アブレージョン手術とは
アブレージョン手術とは
アブレーション手術とは、不整脈治療に用いられる手術です。カテーテルを不整脈の原因となっている心筋へ当てて焼灼することで、その部位での異常な電気刺激を通らなくさせることで、不整脈を起こらなくするという治療法をとります。カテーテル先端の温度は60度が最大となり、カテーテルを当てた部分にはやけどができます。
治療時は痛みを感じることが多いため、全身麻酔をしてから行われます。手術中は専用の装置を使い、レントゲン透視下で心臓の動きを観察しているので安心です。大きな問題がなければ、術後3時間で歩くこともできるようになります。
メリット
・治療が成功すれば不整脈の原因を根本的になくすことができる
・入院期間が短く、体の負担が少ない
・術後2週間はできることが限られるが、デスクワークなど負担のかからないことは退院後すぐに可能
デメリット/副作用
・手術の期間が複数回に及ぶことが多い
・費用が高い
・合併症が起こるリスクがある
治療期間
入院期間は平均3泊4日です。
費用相場
約150~250万円程度と非常に高額な費用がかかります。
保険適用や高額医療に対する還付制度によって、個人負担は少なくなります。
注意点
治療期間や費用は、医療機関や治療内容などによって大きく異なる場合があります。