乳腺エコーとは

乳腺エコーとは

乳腺エコーとは、乳腺内の小さなしこりを写し出すことに優れた超音波検査です。超音波を乳腺に当て、はね返ってくる反射波をコンピュータがリアルタイムで画像化します。石灰化を写し出すことに優れたマンモグラフィ検査と併用すると、より正確に乳がん診断ができる可能性が高まります。

メリット

・エコーによる検査のため被曝しない
・妊娠中や授乳中でも安心して受けられる
・20〜30代のように乳腺の密度が濃い場合でもしこりを見つけやすい

デメリット/副作用

・細かな石灰化を写し出すことは難しい
・検査を行う医師、技師の技量によるところが大きい
・自治体の検診では乳腺エコーを選択できない場合が多い

治療期間

・検査自体の所要時間は約15分です。検査結果は当日または後日郵送で受け取ります。

費用相場

・健康組合の制度を利用する場合は無料〜千円程度で、本人が被保険者の場合だけでなく、被扶養者である妻も対象になる場合もあります。
・自由診療の場合は乳腺エコー検査のみで3～4千円程度です。
※自治体によっては検診でマンモグラフィか乳腺エコーどちらを受けるか選択できることもあります（無料〜3千円程度）。
・乳房に異常を感じて受診し、検査の必要ありと診断された場合は保険適用があり3割負担です。

注意点

検査期間や費用は、医療機関や検査内容などによって大きく異なる場合があります。