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乳房触診検査とは

 更新日:2023/03/27

乳房触診検査とは

乳房触診検査とは、医師が直接乳房に手で触れて行うがん検査です。検査を受ける方はベッドに仰向けで横になります。医師は乳房を圧迫しながらしこりがないか、乳頭から分泌物がないかなどを観察します。また、乳房だけでなく、わきの下のリンパ節の腫れの有無も確認します。

メリット

・しこりが見つかれば、がんを発見する可能性がある
・痛みを伴わず、検査に負担がかからない
・放射線被ばくのリスクがなく、授乳中の母親も受けられる

デメリット/副作用

・がんがある程度の大きさにならないと発見できない
・検査をする医師の技量により精度にバラつきがある
・乳房触診検査を廃止している医院が多い
・厚生労働省により、死亡率を下げる効果はないとされている

検査期間

検査自体は当日に終了します。しこりが認められた場合、追加でマンモグラフィ検査を受ける場合がほとんどです。

費用相場

厚生労働省により、40歳以上の女性は2年に1回乳がん検診を受けることが推奨されています。自治体によりますが、2年に1度無料~3千円程度でマンモグラフィと合わせて検査を受けられるところが多いようです。

注意点

検査期間や費用は、医療機関や検査内容などによって大きく異なる場合があります。

この記事の監修医師