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アフターピルとは

 更新日:2023/03/27

アフターピルとは

アフターピルとは、緊急的に妊娠を阻止する薬剤です。避妊に失敗したり、性犯罪に巻き込まれたりした際に用いられることが多いです。様々な種類のアフターピルがありますが、主流となっているものは黄体ホルモンの働きによって排卵を遅らせたり、子宮内膜の成熟を早めて着床しにくい環境を作り、妊娠を防ぎます。日本で主流となっているアフターピルは、性行為から72時間以内に服用することが妊娠を防ぐうえで重要です。一方、日本では未承認ですが、海外で一般となっているアフターピルには、性行為から120時間以内に服用することで妊娠を防ぐ効果があります。ただし、24時間以内など早期に服用した場合でも、妊娠を阻止できる確率は97%程度とされています。医療用医薬品のため、医師による診察を受けて処方されます。緊急時のために、近年ではオンラインで診療を受けられるクリニックも増加しています。

メリット

・望まない妊娠を防ぐことができる

デメリット/副作用

・医師の診察を受けることが必須

治療期間

アフターピルは、性交渉後72時間以内に服用し、3ヵ月以内に妊娠検査薬で妊娠の有無を確認する必要があります。

費用相場

アフターピルは、保険適応外で3,000~8,000円程度とされています。

注意点

治療期間や費用は、医療機関や治療内容などによって大きく異なる場合があります。

この記事の監修医師