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メモリードックとは

 更新日:2023/03/27

メモリードックとは

メモリードッグとは、現在認知症の可能性があるかどうかを調べることができる人間ドッグの一つです。メモリードッグでは、認知機能検査(主に長谷川式、MMSE(Mini Mental State Examination)、時計描画など)の他、MRI、脳血流スペクトなどによる検査などが行われて、いろいろな視点から病気の可能性を探っていきます。
物忘れが多い方はもちろん、認知症予防や対策を行うためにも、まずメモリードッグを受診することが大切です。

メリット

・現時点で認知症の可能性があるかがわかる
・早期に病気を発見するきっかけとなる
・問題がなければ不安な気持ちが解消し、安心感を得ることができる

デメリット/副作用

・今回の検査結果が問題がなかったとしても、将来的に認知症になる可能性はあるため定期的なメモリードッグが必要である
・他の病気で体内に金属製の器具が入った患者さんはメモリードッグが受けられないこともある
・メモリードッグのみの費用としては比較的高額である

治療期間

1日で終わりますが、検査結果は3週間前後で郵送されます。その結果、追加で治療が必要になった場合は症状に合った治療期間がかかります。

費用相場

3万6千円程度ですが、検査内容によっても異なります。

注意点

治療期間や費用は、医療機関や治療内容などによって大きく異なる場合があるため事前にご相談ください。

この記事の監修院長