ナローバンドUVB照射療法とは

　更新日:2023/03/27

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ナローバンドUVB照射療法とは、紫外線の中でも311±2 nm付近の極めて狭い範囲の紫外線（ナローバンドUVB）を全身に照射することにより皮膚疾患を治療します。従来行われてきたPUVA療法よりも熱傷や紫外線発がんなどの副作用が少ないことが確認されており、安全性の高い治療法です。

・副作用が少ない
・照射時間が短く簡単に治療が行える
・内服や外服などの前処置が必要ない
・保険適用

・光線過敏症や一部の薬剤を使用中の方は治療を受けられない
・日焼けや色素沈着が起こる可能性がある
・週に1～2回の通院が必要になる
・長期間の治療で皮膚癌が発生する可能性が否定できない

症状の経過によります。所要時間は全身照射で1回あたり5分程度です。最初は週1〜2回を目安に通院し、改善が見られれば徐々に照射頻度を減らしていきます。

3割負担の場合は1回当たり1,000円程度です。
（初再診料、処方料などは別途必要）

治療期間や費用は、医療機関や治療内容などによって大きく異なる場合があります。

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