【NEWS】岡村孝子さん 急性白血病(医師コメント3件)

ミュージシャンとして活躍する岡村孝子さんが4月22日、急性白血病の為に治療に専念することを自身の公式サイトなどで発表。

白血病は血液のがんといわれ、かつては「不治の病」といわれていたが、現代では治るケースも増えてきている。治療期間は長期となる為、今年6、7月に予定されているコンサートツアーは中止する。岡村さんは、「待つわ」「夢をあきらめないで」など多くのヒット曲を残している。

医師のコメント

  • 田嶋 美裕(内科医)

急性白血病は血液のがんで、大きく分けて急性骨髄性白血病と急性リンパ性白血病があり、さらにそれらも遺伝子変異の種類などによって分類されます。血液のがんは研究が進んでおり、遺伝子変異の種類によっては飲み薬だけで完治が期待できるものもあります。ぜひ治療に専念していただきたいと思います。

  • 武井 智昭(内科医・小児科医)

30年前までは、急性白血病は、診断されると死亡する割合が高い疾患でありました。近年では、化学療法(抗がん剤投与)に加えて、他の腫瘍などで応用されている、がん細胞の特定の分子だけを狙い撃ちするような分子標的治療とよばれるものの開発・実施も治療成績に改善をもたらしました。合わせて、骨髄移植に関してもより安全に行えるようになった事も予後改善に関与しております。

  • 眞鍋 憲正(整形外科医・スポーツ医学担当)

急性白血病とはいわゆる血液のがんです。

この疾患にはさまざまな型があるため、ときに診断が難しいことがあります。しかし、最近、抗がん剤でなかなか治療がうまくいかなかった急性白血病と診断された患者さんが、人工知能(AI)によって当初の診断とは異なる白血病であったということがわかり、抗がん剤の変更をしたことで、見事治療を成功させたということが話題になりました。

岡村さんの白血病の型がどの型かは発表されておらず不明ですが、記事のように以前よりは治るケースも増えてきていますので、回復されることをお祈りしています。