【ドイツの研究】新型コロナは発症後5~7日がもっとも感染力が高い

公開日:2020/04/20  更新日:2020/05/20

新型コロナウイルスの感染力は、感染や発症からの日数によって異なります。

新型コロナウイルスによる症状が現れてから5日後に感染力がピークに達することが、最近の研究で判明しました。具体的な研究の内容と感染力のピークについて詳しく解説します。

感染力がピークに達するのは発症後1週間以内

ドイツ・ミュンヘンの研究チームによると、便や血液、痰、喉と肺から採取した検体、尿に含まれるウイルス量の増減を調べた結果、最初に症状が現れてから5~7日後にウイルス量がピークに達することがわかりました。また、症状が消失した後もウイルスが検出されています。研究の対象となったのは、比較的軽度な9人です。

研究対象が9人と少人数なため、今後はより多くの患者を対象とした研究が必要です。しかしながら、発症後1週間は人にうつしやすいため、体調に異変があるときはできるだけ人との接触を避けましょう。

新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐには?

新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐために、まずは自分が感染しないように手洗いを徹底しましょう。自宅へ帰ったとき、調理の前後、食事前など、こまめに手洗いをすることで、ウイルス感染のリスクを抑えられます。

感染者の咳やくしゃみ、つばなどによる飛沫感染対策の1つとして、マスクの着用も有効とされています。マスクは正しく装着しなければ効果がありません。鼻までしっかり覆い、むやみにマスクに触れないことが大切です。

※参照:厚生労働省「新型コロナウイルスを防ぐには」(2020年4月8日時点)
https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000596861.pdf

新型コロナへの感染が疑われる症状とは?

新型コロナウイルスに感染すると、次の症状が現れる傾向があります。

・発熱
・のどの痛み
・咳が1週間前後続く
・身体が非常にだるい 

このような症状は、他の風邪と似ているため、症状だけで新型コロナウイルスの感染の有無は判断できません。また、新型コロナウイルスの感染力のピークを調べる研究では、9人の患者のうち4人に嗅覚や味覚を失う症状がみられました。

ただし、世界保健機関(WHO)が定める新型コロナウイルスの症状リストには、嗅覚や味覚の異常が含まれていません。しかしながら、今後の研究結果によっては、新型コロナウイルスの特徴的な症状の1つとして、嗅覚や味覚の異常が加えられる可能性があるでしょう。

症状が現れたらかかりつけ医か保健所に連絡しよう

新型コロナウイルスへの感染が疑われる症状が現れた場合は、まずはかかりつけ医か保健所へ連絡し、指示を仰ぎましょう。

医療機関を受診するときは、飛沫感染を防ぐためにマスクを着用することが大切です。新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐべく、感染させない、感染しない意識を持ちましょう。