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上部消化管X造影検査とは

 更新日:2023/03/27

上部消化管X造影検査とは

上部消化管X造影検査とは、上部消化管(食道・胃・十二指腸)をレントゲン(X線)撮影する検査です。通常のレントゲンとは異なり、連続で照射しながら撮影を行います。
撮影にあたってはバリウムという造影剤を飲んだ後に開始します。この検査は、胃潰瘍やがんなどの診断に役立ちます。

メリット

・胃カメラなど他の画像検査を比べて安価
・造影剤(バリウム)を飲むのが苦手な方が多い

デメリット/副作用

・放射線被ばくを心配される方もいる(身体への影響があると言われている被ばく量と比べると非常に少ない数値)
・自力で身体の向きを変えることが出来ない方は利用できない

検査期間

今後の治療の方向性を決めたり、病気が潜んでいないかの診断として実施されるので、基本的には1度で終了します。
予防目的の場合は、半年や1年に1回程度受けられる方もいます。

費用相場

人間ドックなど、現時点で特に症状はないが予防目的で受けられる方は、保険適応外となり1万円程度の費用が必要となります。
既に何らかの症状があり、医師の診断にて必要となった場合は、保険適応となり1,000円程度で受けられます。

注意点

検査期間や費用は、検査内容などによって大きく異なる場合があります。

この記事の監修医師