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穿刺吸引細胞診とは

 更新日:2023/03/27

穿刺吸引細胞診とは

穿刺吸引細胞診とは、乳房のしこりや分泌物などの病変に細い針を刺して病変部の細胞を吸引し、採れた細胞を顕微鏡で観察することにより、しこりや分泌物の性状(悪性細胞かどうか等)を詳しく調べる検査です。
多くの場合は局所麻酔なしで行われ、手で触れたり超音波で病変を確認しながら針を刺します。患者さんの体への負担が少なく済み、簡単な検査法です。

メリット

・針が細いので検査による痛みが少ない
・麻酔が必要なく、外来で行うことが可能

デメリット/副作用

・情報量が少ないために診断が確定できないことがある
・刺した部分に血腫(血の塊)が出来ることがある

検査期間

検査時間は準備も含めて10分程度ですが、病理結果がでるまでには1週間~10日程度必要となります。

費用相場

穿刺吸引細胞診を超音波ガイド下に行った場合の手技料、超音波検査費用、病理診断料を含む医療費全体(10割)は 1.1万円

注意点

検査期間や費用は、検査内容などによって大きく異なる場合があります。

この記事の監修医師