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歯の審美治療のメリットは?審美治療の種類や歯科医院の選び方を解説

 公開日:2024/05/01
歯の審美治療のメリットは?審美治療の種類や歯科医院の選び方を解説

審美治療とは、ホワイトニング歯列矯正など、歯の美しさに重点を置いた治療です。

むし歯などの歯のトラブルの治療を目的とした一般治療とは違い、審美目的の治療では保険が適用されないケースもありますが、審美治療には多くのメリットがあります。

本記事では、審美治療のメリットや種類、審美治療を受ける歯科医院の選び方について解説します。

本多 弘明

監修歯科医師
本多 弘明(医療法人 本多歯科)

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2008年 大阪歯科大学卒業後、大阪歯科大学附属病院口腔外科、西川デンタルクリニックなどを経て2016年 医療法人 本多歯科 院長就任。「患者さんの全ての悩みに応える」をモットーに、より地域に根差した歯科を目指す。

歯の審美治療の種類

歯の審美治療の種類
歯の審美治療には、一般的に以下のようなものがあります。

上記の治療を審美目的で受ける場合でも、噛み合わせ・歯周組織の機能が保たれていなければ美しさは保てません。
つまり審美目的の治療でも、お口の中の健康が大前提となるのです。まずは口腔内の機能の維持を心がけつつ、これから紹介する各審美治療を確認してください。

詰め物

詰め物を用いる治療は『インレー』と呼ばれます。一般治療と審美治療があります。
保険適用で装着した銀歯の変色が気になる場合、または銀歯以外の詰め物を装着したい場合は審美治療となります。
審美目的の詰め物治療の場合、審美性や耐久性、透明感、周囲の歯との相性などが優れていて、自然な見た目が期待できます。

被せ物

被せ物を用いる治療は『クラウン(冠)』と呼ばれ、こちらも一般治療と審美治療が存在します。
保険適用の場合、前歯と奥歯では使用する被せ物が異なりますが、見た目がよいとはいえません。
審美目的の被せ物の場合、耐久性や透明感なども重視できるだけでなく、歯の切削量・形成量が少ないものもあります

ホワイトニング

歯の変色が気になる場合、歯を白くする審美治療としてホワイトニングがあります。
主に採用されるのは、ビヨンドホワイトニングという方法です。5段階までホワイトニングを重ねることで、さらに高い効果が期待できます。
しかし、デメリットもあり、天然歯以外の歯に効果が期待できない・施術を行える場合がある・定期的に行う必要がある・刺激が起こる場合がある点です。費用は1回10,000〜30,000円(税込)程度です。
また、自宅で行えるホームホワイトニングもあります。ホームホワイトニングのメリットは、好きなときに気軽にホワイトニングを行える点です。デメリットは、歯科医院にて行うホワイトニングに比べると白さが劣る可能性がある点です。ホームホワイトニングの費用は、10,000〜50,000円(税込)程度となります。

審美義歯

歯を欠損した場合は、義歯の装着治療を行います。代表的な治療法としてインプラントやブリッジ、入れ歯義歯があります。
インプラントは自分の歯と同じように噛むことができ、周囲の歯を削らなくてすむというメリットがあります。デメリットは外科的手術が必要なことや治療期間が長くなることがあることです。費用相場は1本につき300,000〜400,000円(税込)程です。
ブリッジは欠損部分の両隣にある歯を支柱として、数本が連結した義歯を被せる治療法です。入れ歯は取り外し可能な義歯であり、部分的に補う部分入れ歯義歯)と総入れ歯義歯)があります。保険適用で治療を行うこともできます。
審美治療での義歯は、クラスブ部分の見えない入れ歯義歯)や歯への負担が減らせる被せ物などがあります。保険適用の治療に比べて審美性がよく、取り外しができるというメリットがありますが、手入れに時間がかかったり硬いものは食べづらいといったデメリットもあります。保険適用外の場合、費用相場は150,000円(税込)程です。

歯列矯正

歯列矯正とは、不正咬合により歯がうまく並んでいない場合に行われる治療法です。
歯列矯正にもさまざまな種類がありますが、歯を削ったうえで被せ物を用いる歯列矯正は、短期間で治療を終えられます。
被せ物を用いての歯列矯正を行わない場合、ブラケットで歯列矯正を行います。以前までは金属製のブラケットによる歯列矯正が主流でしたが、現在はセラミック製やホワイトワイヤーといった見た目も気にならない素材もあります。また、金属アレルギーの方でも治療を受けられます。
ワイヤー矯正のメリットはほとんどの不正咬合に対し治療ができる点や装置が固定されている、細やかな調整ができる点です。デメリットは、治療中にむし歯になりやすかったり装着する素材にこだわると費用が高くなりやすい、抜歯をする可能性がある点になります。費用は700,000〜1,000,000円(税込)程です。

歯の審美治療のメリット

歯の審美治療のメリット
歯の審美治療の具体的なメリットは、どういったものになるでしょうか。歯の審美治療を検討している方は、ここから紹介するメリットを参考にしていただければ幸いです。

白く透明感のある歯になる

審美治療を行うことで、歯に透明感と美白効果をもたらせます。過去に装着した銀歯を気にしている場合でも、被せ物や詰め物を替えることで、自身にとって理想的な口元を実現できるでしょう。

変色や劣化がおきにくい

審美治療で用いられる素材は、金属と比べても変色や劣化がおきにくい点が特徴です。
強い強度と審美性を兼ね備えているため、治療後も美しい歯を保つことができます。

前歯の形や歯並びなどを改善できる

審美治療では、歯の形を理想的なものに整える方法もあります。すきっ歯や歯の形が気になる場合や歯並びを整えたいなど、理想の口元にするためにさまざまな審美治療があります。

保険診療で行える治療もある

歯の審美治療の多くは保険適用外ですが、以下のケースであれば保険が適用されます。

コンポッドレジンは合成樹脂製の詰め物、または被せ物です。ハイブリッドレジン冠はCADCAMという装置で作製される被せ物で、コンポッドレジンよりさらに強度が高いとされています。

歯の審美治療のデメリット

歯の審美治療のデメリット
理想の歯になれる審美治療ですが、デメリットが存在するのも確かです。
満足のいく審美治療を受けるためにも、デメリットを事前に理解することは大切です。ここからは各デメリットについて解説します。

治療費が高くなりやすい

歯の審美治療のデメリットとして、まずは治療費が高額になりやすいという点があります。歯の審美治療の多くは保険が適用されません。自由診療扱いとなり、治療費も3割負担ではなく全額負担となります。

治療期間が長くなりやすい

歯の審美治療は1回の診療で完了するとは限りません。どの段階で満足するか、そして効果には個人差がありますが、治療期間が長期化する可能性があることには注意しましょう。

健康な歯の寿命が縮まる可能性がある

審美治療を行うことで、ほかの健康な歯の寿命が縮まるリスクも生じます。また、無理な治療を行うことで顎関節症や歯根破折につながる可能性もあります。結果的に噛み合わせが悪くなったり、健康だった歯の寿命が縮まってしまうことがないよう、事前にしっかりとした診断、治療計画を行うことが重要です。

審美治療を受ける歯科医院の選び方

審美治療を受ける歯科医院の選び方
自身にとって大事な歯だからこそ、審美治療を受ける際の歯科医院選びは大切です。
ここからは、歯科医院を選ぶ際に注目すべき点を紹介します。

カウンセリングが丁寧か

まずは自身の歯の理想像を見極め、カウンセリングの際に伝えられるようにしましょう。
審美治療に適した歯科医院であれば、一人ひとりの患者さんに適した治療法だけではなく、想定されるデメリットなども伝えてくれます。そういった点も判断基準の一つだと考えてください。

治療設備や材料が充実しているか

審美治療の場合は、被せ物や詰め物の取り扱っている種類や、作製する設備が重要になります。
審美治療に適した歯科医院であれば、患者さん一人ひとりに適した素材や治療法を提案できるよう、豊富な選択肢を準備しています。

施術事例数が多く経験が豊富か

歯科医院で審美治療を受ける場合、十分な審美治療経験があるかも重要です。
まずは、公式ホームページ等で症例等を確認しましょう。多くの審美治療例が掲載されていて、さらに自身の歯の悩みと近いケースの治療ケースがあればイメージしやすいでしょう。

審美治療のことなら医療法人本多歯科にご相談を

医療法人本多歯科スタッフ
ここまで、審美治療について解説してきました。審美治療を検討されている方は、医療法人本多歯科に相談してみてはいかがでしょうか。

丁寧かつ誠実なカウンセリングを行っている、医療法人本多歯科の特徴をご紹介します。

質の高い治療を支える高精度の医療機器を完備

医療法人本多歯科は高精度の医療機器を完備しているため、質の高い治療を提供されています。

パノラマ・CT・セファロのレントゲン撮影を可能としているモリタ社レントゲンシステムは、歯を具体的にどう美しくしたいかを見極める大きな力となります。

さらに、デンツプライシロナ社製の歯科用3Dスキャナーと、コンピューターによる補綴設計ソフトを活用したCADCAMシステムも備えています。CADCAMシステムで作製されたセラミック修復物によって、審美治療の費用も抑えられるそうです。

また、口腔内スキャナーiTero(アイテロ)を設置しているので、歯列矯正のシミュレーションや進行度確認もスムーズに行えます。

顔貌や骨格などを考慮した治療計画

医療法人本多歯科 設備
医療法人本多歯科は、顔貌と骨格から根本的な原因を見極め、患者さんが満足できる明確な治療ゴールのための審査・診断を心がけています。

医療法人本多歯科が所属するスタディグループFTAには、以下のコンセプトがあります。

  • 歯の並びや見え方には黄金比率が存在するが、必ずしも黄金比率にはならない
  • 口唇の真下に歯があるため、歯の並びが変わると口唇の形にも影響する

医療法人本多歯科もコンセプトに沿った審美治療を行いつつ、顔貌の正中線・歯の位置・スマイルライン・歯肉の見え方・前歯の黄金比を審査項目としています。

医療法人本多歯科では、上記を踏まえたうえで患者さんの歯の悩みを顔貌・骨格から分析します。

悩みの原因をレントゲン撮影結果などから考察し、治療の審美効果・口腔内の機能維持の長期化を支えてくれるのです。

審美や咬合を専門とする歯科技工士と連携

本記事内でも紹介したように、歯の審美治療では詰め物・被せ物・義歯がとても重要になります。医療法人本多歯科では、審美や咬合を専門とした歯科技工士がこれらを作り上げています。

詰め物・被せ物・義歯の材料となるのはセラミックですが、セラミックにも多くの種類があります。

そのなかから適切な材料・治療法を歯科医師が見極め、密に連携している歯科技工士に伝わることで、患者さんが理想とする美しい歯が生み出されるのです。

丁寧かつ誠実なカウンセリングも医療法人本多歯科の魅力の一つなので、美しい歯を手に入れるために相談してみてはいかがでしょうか。

医療法人本多歯科の基本情報

アクセス・住所・診療時間・費用・治療回数・治療期間

京阪交野線 宮之阪駅より徒歩1分

大阪府枚方市宮之阪2-1-5

診療時間
9:30~13:00
15:00~19:30

★:9:00~13:00

【費用(税込)】
ホワイトニング:1,650~30,000円
直接修復:5,000~20,000円
セレックシステム(クラウン・インレー):5,000~55,000円
審美専門技工士製作前歯オールセラミック:5,000~100,000円
審美専門技工士製作臼歯オールセラミック:5,000~100,000円
審美専門技工士製作セラミックセット:380,000~880,000円
審美専門技工士製作セラミックインレー:50,000~70,000円
その他のセラミック:60,000~120,000円
ゴールド:60,000~80,000円
義歯:35,000~350,000円
マグネット義歯:60,000円
咬合再構成:5,000~100,000円
歯周外科:5,000~30,000円
【治療期間】3週間~半年
【治療回数】1~5回

この記事の監修歯科医師