失敗しない歯医者の選び方のポイント|自分に合った歯医者さんの見つけ方
公開日:2024/12/26

歯医者に通おうと思っても、「どの歯医者に通えばいいのかわからない」という方もいるのではないでしょうか。 また、すでに通っている歯医者があるものの「かかりつけを変えるべきか迷っている」という方もいるかもしれません。 今回の記事では、しっかりと歯医者を選ぶ重要性と選び方のポイントを解説します。 加えて、歯医者を決めてからよりよい診療を受けるために大事なことも紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

監修歯科医師:
竹内 摂(竹内デンタルオフィス)
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2005年3月 大阪歯科大学 卒業
2009年3月 大阪歯科大学大学院歯学研究科 修了・博士(歯学)取得
2009年4月 大阪歯科大学歯科保存学講座 助教
2019年10月 大阪歯科大学歯科保存学講座 講師
大阪歯科大学附属病院 保存修復科 主任
2022年4月 竹内デンタルオフィス 開院
2009年3月 大阪歯科大学大学院歯学研究科 修了・博士(歯学)取得
2009年4月 大阪歯科大学歯科保存学講座 助教
2019年10月 大阪歯科大学歯科保存学講座 講師
大阪歯科大学附属病院 保存修復科 主任
2022年4月 竹内デンタルオフィス 開院
目次 -INDEX-
なぜ歯医者選びが重要なのか
適切な歯科治療を受けることは、お口の健康だけでなく全身の健康にも関わるため、歯医者をしっかり選ぶことはとても重要です。
まずは、お口の健康が全身の健康にどのような影響を与えるのか、よい歯医者を選ぶとはどのようなことなのか確認していきましょう。
歯の健康と全身の健康の関連性
歯の健康は、お口の中だけにとどまらず、全身の健康とも深く関係しています。 例えば、歯やお口にトラブルが起こって噛む力が低下すると、消化器官に負担がかかるでしょう。また、十分な栄養を吸収しにくくなったり、食事の内容が噛まずに飲み込めるものに偏ったりすることで全身の栄養状態が悪くなることがあります。 さらに、むし歯や歯周病が進行すると、細菌が血液を通じて全身に広がるといわれています。こうして全身に広がった細菌は、糖尿病や心臓疾患のリスクを高めるため注意が必要です。 こうした理由から、お口の健康を守ることは全身の健康を守るためにとても重要になります。適切な歯科治療を受けることの重要性
適切な歯科治療を受けることは、お口の健康だけでなく全身の健康を守るために欠かせません。 歯や歯茎の健康は、食事や会話だけでなく、身体の健康や生活の質にも大きな影響を与えます。 上述したように、むし歯や歯周病が進行すると、糖尿病や心疾患など全身の病気を引き起こすリスクが高まることが知られています。そのため、一人ひとりの患者さんに合わせて適切な治療を提案し、必要な治療や処置を正しく行える歯医者を選ぶことが大切です。 これから紹介する選び方のポイントも参考にしながら、信頼できる歯医者を選ぶことが、長期的な健康維持につながるでしょう。歯医者の選び方のポイント
自分に合った歯医者を見つけたいけれど「どのようなポイントを重視したらよいのだろう」と悩んでいる方は、まず歯医者での説明・設備・診療内容を確認してみましょう。
それぞれの項目の具体的なチェックポイントを解説していきます。
治療への説明をしっかり行ってくれるか
歯科治療では、必要に応じて歯を削ったり抜いたりする場合もあります。また、専門的な治療は治療期間が長くなったり、保険適用外となり高額になることもあるでしょう。 事前に治療内容や治療方法の選択肢、金額なども丁寧に説明してくれる歯医者を選ぶことは大切です。 患者さんにわかりやすい説明を行い、メリットだけでなくデメリットも伝えながら患者さんの選択をサポートできる歯医者は、信頼できる歯医者といえるでしょう。必要な設備や医療機器が導入されているか
正確な診断や治療のためには、X線やCTなどの検査も重要です。進行したむし歯の治療や口腔外科での治療などは、事前に精密な検査が必要になります。 そのため、歯医者にどのような設備があるのかを確認することも歯医者選びのポイントとなります。 院内の設備をWebサイトで紹介している歯医者も多いので、事前に確認しておくとよいでしょう。診療内容は自分に適しているか
一口に歯医者といっても、それぞれ得意とする分野が異なります。 例えば、歯列矯正や予防治療を重視する歯医者や、歯周病治療や根管治療に特化した歯医者もあります。根管治療は、深いむし歯や外傷により歯髄(神経や血管を含む組織)が炎症や感染を起こした際に行われる重要な治療です。この治療により歯を保存できる可能性が高まるため、歯を長く使い続けたい方には専門的な対応ができる歯医者をおすすめします。 また、小さなお子さんや妊娠中の方、持病がある方などは、心身の状況に合った診療を行える歯医者を選ぶことが重要です。 自分に適した歯医者を見つけることで通院が継続しやすくなり、口腔内の健康維持につながるでしょう。専門性や技術力があるか
歯科医師の専門性や技術力も、歯医者を選ぶ際の重要な基準です。 例えば、参加している学会や認定医・指導医資格などを確認すると専門性がわかりやすいでしょう。 認定医・指導医といった資格は各学会が認定を行うもので、それぞれ必要な治療件数や研修が定められています。そのため、こうした認定は高度な知識と経験を持つ歯科医師を探す指標になります。障がいのある方や持病のある方などにおすすめの歯医者
障がいのある方や持病のある方のなかには、歯科治療に不安を感じる方も少なくありません。特に持病がある場合は治療中の全身管理が重要になるため、健康な方以上に慎重な対応が求められます。
障がいのある方や持病のある方が安心感を持って治療を受けられる歯医者にはどのような特徴があるのか見ていきましょう。
個室が完備されていて診療時間を長めに確保してくれる歯医者
障がいのある方や持病のある方の場合、リラックスできる環境で治療を受けることが大切です。個室で診療が行える歯医者であれば、プライバシーが保たれやすく周囲の環境も気になりにくいでしょう。 また、診療時間を長めに確保できる歯医者を選べば「時間までに必要な処置を受け終わらないと」と焦ることなく、患者さんのペースに合わせた診療を受けられます。 個室や予約時間については、歯医者のWebサイトのほか予約時に直接確認することで受診がスムーズにできるでしょう。痛みに配慮して静脈内鎮静法や全身麻酔が可能な歯医者
痛みに敏感な方や恐怖心が強い方、治療中同じ姿勢を保つことが困難な方などは、静脈内鎮静法や全身麻酔下で治療を行う場合があります。これらの方法を使用することで、治療中の不安や痛みを軽減するとともに安全性の高い治療を受けられます。 歯医者により対応できる鎮静剤や麻酔の種類は異なるため、どのような点に不安を感じているか事前に相談して、使用できる麻酔について確認しておくとよいでしょう。全身管理が可能な歯医者
持病がある方の場合、全身の状態を管理しながら治療を進める必要があります。 例えば、心臓疾患や高血圧、糖尿病などをお持ちの方は、治療による持病や全身状態への影響を考慮した治療を行います。 その他、日頃から血圧や血糖値が高く投薬によりコントロールをしている方は、治療前後に適切な状態把握や管理を行える歯医者を選ぶとよいでしょう。 治療中の病気がある方は、事前に現在の状態や治療状況を歯医者に伝えることをおすすめします。医科のクリニックと連携している歯医者
医科のクリニックと連携している歯医者では、緊急時や特別な配慮が必要な場合にも迅速に対応できる可能性が高いです。 特に持病のある方や高齢の方は、必要に応じて医科で全身状態を確認・管理して歯科治療を受けることで、思わぬトラブルのリスク軽減につながります。 また、術後のケアにおいても必要時に医科とスムーズに連携が取れる環境は大きなメリットとなるでしょう。こうした連携体制が整っている歯医者を選ぶことで、より安心感のある治療を受けられるはずです。歯医者とのコミュニケーションで大事なこと
ここまで、自分の希望に合った専門性・設備の整った歯医者を選ぶことで、よりよい診療を受けられることについて解説してきました。
これらのポイントに加えて、歯科医師と必要なコミュニケーションをしっかりと行うことで、さらに満足度の高い受診につながるでしょう。
そこで、ここからは歯科医師とのコミュニケーションを十分に行うための3つのポイントを紹介します。
不安なことはしっかり相談する
患者さんのなかには、歯科医師に対して遠慮したり緊張したりして、不安や疑問があるけれど言い出せない方もいるかもしれません。 しかし、説明後に質問がなければ歯科医師からは「患者さんに必要な情報は十分に伝わっている」と認識するでしょう。歯科医師が患者さんの不安や疑問を知るためにも、積極的に質問する姿勢は大切です。治療内容を理解したうえで治療を受ける
治療を受けてから「こんなはずではなかった」というトラブルにならないためには、治療を受ける前に内容を十分に理解することが重要です。 歯科医師からの説明を受ける際に、治療方針やリスクなどについて説明を受けたうえで、疑問や不明な点があればしっかり確認しましょう。治療計画をきちんと確認する
特に治療が長期間にわたる場合は、治療計画を事前に確認することが大切です。 スケジュールや費用について明確にしておくことで、計画的に治療を進められるでしょう。 歯の治療は会話や食事など日常生活にも大きく関わるため、ライフイベントや行事などで治療計画との兼ね合いが気になる場合などは、遠慮せずに相談することも必要です。 治療が無理なく進められるよう、歯科医師と相談しながら適切な治療計画を立てていきましょう。歯のお困りごとは竹内デンタルオフィスにご相談を
この記事では、失敗しない歯医者の選びかたのポイントから自分に合った歯医者の選び方について解説してきました。
専門性の高さや恐怖感や不安への配慮、障がいのある方や持病のある方への対応を行っている歯医者として、竹内デンタルオフィスを紹介します。
さまざまな専門資格をもつ院長・副院長による診療
竹内デンタルオフィスの院長は、さまざまな専門資格を持つ歯科医師です。- 日本歯科保存学会 歯科保存治療専門医
- 日本歯科審美学会 認定医
- 日本スポーツ歯科医学会 指導医・専門医
恐怖心にも配慮した「歯を残す」ための親知らず抜歯
親知らずは「生えたら抜歯しなければいけない」というイメージがあるかもしれません。 しかし、親知らずそのものが悪いのではなく、問題は親知らずにより周囲の歯に影響を与えて歯周病やむし歯の原因になったり、歯並びに悪影響が出る可能性があることです。親知らずが隣接する歯を圧迫して痛みが出るケースもあるでしょう。 竹内デンタルオフィスでも、こうしたトラブルに対して周囲の歯を残すことを目的とした親知らず抜歯を行っています。 前述したとおり、竹内デンタルオフィスには麻酔を専門とする歯科医師が在籍しているため、麻酔や静脈内鎮静法などを用いながら恐怖心や痛みに配慮した処置を提供しています。「歯科治療のバリアフリー化」を目指しさまざまな患者さんに対応
竹内デンタルオフィスでは、発達障害や自閉症スペクトラム障害などにより自宅での歯磨きの習慣づけが難しい方や、認知機能の低下により歯科の通院が難しくなった方にも安心感を持ってトレーニングや治療を受けてほしいと考えているそうです。
そのため、完全個室の診療室を用意して診療時間を長めに確保したうえで、患者さんのストレスになりにくい診療を行っています。
また、持病がある方にも安全性の高い歯科治療を提供するために、必要に応じて医科のクリニックと連携をとることで患者さんの全身状態の把握に努めている歯科医院です。
持病や心身の障害のほか、嘔吐反射が強かったり妊娠・子育て中だったりという理由で歯科の通院に困難を感じている方も、一度竹内デンタルオフィスに相談してみてはいかがでしょうか。
竹内デンタルオフィスの基本情報
アクセス・住所・診療時間
南海本線 春木駅・和泉大宮駅より徒歩8分
| 診療時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | 祝 |
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| 10:00~13:00 | ● | ● | - | ● | ● | ▲ | - | - |
| 15:00~20:00 | ● | ● | - | ● | ● | ▲ | - | - |
※受付終了時間は診療時間の30分前
参考文献




