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コルポスコープ下生検

 更新日:2023/03/27

コルポスコープ下生検

コルポスコープ下生検とは、コルポスコピー検査とも呼ばれ、子宮頸がん検診で異常があった場合に、子宮頸部の状態をより正確に把握するために行う二次検査です。 子宮頸部に薬剤を塗布し、コルポスコープという特殊な拡大鏡を用いて子宮頸部の状態を観察し、同時にごく少量の組織を採取し病理組織検査を行います。検査後は止血のために腟内にガーゼや専用のタンポンを挿入します。

メリット

・子宮頸がん等の早期発見につながる
・組織そのものを検査に回せるため、一次検査である子宮頸がん検診よりもより多くの情報を得ることができる

デメリット

・検査の結果が出るまでに約2週間程度の時間がかかる
・組織を採取するため、数日から1週間程度、腟内部から少量の出血がある
・検査中や検査後に下腹部痛が出る場合がある
・検査後の出血状況を確認するため、診察後30分ほど待機する必要がある

検査期間

検査に要する時間は10~15分程度ですが、血が止まったことを確認するために30分程度待機する必要があります。
病理検査の結果が出るまでに2週間程度を要します。

費用相場

5~6千円程度です。
がん検診で異常が見つかっている場合や、症状がある場合は保険適用で検査を受けられる場合があります。

注意点

検査期間や費用は、検査内容などによって大きく異なる場合があります。

この記事の監修医師