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ブリッジの寿命はどのくらい?ブリッジの特徴やインプラント治療のメリットについて解説

 更新日:2023/12/06
ブリッジ 寿命

ブリッジは失った歯を取り戻す治療法です。健康な歯を削る必要があるため敬遠されることも多い治療法ですが、近年は削りすぎない施術も確立され選択する人は少なくありません。

ブリッジは入れ歯インプラントと同様に寿命が存在するため、外れたり・破損したりした場合は再治療が必要です。

今回はブリッジの特徴や、治療後の再治療・寿命について解説します。ブリッジ治療に興味がある方は、ぜひ参考にしてください。

徳田 幸祐

監修歯科医師
徳田 幸祐(シープデンタルクリニック)

プロフィールをもっと見る
・1984年 
 愛知学院大学歯学部卒~ 東京医科歯科大学 第一口腔外科入局
・1989年
 小田原鴨宮にて西湘歯科医院開業
・2016年
 シープデンタルクリニック開業、現在に至る
■趣味
 車(3才の時から車好き!)
■特技
 うどんの早食い
■酒
 飲めず・・・
■家族構成
 最強最愛の妻、子供3人
 かっては、キムタクのドラマ「HERO」に感化され法曹界に憧れていた長女
 かっては、ヤマピーのドラマ 「コードブルー」に感化され医療界に憧れていた次女
 かっては、ポケモンに感化 されポケモンマスターをめざしていた長男
 2匹のロングコートチワワ、名前は 王(ワン) 、玉(タマ)

ブリッジの寿命はどのくらい?

ブリッジの寿命はどのくらい
ここからはブリッジの平均的な寿命や、形の違いによって寿命がどう異なるかを解説します。ブリッジ治療を検討している方は、ぜひ参考にしてください。

平均7年程度

ブリッジの平均寿命は7年程度と考えられています。同じ失った歯の治療法として使われる入れ歯の平均寿命は平均で3~5年、インプラントは15年以上とされています。
メンテナンス・口内環境・全身疾患などで変動しますが、寿命という視点から考えればブリッジは入れ歯インプラントの中間に位置する治療法です。また上記で解説しましたが、使用する素材によって強度・審美性が異なるため、どの部分を何本ブリッジで補うかでも寿命は変動します。

長いブリッジの場合もっと寿命が短い

ブリッジは健康な歯を土台にして失った歯を補う治療法のため、失った歯が隣り合っている場合は1つのブリッジで補えます。ブリッジを長くすると1つのブリッジで複数の歯を補えますが、ブリッジにかかる負担が大きくなるため寿命が短くなるのが欠点です。
ブリッジは前歯の場合は連続して4本・前歯以外なら連続して3本まで治療を受けられます。口内の健康状態や土台となる歯の健康状態が重要となるため、歯科医師に相談して長いブリッジが可能か確認してもらいましょう。

ブリッジの特徴

ブリッジの特徴
ここからはブリッジ治療の特徴について解説します。ブリッジは健康な歯を削る必要があるため、治療を敬遠する方も少なくありません。
しかし適切に使用を行えば入れ歯より長い期間使用でき、保険診療も可能なため、失った歯を補う治療法として有効な手段です。ブリッジのメリット・デメリットをきちんと理解し、治療期間や治療後のメンテナンスを考え、治療候補に加えるかどうかを検討しましょう。

失った歯の両隣の歯に橋を架けるように人工の歯を固定

ブリッジ治療を受けるためには、失った歯の両隣の歯が健康な状態で残っている必要があります。歯が残っている場合でも既にむし歯・歯周病などでダメージがある場合は、治療が行えないこともあるため注意しましょう。
治療の大まかな流れとして、口内の型を取り噛み合わせを記録し、その噛み合わせを維持できるように仮歯を装着します。その後失った歯の両隣を削り、ブリッジを装着できる土台作りを行います。
ブリッジ部分の製作が完了したら実際に装着し、微調整を行って治療は完了です。その後は自宅でのセルフケアだけでなく、定期的に歯科医院へ通院しメンテナンスを受けるようにしましょう。

入れ歯のように外れたり動いたりしない

ブリッジは両隣の歯を削って土台を作り、ブリッジをはめ込む治療法です。取り外しを行わずに済むため、入れ歯のように頻繁に取り外す必要がありません。また、はめた状態でしっかりと固定できるため、食事の際にしっかりと噛み締めることができるのも特徴の1つです。
しかし、取り外さないことはデメリットに繋がります。取り外せないことにより、天然歯と同様に口内ケアをおろそかにすると土台の歯にダメージを与えかねません。その結果、ブリッジが外れる原因になります。
取り外しができるかできないかの違いは、入れ歯・ブリッジのどちらを選択するか決める際に非常に重要です。

治療期間が短くて済む

ブリッジの治療期間は短くすみます。治療は模型を作製してブリッジを装着する流れとなり、ブリッジが完成すれば治療が完了するためです。歯科医院によって治療期間は多少前後しますが、1~2ヶ月の間にブリッジは完成します。外科手術も基本的には必要がないため、身体への負担も軽いです。
医院によってはCAD CAM(キャドカム)マシンと呼ばれるセラミックの歯を作れる機器が採用されており、こちらを使用すると数時間でブリッジの製作が可能です。一方で、寿命の長さ・審美性の高さで選択されることの多いインプラント治療は、歯茎の切開を行う外科治療や人工歯根と骨の結合に時間がかかるため治療に半年程度かかることも珍しくありません。
治療のために必要なスケジュールを想定することも、治療を受ける際の判断基準として重要です。

保険診療も可能

ブリッジは保険診療で治療を受けられます。保険診療の場合、前歯はレジンと呼ばれるプラスチックを使用し、奥歯をはじめとする人目に付かない場所は金属を使用します。保険外診療の場合、セラミックスメタルボンドなどの素材に変更が可能です。
保険診療で使われるレジンは周囲の歯と同様な着色が可能ですが、変色しやすいという欠点が存在します。保険外診療の治療を利用すれば変色のリスクを軽減できるため、審美性を重視する場合は一度歯科医師に相談してみましょう。

両隣の歯を削る必要がある

ブリッジ治療において一番のデメリットは、両隣の歯を削る必要がある点です。どの程度削るかは歯科医師の判断によって異なりますが、平均して3~4割程度削る必要があります。1度削った部分は元には戻らない不可逆的治療となるため、治療の決定は慎重に行いましょう。
以前は歯を削ることで痛みが出たり歯髄炎を起こさないよう、土台となる歯の神経を抜く治療法が多く採用されていました。しかし現在は神経を抜くデメリットを考慮し、抜かずにブリッジを行うのが一般的です。

寿命が長い点を考慮するならインプラントを検討するのもおすすめ

おすすめ
ここまではブリッジ治療のメリット・デメリットについて解説してきました。失った歯を補うための治療法を選択する際、ブリッジよりも平均寿命が長い治療を希望する場合は、インプラントを検討してみましょう。
インプラント治療は平均寿命の長さに加え、審美性・周囲の歯への影響に違いがあります。ここからはインプラント治療のメリットについて解説していきます。治療法を検討する際の参考にしてください。

インプラント治療のメリット

インプラント治療の大きなメリットとして、寿命が長いことが挙げられます。入れ歯の場合は平均3~5年、ブリッジの場合は平均7年です。
一方で、インプラント 10年以上使用している方は約87%と入れ歯・ブリッジと比べ寿命が長いことが統計上でわかっています。また、インプラント治療のメリットは寿命の長さだけではありません。ここからはインプラント治療のメリットをいくつかご紹介します。

残っている歯への影響が少ない

インプラントは、失った歯の部分にチタン製の人工歯根を土台として埋め込み、入れ歯のように上部構造をはめ込みます。入れ歯・ブリッジのように周囲の歯を留め具に使わないため、残っている歯に与える影響が少ない点が特徴です。
歯のメンテナンスは歯磨き方法だけでなく、歯科医院で2〜3ヶ月に1度定期検診を受ける必要があります。 メンテナンスによってインプラントを利用できる期間が大きく変動する ため、定期検診はきちんと受けましょう。

審美性が高い

インプラントに使用する上部構造はセラミックが主流です。セラミックは金属アレルギーの心配がなく、審美性・強度ともに優れています。
セラミックにもいくつか種類があり、より高価な上部構造の素材としてジルコニアが存在します。ジルコニアは人工ダイヤの1種で通常のセラミックより丈夫で、色もセラミックより白く審美性が高いです。以前は白が強すぎて他の歯と比べて浮いてしまうというデメリットがありましたが、現在は自然な色に調整 できます。上部構造の素材を検討する際は、着色ができるか歯科医師に相談してみましょう。

費用の相場は1本につき30万円~60万円(税込)とされています。参考にしてみてください。
※費用は治療の手法や素材によって大きく異なる場合があります。

天然歯のように食べ物をしっかり噛める

入れ歯・ブリッジどちらにも共通するデメリットとして、噛み締める力が天然歯と比べて低い点が挙げられます。入れ歯は3~4割・ブリッジは6割程度の力でしか噛めないため「以前のように食事を楽しめなくなった」と訴える方は少なくありません。
インプラントは土台として人工歯根を埋め込むため、天然歯と比べても噛み締める力はほとんど変わりません。治療後も食事を楽しみたい方は、インプラント治療を検討してみましょう。
さまざまなインプラント治療のメリットを挙げましたが、デメリットもあります。治療期間が長い・費用が高額・外科処置を伴うため感染症のリスクが高まる・抜けたり壊れたりすると修理が難しい場合もあります。

歯の治療が怖いと感じるならシープデンタルクリニックにご相談を

シープデンタルクリニック
歯の治療は「痛みや口の中に機械を入れることが怖い」と感じる人は少なくありません。そういったお悩みをお持ちの方は、シープデンタルクリニックに相談してみましょう。

シープデンタルクリニックは痛みを感じないためにさまざまな工夫を凝らしており、治療も短期間で集中的に行える点も特徴の1つです。

ここからはシープデンタルクリニックはどのような治療を行っているかについて、解説します。歯科医院を探している方は、ぜひ参考にしてください。

歯の治療が苦手な方も眠ったような状態で痛みを抑えた治療が受けられる

シープデンタルクリニック院長
歯の治療中に意識が覚醒した状態だと緊張したり、精神的に動揺したりしてしまう方でも安心して治療できるように、シープデンタルクリニックでは麻酔の使用により通常の睡眠と同じような眠りにつける、痛みを抑えた治療を採用しています。

この治療法は静脈に麻酔薬を混ぜることで、通常の睡眠と同じような眠りにつけます。効果は約90分で、目覚めた後は入院などせずそのまま帰宅が可能です。

大がかりな準備も必要なく、睡眠中に治療が完了しているため精神的負担を取り除いて治療を受けられます。

麻酔を使用し眠りについた状態で数本の歯をまとめて治療することも可能

眠ったような状態は90分前後効いているため、複数本の治療をまとめて行うことも可能です。そうすることで、通院の負担を軽くしている点もシープデンタルクリニックの特徴です。

覚醒状態だと生理的・心理的に嘔吐反射が起きてしまい、不快感を覚える方も珍しくありません。

しかし、通常の睡眠と同じような眠りにつける麻酔を使用した治療の場合は反応が起きても気づかないため、精神的苦痛を取り除きスムーズな治療が可能です。

歯科治療で苦しい思いをしたことがある方は、シープデンタルクリニックにご相談ください。

麻酔専門の医師が麻酔を行う

睡眠無痛治療の麻酔担当は、大学病院で全身麻酔を行っている麻酔専門の医師です。そのため、麻酔が効きにくい・効きすぎるという方も安心して治療を受けられるでしょう。

治療に麻酔を使うことに不安を感じる方は少なくありません。興味はあるけれど不安を抱えている方は、公式ホームページからシープデンタルクリニックにお問い合わせください。

CAD CAMマシンで歯を作ることで1日での治療も可能

ブリッジ・入れ歯は短い期間で治療できるメリットがありますが、それでも1~2ヶ月かかることは珍しくありません。

しかしCADCAMマシンを使用すると、数時間でセラミックの歯の作製が可能です。

治療を受けたその日にブリッジ・入れ歯を付けたい方はCADCAMマシンを採用している歯科医院を受診しましょう。

シープデンタルクリニックはCADCAMマシンを採用しており、1日の治療で歯を作ることが可能となっています(※治療前・治療後に通院が必要になる場合があります)。

シープデンタルクリニックの基本情報

アクセス・住所・診療時間

都営大江戸線「若松河田駅」徒歩0分
副都心線・大江戸線「東新宿駅」徒歩14分

東京都新宿区若松町10-1 日生ビル4階

診療時間
9:30~13:00
14:30~20:00

▲:14:30~19:00
★:14:30~17:00(第1・第3・第5週のみ)

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