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肺がんドックとは

 更新日:2023/03/27

肺がんドックとは

肺がんドックとは、胸部レントゲン検査のみによる肺がん検診よりも病変の発見率が高い検査で、CT検査や喀痰検査などを行います。一般的に、実施する医療機関や健診機関が独自に検査項目を組み、提示したメニューから受診者が検査内容を選択することができます。

メリット

・CT検査では2㎝未満の早期肺がんも発見できる
・レントゲン検査で発見困難な心臓・肝臓・大血管の陰に隠れた部分の肺に出来た肺がんが発見できる
・肺がんだけでなく、早期の慢性閉塞性肺疾患(COPD)も発見できる

デメリット/副作用

・CT検査ではレントゲン検査よりも多くの放射線被ばくがある
・妊娠中、妊娠の可能性のある方は受けることができない場合がある
・肺の異常の多くを検出するものの、精密な検査や治療が必要ない異常を検出することも多い

検査期間

検査時間は30分~1時間程度です。

費用相場

保険適用ではないので全額自己負担が原則ですが、加入している健康保険組合や自治体によって、補助金制度が適用される場合があるので、事前に確認が必要です。
検査項目によって費用は大きく異なり、選択する検査によって金額が加算される場合もあります。PETを選択しなければ1~3万円程度となります。

注意点

検査期間や費用は、医療機関や検査内容などによって大きく異なる場合があります。

この記事の監修医師