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初期中絶とは

 更新日:2023/03/27

初期中絶とは

初期中絶とは、経済的、身体的な事情で妊娠を続けられない方が、妊娠11週6日目までに行う人工中絶手術です。初期中絶では静脈麻酔をしてから子宮口を拡張し、掻爬法胎児を子宮内から掻き出すソウハ法、胎児を子宮内から吸引する吸引法のどちらかを適用します。
中期中絶手術と比べて費用や身体的負担が少ないため、中絶を考えたら早めに診察を受けることが重要です。初期中絶手術は母体保護法指定医の居る医院でしか受けることができません。初期中絶では死産届けは必要なく、胎児を埋葬する必要もありません。

メリット

・妊娠11週6日を過ぎた後に行う中期中絶よりも母体への負担が少なく、費用も中期中絶よりは安いことが多い

デメリット/副作用

・中絶手術により子宮に穴が開いたり、癒着を起こしたり、術後の感染症を起こすことがある
・子宮内が癒着してしまうと、今後妊娠しにくくなってしまう場合がある

治療期間

手術は10〜20分で終了します。1時間程度で麻酔から覚め、体調に問題がなければその日の内に帰宅することができます。

費用相場

中絶手術は保険適用ではありません。費用相場は10〜20万円程度です。

注意点

治療期間や費用は、治療内容などによって大きく異なる場合があります。

この記事の監修医師