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スポットビジョンスクリーナーとは

 更新日:2023/03/27

スポットビジョンスクリーナーとは

スポットビジョンスクリーナーとは、生後6ヶ月の乳幼児から大人までを対象に、弱視の早期発見のために数秒でスクリーニングできる機器のことです。赤外光による目の反射で屈折異常を調べます。
検査可能な検査は以下の6つです。
・近視
・遠視
・乱視
・斜視
・不同視
・瞳孔不同
弱視に気づきにくい乳幼児期に使用することが多いです。
測定は1m離れたあたりから行い、わずか1秒の測定で終了するので、極めて簡単でストレスフリーな検査です。

メリット

・97%の成功率
・1秒でできる
・生後6ヶ月で検査が可能
・痛みがない

デメリット/副作用

・瞳孔が小さいとできない場合がある
・明るい部屋では測定できないことがある
・本人が検査に非協力的だと測定できないことがある

治療期間

わずか1〜2秒間程度で両目のスクリーニングができます。
複数回検査を行うときは、1回目が終わると半年開けて再度検査を受けることができます。弱視と診断された場合は早期治療を行いますが、治療の効果が出るまでの期間は数ヶ月の場合もあれば数年の場合もあります。

費用相場

1回500円〜1000円程度が目安です。
検査費用は乳幼児健診の費用に含まれる場合もあります。
弱視の疑いがすでにある場合は、保険適用になる場合もあります。

注意点

検査・治療期間や費用は、治療や検査内容などによって大きく異なる場合があります。

この記事の監修医師