザー歯学会
日本歯周病学会

kawaii矯正®とは?

kawaii矯正®とは?
kawaii矯正®(※1)とは、アメリカ発の歯列矯正器具のひとつです。
矯正器具といえばシルバーのワイヤーを使ったものが一般的で、その見た目が嫌だと感じて歯列矯正自体をためらう患者さんも少なくありません。
そこで、デザイン性を持たせた矯正器具を用いることにより、周囲に見られる恥ずかしさを軽減させる目的でkawaii矯正®が生まれました。
歯列矯正の治療期間は1~3年程度かかるため、長い治療期間中も患者さんが楽しんで前向きに治療を行えるように考えられた治療法です。

kawaii®矯正

(※1)未承認医薬品等であるため医薬品副作用被害救済制度の対象とはならない可能性があります。

kawaii矯正®の特徴

kawaii矯正®の特徴
kawaii矯正®は、一般的な歯列矯正とは大きく異なる特徴を持っています。どのような点が異なっているのか、2つの特徴を取り上げて解説します。

さまざまなKawaii矯正アイテム

kawaii矯正®で使用されるアイテムは、斬新かつカラフルで、見ても使っても楽しめる点が特徴です。
歯列矯正をしていると、歯の自然な色とは異なる矯正器具の存在に目が行ってしまいやすいです。そのため、多感な思春期のお子さんや審美性が気になる大人の方は、歯列矯正にネガティブなイメージを持っている方もいるでしょう。しかし、kawaii矯正®の矯正器具には星・ハート・キャラクターなどのモチーフが使われていて、とてもユニークです。歯列矯正をしていることよりも可愛さや面白さが注目されやすいため、明るい雰囲気を演出してくれるでしょう。さらに歯ブラシ・歯間ブラシのようなグッズも同じくカラフルで、歯磨きを行うときの気分も上げてくれます。

kawaii®矯正 モジュール一覧

治療中もオシャレに可愛く楽しめる

歯列矯正治療を行っている間は、オシャレに気を遣っていても矯正器具が気になって気持ちが沈んでしまう患者さんもいます。
しかし、kawaii矯正®では、ファッションとして楽しめる華やかで可愛いアイテムが満載です。さらにkawaii矯正®は、患者さんごとの好みに応じて装置自体を設計するオーダーメイドの治療となっています。ヘアカラーやメイクと同様に、自分らしさを作るオシャレアイテムとして歯列矯正を楽しめるでしょう。

kawaii®矯正

kawaii矯正®のメリット・デメリット

kawaii矯正®のメリット・デメリット
kawaii矯正®には多くのメリットがありますが、デメリットもあります。以下に挙げるメリット・デメリットからご自分に合う治療法かどうかを検討してみてください。

メリット:笑顔に自信が持てて前向きになれる

歯並びの悪さが原因で、心から笑えないと感じている方もいるでしょう。kawaii矯正®は通常の歯列矯正と同じ効果が期待できるため、歯並びを整えることができます。口元に自信がなかった方も、笑顔に自信を持てるようになるのではないでしょうか。
また、自分が気に入った矯正装置を使うため、治療中も矯正装置を見られる恥ずかしさが軽減されます。
笑顔に自信が持てると笑顔になる回数が増え、自然と気分や性格が明るくなるでしょう。明るい笑顔は周囲の人の気分まで明るくし、幸せな気持ちにするエネルギーを持っています。よい人間関係の構築にも一役買ってくれるはずです。

メリット:発音がクリアになる

歯並びは、滑舌や発音と密接に関係しています。人は喉の声帯を震わせて空気を振動させることで声を出すため、歯並びや顎の位置などの口腔周辺の形状が影響を与えて滑舌が悪くなったり発声が不明瞭になったりすることがあります。また、歯の間に隙間があると空気が漏れて正確に発音できない場合があります。
kawaii矯正®により歯並びが整うと発音・発声がクリアになり、滑舌もよくなることが期待できます。

メリット:むし歯・歯周病予防で歯の寿命が延びる

歯並びが悪いために生じる大きな問題は、むし歯や歯周病をはじめとする口腔トラブルが起こりやすい点です。細菌が食べかすに含まれる糖分を餌にして酸を出し、歯を溶かしてむし歯を引き起こします。歯周病も、細菌による感染で歯を支える歯肉や歯槽骨に炎症を起こす疾患です。どちらも汚れが放置されて生成された歯垢(プラーク)が原因ですが、歯垢は本来歯磨きによって除去できます。しかし歯並びが悪いと歯磨きがしにくく、細菌の餌となる汚れや食べかすが取り切れずに放置されてしまいます。歯垢が固まって歯石になると歯磨きでは取れなくなり、余計にむし歯や歯周病が起こりやすくなるでしょう。
口腔トラブルが頻発する方も、kawaii矯正®を行えば歯磨きがしやすい歯並びになり、セルフケアで口腔トラブルを避けやすくなります。むし歯や歯周病を予防すると歯の寿命が延びるため、お口の健康を長く保てるでしょう。

メリット:食事が楽しくなる

食事を楽しむには歯の健康が重要です。自分の歯全体でしっかり噛んで食べられることで、食事をおいしく感じられます。一方で歯並びが悪いと噛み合わせが悪くなり、噛みにくさを感じる方も少なくないでしょう。また、一部の歯に過剰に負担がかかってしまう場合もあり、やがて歯が耐えきれずに欠けたり折れたりしてしまう恐れがあります。
今の歯並びで噛むことに慣れていて食事に困っていなくても、kawaii矯正®を行って歯並びを整えることで噛み合わせが良くなり、しっかり噛めるようになるそうです。さらに、よく噛んで食べると胃腸への負担が軽減されるため、特に成長期のお子さんの栄養摂取改善が期待できます。

kawaii®矯正

kawaii矯正®のデメリット

kawaii矯正®のデメリットは、自費診療となり全額自己負担になるケースが多い点です。治療を受ける歯科医院によって費用に幅はあるものの、600,000〜1,000,000円(税込)程度かかるでしょう。
経済的な負担の大きさは、よく考慮することが重要です。また、kawaii矯正®は導入されている歯科医院が少ない点もデメリットとなります。地域によっては近所で受けられず、長距離の通院を負担に感じる可能性もあるでしょう。

kawaii矯正®の治療の流れ

kawaii矯正®の治療の流れ
ここでは、4つのステップに分けてkawaii矯正®の治療の流れを解説します。

カウンセリング

kawaii矯正®で重要なのは、治療前のカウンセリングです。患者さんごとに適切な治療を提案するために、口腔内の状態をチェックしながら患者さんの悩みをヒアリングします。口腔内スキャンやレントゲンなどの精密検査を行い、より詳細な口腔内データを取得します。歯並びは歯そのものの問題だけでなく、歯が生え出るスペースの不足や噛み合わせの悪さが原因になっている可能性もあります。そのため、精密検査で歯列から骨格までを確認し診断を行います。

治療計画・費用などの説明

カウンセリングと精密検査を行った後は、得た情報をもとに治療計画を立てます。患者さんの希望と合致する治療内容を、歯科医師が検討していきます。
kawaii矯正®では、患者さんが楽しみながら治療を進めることを重視し、複数の治療オプションを提案してくれる歯科医院もあるでしょう。また治療計画と合わせて、それぞれの治療にかかる費用や治療期間などを説明します。ご自身が納得して受けられる治療計画を選択するようにしましょう。

治療

歯列矯正に入る前の準備として、むし歯や歯周病がある場合には治療を行って口腔状態を整えます。その後、矯正装置を装着し、一定期間が経過して歯並びが変化してきたら再び精密検査を行い患者さんそれぞれの状態に合わせて矯正装置を調整しながら治療を進めていきます。
矯正装置を外すと歯はもとの状態に戻ろうとするため、保定装置を装着して経過観察を行い、歯並びが安定すると治療は完了です。

歯磨きや口腔内クリーニングの指導

矯正装置を装着していると、歯ブラシがワイヤーに引っかかったりブラケット部分に汚れが溜まったりして、歯磨きが難しくなります。磨き残しを気付かないまま放置した場合、むし歯や歯周病になるリスクが高いです。そのため、治療中も患者さんが自分で十分に歯磨きを行えるように、歯磨き指導が取り入れられます。自分にとって磨きにくい箇所や歯磨きの癖を理解するのにも役立つでしょう。また適宜口腔内クリーニングを行うことにより、歯磨きだけでは取り切れない汚れを除去できます。

kawaii矯正®ならK Braces矯正歯科 原宿駅前にご相談を

K Braces矯正歯科 原宿駅前 院内
kawaii矯正®の治療を検討中なら、東京都渋谷区の原宿駅前にあるK Braces矯正歯科 原宿駅前を受診してみてはいかがでしょうか。

日本成人矯正歯科学会 認定医や日本矯正歯科学会 認定医・指導医が在籍し、患者さんに合った治療方法を提案してくれるクリニックです。以下にK Braces矯正歯科 原宿駅前の特徴を紹介します。

先進的な設備を早期から導入している矯正専門クリニック

K Braces矯正歯科 原宿駅前は、先進的な医療機器であるiTero(口腔内3Dスキャナー)を早期から導入している歯列矯正専門クリニックです。

iTeroは、光を照射するスキャニングで直接口腔内を測定し、歯の形状・歯並び・噛み合わせなどのデータを記録できます。わずか1分程度でより精密にスキャンでき、スピーディーかつ的確なデータ収集を実現します。歯の型取りで使用する印象材が不要なため、型取りに不安がある方にもおすすめです。

矯正期間中を楽しみながら治療できるさまざまな工夫

kawaii矯正®アイテム
K Braces矯正歯科 原宿駅前では、治療期間も楽しめるさまざまな工夫が施されています。

そのひとつが、独自に備えた3Dデジタル矯正システムです。3Dデジタル設備を完備しており、正確な診断と治療計画で治療期間の短縮を図っています。このデジタル矯正システムによって、kawaii矯正®や他のマウスピース型矯正など、さまざまな治療方法に対応できるといいます。

また、歯科用CTと診断ソフトウェアを用いて得た三次元データをもとに仮想患者モデルを作成して、丁寧に治療のシミュレーションを行っているそうです。3Dモデルをもとにカスタムワイヤーを設計しロボット技術で製作することにより、高いクオリティの治療を提供しています。

モニターを通じて患者さんにもこれらの情報を共有しながら治療計画を検討するため、歯科医師と患者さんの間で信頼関係が築きやすくなっています。

他にも、クリニックは原宿にあるため仕事帰りやショッピングのついでに楽しく通える環境であったり、ファッションとして楽しめるさまざまなkawaii矯正®アイテムを取り揃えています。

Kawaii院内で楽しく歯列矯正治療

kawaii院内
K Braces矯正歯科 原宿駅前の院内は、kawaii矯正®のアイテムと合わせたカラフルなKawaiiデザインです。そのため、治療中も楽しい気分で過ごせるでしょう。

壁や天井は黒を基調としているため、カラフルだけれどもスタイリッシュで落ち着いた雰囲気もあります。院内から原宿エリアを一望できる景観も魅力的です。

kawaii矯正®は、患者さん自身が治療法や矯正装置を選んで、矯正治療を楽しむオーダーメイドの矯正治療です。矯正装置の見た目が気になり矯正治療に踏み出せなかった方は、kawaii矯正®の治療が自分に合うかを知るためにもK Braces矯正歯科 原宿駅前に一度相談してみてはいかがでしょうか。

K Braces矯正歯科 原宿駅前の基本情報

アクセス・住所・診療時間・費用・治療回数・治療期間

JR山手線 原宿駅より徒歩1分
千代田線・副都心線 明治神宮前駅より徒歩1分

東京都渋谷区神宮前1-14-24 原宿TWビル5階

診療時間
12:00~15:00
15:45~20:00

★:10:00~16:00
祝日:不定休

【費用(税込)】
初診相談料:無料
検査料:55,000円
調整料・処置料(治療中) :無料(定額制のため)
保定装置(リテーナー) :無料
上下裏側矯正:1,210,000円
ハーフリンガル矯正:1,100,000円
上下表側矯正:990,000円
マウスピース型矯正:1,100,000円
部分矯正(表側):605,000円
部分矯正(裏側):715,000円

【治療回数】4~6週間に1回
【治療期間】1〜3年程度

この記事の監修歯科医師