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半導体レーザー治療装置とは

 更新日:2023/03/27

半導体レーザー治療装置とは

半導体レーザーとは、組織の深いところにまで到達するレーザーのことで主に軟組織(歯ぐきなど)の治療に適しています。
熱を発生させて治療を行うため、医療用メスと同等の切れ味がありながら出血を抑えられることが特徴です。痛みや出血を抑えることができ、治療時に生じる音も少ない治療装置になります。
主に歯周病の治療やホワイトニング、インプラント治療、顎関節症の治療に用いられています。

メリット

・止血効果があるため、出血を抑えられる
・痛みが少ない
・治療中の音が少ない
・殺菌作用がある

デメリット/副作用

・使用する目的によって保険適用外になるため、治療費が大きくなることがある
・治療後に熱による火傷のような痛みが出る場合がある

治療期間

治療により必要な期間は異なります。ホワイトニングに用いられる場合は、即日で終わることもありますが、インプラント治療の場合は最終的な人工歯を装着できるまで4~8ヶ月程度かかります。
手術自体は基本的に即日で終わります。

費用相場

治療する部位や医院によって異なります。ホワイトニングの場合は3万円程度、インプラント治療に用いる場合は、インプラント費用と併せて20~30万円程度となります。

注意点

治療期間や費用は、医療機関や治療内容などによって大きく異なる場合があります。

この記事の監修歯科医師