生活習慣を改善しよう!ニキビがひどい場合の対策方法

公開日:2020/08/10  更新日:2020/08/19

対策しているのにニキビがひどい場合には、そもそも対策方法が間違っている可能性があります。ニキビには様々な原因があるため、その原因に合わせて対策する必要があるのです。正しく対策してもニキビが中々治らないのであれば、クリニックで治療を受けることをおすすめします。ここでは、ニキビがひどいときの対策方法について、Medical DOC編集部がお届けします。

この記事の監修医師
コッツフォード 良枝 (銀座禅クリニック 院長)


ニキビができるメカニズム

毛穴が皮脂や古い角質などで詰まり、そこにアクネ菌が繁殖することでニキビになります。アクネ菌は、元々肌にいる常在菌です。普段は肌に悪影響を及ぼすことはないので、アクネ菌をいかに増やしすぎないかが大切になります。アクネ菌を増やさないように、皮脂や角質をコントロールしましょう。どのようにして、毛穴が詰まったりアクネ菌が繁殖したりするのか確認しておきましょう。

肌のターンオーバーが乱れる

肌の表面の角質層の奥には、新しい皮膚を作る基底細胞があります。基底細胞で作られた新しい皮膚は、肌の表面へと押し上げられていき、古い角質と入れ替わります。この肌の生まれ変わりのサイクルをターンオーバーというのですが、このサイクルが乱れると古い角質によって毛穴が詰まってしまうのです。

皮脂が過剰に分泌される

皮脂は、肌の表面に膜を張り、水分の蒸発を防ぐと共に外部刺激から肌を守る役割を果たしています。しかし、皮脂の分泌が多すぎると、毛穴に詰まってアクネ菌の栄養源となるのです。だからと言って皮脂を洗顔で落としすぎることもニキビのリスクを高めます。これは、皮脂を落としすぎることで肌を守ろうと反応し、皮脂を多量に分泌するようになるためです。また、ストレスを受けると皮脂の分泌を促す男性ホルモンやノルアドレナリンなどが増えるため、ニキビができやすくなります。

ニキビがひどくなる理由

ニキビは、毛穴が詰まった状態の白ニキビから、黒ニキビ、赤ニキビ、膿をともなうニキビへと進行します。膿をともなうニキビでは強い炎症が起きているため、メラニン色素が増加してしまいます。メラニン色素が増えすぎると、排出しきれなくなり、ニキビ跡が残るのです。また、皮膚組織が炎症によって破壊されることもニキビ跡の原因です。つまり、ニキビがひどくなればなるほどに、ニキビ跡が残りやすくなります。正しく対策するために、ニキビがひどくなる理由を確認しておきましょう。

間違ったニキビ対策

ニキビは、間違った対策をすることでひどくなる可能性があります。クリニックでは、面皰圧出(めんぽうあっしゅつ)というニキビの中身を取り出す処置を行うことがあるのですが、これを自分で行うとニキビがひどくなります。これは、ニキビを指などで潰すことで雑菌に感染して炎症が強くなるためです。また、皮膚を傷つけることによってニキビ跡が残る恐れもあります。ニキビをできるだけ刺激しないように過ごしましょう。

ニキビの原因を解消できていない

ターンオーバーの乱れやストレス、肌の乾燥など肌の原因を解消できていないことで、ニキビの悪化を防げなくなります。原因を全て取り除いたうえで治療を受けることで、ニキビを治せるでしょう。

クリニックで受けられるニキビ治療

ニキビがひどい場合には、クリニックで治療を受けることをおすすめします。薬物療法の他、ケミカルピーリングやレーザー治療などがあります。治療の種類によっては保険が適応されないため注意が必要です。ニキビの治療法について、保険適応かどうかを含めて確認しておきましょう。

保険適応の治療法

薬物療法には、保険が適応されます。白ニキビと黒ニキビ、赤ニキビに使用する薬は、外用レチノイドや外用過酸化ベンゾイル製剤です。また、赤ニキビには抗菌薬を使用することもあります。これらの他、ニキビの状態によっては皮脂の代謝を改善するビタミンB2とB6、漢方薬などの使用を検討します。なお、ニキビの内部にある皮脂や古い角質などを取り除く面皰圧出も保険適応の治療法です。

自費診療の治療法

ニキビの自費診療の治療には、ケミカルピーリングやレーザー治療があります。ケミカルピーリングとは、肌の古い角質を薬剤で溶かして、ニキビの原因となる肌のターンオーバーを整える治療法です。レーザー治療には、皮脂腺を小さくしたり熱で殺菌したりするレーザーフェイシャルの他、血液中のヘモグロビンに反応するレーザーを照射するVビームレーザー治療などがあります。レーザーには様々な種類があり、クリニックによって受けられる治療が異なるので、予算や効果を踏まえて選びましょう。

生活習慣の改善が必要

ニキビがひどくなる場合には、生活習慣が乱れている可能性があります。面皰圧出や薬物療法は、ニキビの症状を和らげるための治療法で、ニキビの原因を解消するものではありません。そのため、ニキビを治すためには生活習慣の改善が必要となるのです。具体的に、どのような生活習慣がよいのか確認しておきましょう。

十分な睡眠を心がける

新しい皮膚は、眠っている間に作られます。そのため、睡眠不足が続くとターンオーバーに悪影響が及び、ニキビが治りにくくなるのです。22時から2時の間に寝ていることが理想とされています。

脂質の摂り過ぎに注意する

脂質を多く含むインスタント食品や揚げ物ばかり食べていると、皮脂の分泌が増加してニキビができやすくなります。また、糖質も摂り過ぎると皮脂の分泌を増やすため、カロリーオーバーに注意しましょう。様々な食材を取り入れて、栄養バランスに優れた食事を心がけてください。また、過度なダイエットも栄養バランスが崩れる原因になるので避けましょう。

紫外線対策をする

アクネ菌は、ボルフィリンという成分を分泌しています。ボルフィリンが紫外線に当たると、ニキビの炎症を加速させる活性酸素が大量に発生するのです。外出時には日焼け止めクリームを塗るだけではなく、日傘も差すようにしましょう。

生活習慣の改善でニキビ予防

ニキビには、面皰圧出という治療法がありますが、これを自分で行うとニキビが悪化する恐れがあります。また、ニキビ跡が残ってしまうこともあるので、できるだけ刺激しないように注意が必要です。ニキビがひどい場合には、生活習慣を見直しましょう。十分な睡眠と栄養バランスのとれた食事、正しい紫外線対策が大切です。そして、ニキビは悪化する前にクリニックで治療を受けましょう。薬物療法は基本的に保険適応なので、ケミカルピーリングやレーザー治療よりも手軽に受けられます。クリニックによって導入しているレーザーが異なるので、自分に合った治療を選びましょう。ニキビが悪化して跡が残ると、コンプレックスになってしまうこともあるので、適切に対処して悪化する前に治してくださいね。

監修ドクターコメント

コッツフォード先生

ニキビができるきっかけには、ホルモンバランスや生活習慣がとても深くかかわっています。ニキビのできやすい方はぜひ、食べ物や睡眠時間など、生活習慣に少しだけでも気を付けてみてください。ちょっと気を付けるだけでも肌の調子が変わってきますよ。サプリメントなどを取り入れるのもおすすめです。

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