おなら

おならに関連する症状としては、1日に10回以上と出る回数が頻繁、臭いが強いことの2つがあります。

考えられる原因としては、早食いにより無意識に空気を吸い込むこと、便秘により腸内に不要なガスが発生すること、食物繊維・動物性タンパク質摂り過ぎなどによる食生活の偏り、炭酸飲料の飲み過ぎ、ストレス、胃腸の疾患、寝不足などが挙げられます。

おならを伴う疾患は、食事などの際に無意識に空気を飲み込む呑気症(空気嚥下症)、胃粘膜の炎症による慢性胃炎、不安やストレスにより便通異常が起こる過敏性腸症候群、牛乳などに含まれる乳糖を消化する力が弱い乳糖不耐症、消化器官に炎症が起こるクローン病、弱い音のおならを伴う大腸がん、これらが代表的な疾患と考えられています。

受診科目は内科や消化器科であり、検査としては腹部の触診、腹部X線検査、腹部超音波検査、腹部CT検査、大腸造影検査、便潜血反応検査、内視鏡検査を行うことが一般的です。

過敏性腸症候群や大腸がんなど、腸の病気は40歳以上になると増加傾向にあります。また、老化に伴い胃腸機能が低下するため、高齢者ほどおならの臭いは強くなります。
おならの症状は人によっては恥ずかしさを伴うセンシティブなものですが、症状の裏には空気の飲み込みといったごく日常的なものから、最近注目されている過敏性腸症候群、発症原因が明確になっていないクローン病、命に関わる大腸がんと様々な病気が隠れている可能性があります。

おならが止まらない、臭いが強いといった場合は、お近くの病院に診てもらいましょう。