足の裏が熱い
足の裏が熱い症状とは、足の裏に熱感があり赤く腫れている、足の裏が熱いが体もほてっているような感じがする、寝る時に足の裏があつく寝つきが悪い、などの症状のことを指します。
足の裏が熱い症状を呈する疾患として、むずむず脚症候群や、女性の更年期障害、甲状腺機能亢進症などが考えられます。
むずむず脚症候群(レストレスレッグス症候群)は、下肢に不快感を覚える疾患です。女性に多く、高齢になるほど発症しやすいとされます。夜寝ようとすると我慢できない下肢のむずむず感や熱感が生じます。立ったり歩いたりと動かすと症状は一時的に消えますが、症状が落ち着いたと思って寝ると再度不快感が出現します。これの繰り返しで不眠の原因になりますが、はっきりとしたメカニズムはわかっていません。
更年期障害とは、閉経前の5年間と閉経後の5年間の計10年間を更年期といいますが、更年期に現れるさまざまな症状の中で日常生活に支障を来す状態を、更年期障害と言います。ホットフラシュというのぼせ感、ほてり感が代表的で、足の裏が熱い感じを呈することもあります。
甲状腺機能亢進症は自己免疫疾患の一つで、自己抗体が甲状腺を刺激することで過剰なホルモン分泌が起こります。発汗や熱感などを自覚することもあり、足裏が熱い感じを覚える方もいます。
他には、ケガや皮膚炎などで足に炎症が起こる場合にも熱を持つことから暑く詰ることがあります。
すぐ病院に行ったほうが良い「足の裏が熱い」の症状は?
歩くことが困難であるくらい腫れや痛みが強い場合には、すぐに病院を受診しましょう。
行くならどの診療科が良い?
主な受診科目は、内科です。
問診、診察、血液検査などを実施する可能性があります。
病院を受診する際の注意点は?
持病があって内服している薬がある際には、医師へ申告しましょう。
いつから症状があるのか、他にも気になる症状があるのかなどを医師に伝えましょう。
治療をする場合の費用や注意事項は?
保険医療機関の診療であれば、保険診療の範囲内での負担となります。