新型コロナ治療 世界で最も選ばれているのは「抗マラリア薬投与」 世界30カ国の医師6200人調査 2020/04/09

新型コロナウイルス

世界149カ国でライセンスされている医師向けソーシャルプラットフォーム「SERMO(サーモ)」は、30カ国の医師6200人以上の協力の元、新型コロナ「COVID-19」のタイムリーな臨床実態を公表した。その主なねらいは「情報源の単一化」にある。医師ごと、地域ごとに発信される報告の中には、相反や矛盾をはらむ情報が少なからずあるからだ。

最も効果的な治療法として選択されたのは抗マラリア薬の「ヒドロキシクロロキン」

同レポートによると、15の選択肢の中で“最も効果的な療法”として選択されたのはマラリア治療薬で日本ではリウマチ治療薬としても使われている「ヒドロキシクロロキン」の処方で、全体の37%を占めた。この中には予防的投与も含まれる。なお、日本での処方は7%にとどまっている。

人工呼吸器が不足した場合の治療の優先付けは

感染爆発が起こった場合に想定される人工呼吸器が不足した際の優先順位では、「最も高い回復見込みのある患者」がトップで47%。以下、「最重症患者および死亡リスクが最大の患者(21%)」「初期対応者(15%)」と続いた。日本での傾向は、上位項目にない「年齢で優先付け」と分類された。

流行の第2波は

世界全体の医師の83%が、「2回目の世界的流行」を予測しているとのこと。米国医師の6割以上が、各種制限の期間を、現状よりさらに「6週間以上必要」と考えている。

まとめ

合計3日間でおこなわれた今回の調査だが、同社は今後、複数の調査を数週間にかけて実施するとしている。個々のリソースがサマリされることで、文字通りグローバルな視線を保てるようになるだろう。

※参照:SERMO公式サイト
https://www.sermo.com/