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「食後の血糖値」はどう変化する?血糖値の異常で現れる症状も医師が解説!

 公開日:2025/11/19
「食後の血糖値」はどう変化する?血糖値の異常で現れる症状も医師が解説!

食後の血糖値が高いとどうなる?メディカルドック監修医が主な原因や考えられる病気・何科へ受診すべきか・対処法などを解説します。気になる症状は迷わず病院を受診してください。

伊藤 陽子

監修医師
伊藤 陽子(医師)

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浜松医科大学医学部卒業。腎臓・高血圧内科を専門とし、病院勤務を経て2019年中央林間さくら内科開業。相談しやすいクリニックを目指し、生活習慣病、腎臓病を中心に診療を行っている。医学博士、産業医、日本内科学会総合内科専門医、日本腎臓学会腎臓専門医、日本透析医学会透析専門医、日本東洋医学会漢方専門医、日本医師会認定産業医、公認心理師。

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食事と血糖値の関係性とは?

「血糖値」とは、血中に含まれるブドウ糖(グルコース)濃度を示す値です。ブドウ糖は、体を動かすエネルギー源として使われ、食事に含まれる炭水化物・タンパク質・脂質といった栄養素が消化・吸収されることで供給されます。 これらの栄養素はそれぞれ血糖値への影響の仕方が異なります。
栄養素 多く含まれる食材 血糖値における特徴
炭水化物 ご飯・パン・麺類など 消化吸収が速く、食後の血糖値を大きく・速く上昇させる。血糖値を変動させる最大の要因。
タンパク質 肉・魚・大豆製品など 糖に変わるスピードが緩やかなため、血糖値の上昇は比較的穏やか。
脂質 油・バターなど 糖に変わるスピードが緩やかなため、血糖値の上昇は比較的穏やか。
また、野菜や海藻類に豊富な食物繊維は、糖の吸収を遅らせることで、食後の急激な血糖値上昇を抑える重要な役割を果たします。

食後の血糖値はどのように変化する?

ここからは、食後の血糖値の変化について解説します。血糖値変化の流れを知り、ご自身の体調変化や糖尿病への理解を深めていきましょう。

血糖値は食事後1時間〜2時間でピークになる?

食べたものの種類や量にもよりますが、健康な方の場合、血糖値がピークに達するのは食後1時間〜1.5時間後が多いです。 これは、食事で摂取した栄養素が消化され、ブドウ糖として血液中に吸収されるまでに一定の時間がかかるためです。 ピークに達した血糖値は、すい臓から分泌されるインスリンというホルモンのはたらきにより徐々に下降します。

食事で上がった血糖値はどうやって下がるのか?

食事によって上昇した血糖値は、おもに「インスリン」というホルモンの働きによって正常な範囲まで下がります。インスリンは血糖値を下げる効果のある唯一のホルモンで、すい臓にあるランゲルハンス島β細胞(ベータさいぼう)という部分から分泌されます。食事で上がった血糖値が、インスリンのはたらきで下がる流れは、以下のとおりです。
1.食事によって血糖値が上昇する
2.血糖値の上昇を感知したすい臓からインスリンが分泌される
3.インスリンが糖を必要とする細胞の「受容体」という部分に結合する
4.インスリンが受容体に結合すると、血液中の糖分が、細胞に取り込まれてエネルギーとして利用される
5.インスリンのはたらきにより、余った血液中の糖分は形を変えて肝臓や筋肉、脂肪などに貯蔵される
6.血液中の糖分が利用されて減少したため、血糖値が下がる
細胞がブドウ糖をエネルギーとして利用したり、いざという時のために貯蔵したりすることで、血液中のブドウ糖濃度、つまり血糖値が下がります。インスリンは、血液中のブドウ糖を筋肉や脂肪などの細胞に取り込ませるための「鍵」のような役割を果たすのです。

血糖値は食後2時間後に正常値へ

インスリンが正常に機能していれば、食後2時間ほど経過すれば血糖値は正常な範囲まで下がります。もし食事から2時間経っても血糖値が140mg/dL以上の高い状態が続く場合は、「食後高血糖」と判断されます。これはインスリンの分泌量が不足しているか、その効き目が悪くなっているサインかもしれません。実際、糖尿病の診断においても、糖分を摂取してから2時間後に血糖値が140mg/dL未満まで下がるかは非常に重要な指標となります。

「食後血糖値」の基準値と異常値は?

食後血糖値の基準を正しく理解することは、糖尿病の予防や治療の助けとなります。ここでは、食後血糖値の基準値と、注意すべき異常値について解説します。

「食後血糖値」の基準値

血糖値は摂った食事の種類や量によって変わるため、「食事をしてから測る」といった方法では一定の基準を設けることができません。そのため、食後血糖値の測定には、10時間以上絶食した空腹状態で75gのブドウ糖を含むソーダ水を飲み、血糖値の推移を調べる「75g経口ブドウ糖負荷試験(OGTT)」が用いられます。
食後血糖値の基準値を、以下にまとめました。
判定 75gOGTT2時間値
正常型 140mg/dL未満
境界型(糖尿病予備軍) 140~199mg/dL
糖尿病型 200mg/dL以上
この表のように、75gOGTTの食後2時間での値が140mg/dL未満であれば「正常型」と判断されます。また、200mg/dL以上であれば「糖尿病型」、正常型と糖尿病型の中間は、糖尿病予備軍ともいえる「境界型」です。糖尿病の診断は、この食後血糖値と空腹時血糖値などを組み合わせて行われます。

「食後血糖値」の異常値

食後2時間で測定した血糖値が140mg/dL以上の場合、「食後高血糖」という状態と見なされます。これは、摂取した糖を体が適切に処理できていないサインです。この状態は、糖尿病に既になっているもしくは、糖尿病のリスクが高い状態といえます。 健康診断の空腹時血糖値はやや高い程度なのに、食後血糖値が非常に高い方もいます。本格的な糖尿病への移行を防いだり、糖尿病の悪化を防ぐのに、食後血糖値に異常があるかどうかは非常に重要な役割を果たしています。

糖尿病の疑いがある血糖値の数値は200mg/dL以上?

糖尿病の疑いがあると診断される食後血糖値(75g経口ブドウ糖負荷試験の2時間値)は、200mg/dL以上です。 ただし、糖尿病の疑いがあるとされる血糖値は、食後血糖値以外に「空腹時血糖値」という基準もあります。このほかに、随時血糖値での200mg/dL以上、過去1,2か月の平均血糖値を反映するHbA1cが糖尿病の診断として用いられます。
検査 基準値
75gOGTT 2時間後の値が200mg/dL以上
空腹時血糖値 126mg/dL以上
随時血糖値 200mg/dL以上
HbA1c 6.5%以上
この4つの基準のうち血糖値のみ満たす場合には、別日の検査でも同様の高血糖を示した場合、もしくは血糖値とHbA1cの基準を満たした場合には糖尿病と診断します。この基準を満たさないものの高血糖がある場合は、「糖尿病の疑いがある」と診断されます。「口が乾く」「トイレの回数が増えた」「体重が減ってきた」などが、糖尿病の典型的な症状です。気になるものがある方は早めに内科や糖尿病内科を受診しましょう。

食後血糖値の異常を放置するとどうなる?

食後血糖値の異常は、初期には自覚症状がほとんどなく、見過ごしてしまうケースが少なくありません。ここからは、食後血糖値の異常について解説します。

隠れ糖尿病と血糖値スパイク

食後高血糖の中でも特に注意が必要なのが「隠れ糖尿病」と「血糖値スパイク」です。これらは、通常の健康診断では見逃されやすいという共通点があります。「隠れ糖尿病」とは、健康診断で測定する空腹時血糖値は正常範囲内や境界域なのに、食後血糖値のみが異常に高い状態です。 一方、「血糖値スパイク」は、食後に血糖値が急激に上昇したあとにインスリンの作用によって急激に下がるジェットコースターのような激しい血糖変動を指します。通常、食後の血糖値の推移をグラフにすると、ゆるやかな山のような形になります。しかし、血糖値スパイクの状態では、血糖値が急激に上下するため、グラフがとげ(スパイク)のような形になります 。この急激な血糖値の変動が血管に大きな負担をかけ、ダメージを与えるのです。

血糖値スパイクや隠れ糖尿病はどのような症状が出る?

血糖値スパイク、隠れ糖尿病のどちらも自覚症状があらわれにくいため、気付かずに見過ごされるケースが少なくありません。しかし、中には以下のような症状を感じる方もいます。
・食後の強い眠気・だるさ
・集中力の低下やイライラ感
・頭痛・肩こり
・ほてり・発汗
・異常な空腹感や手の震え
これらは、血糖値の急激な上昇やその後の急降下による低血糖によって起こると考えられています。

「食後血糖値」の異常で気をつけたい病気・疾患

ここではメディカルドック監修医が、「食後血糖値」に関する症状が特徴の病気を紹介します。 どのような症状なのか、他に身体部位に症状が現れる場合があるのか、など病気について気になる事項を解説します。

糖尿病・糖尿病予備群

糖尿病や糖尿病の手前の状態である「糖尿病予備群(境界型)」では、食後血糖値が上がるケースが多く見られます。 糖尿病は、インスリンの作用が不足して血糖値が高い状態が慢性的に続く病気で、遺伝的要素や生活習慣が原因とされています。 代表的な治療法は、以下3種類です。
食事療法:血糖値を上げる原因である食事の種類や量を工夫する
運動療法:運動によって体内の糖を消費したり、インスリンの効きをよくしたりする
薬物療法:飲み薬や注射でインスリンのはたらきを助けたり、糖の排泄を促したりする
健康診断で異常を指摘されたり、気になる症状があったりする場合は、内科または糖尿病内科を受診しましょう。

動脈硬化

食後血糖値の高さをはじめとする血糖値の変動は、血管の壁を傷つけ、動脈硬化のリスクを高めます 。動脈硬化だけで自覚症状があらわれることは、ほぼありません。しかし、動脈硬化は以下のような重大な病気のリスクを高めるため注意が必要です。
心筋梗塞
脳梗塞
末梢動脈疾患(例:足の痺れ、痛み、冷たさなど)
足病変(例:足が壊死する)
動脈硬化の進行を防ぐには、食後高血糖をはじめとする血糖値の管理が欠かせません。血糖値の管理は糖尿病内科、動脈硬化自体の評価や心臓・血管系の管理は循環器内科が専門となります。 受診先に悩んだら、まずはかかりつけの内科で相談するのもよいでしょう。

脳梗塞

脳梗塞は、脳の血管が詰まって血液が流れなくなり、脳細胞がダメージを受ける病気です。おもに以下2つの原因によって起こるとされています。 ・動脈硬化によって脳の血管が狭くなったり、プラーク(血管内のこぶ)が破れてできた血栓(血の塊)が詰まったりする
・心臓の不整脈などによってできた血栓が血流に乗って脳まで届き、血管を詰まらせる
動脈硬化には、糖尿病をはじめとする生活習慣病が大きくかかわります。それもあり、糖尿病の方は、そうでない方と比べて脳梗塞の発症リスクが男性は2.2倍、女性は3.6倍高いとされています。 もし片側の手足の麻痺や痺れ、ろれつがまわらないなどの症状があらわれたらすぐに救急車を呼び、脳梗塞の専門治療ができる医療機関を受診しましょう。

認知症

近年、糖尿病が認知症のリスクを高めることが明らかになってきました。 たとえば、糖尿病の方はそうで無い方よりも、以下のように認知症のリスクが高いとされています。
認知症のタイプ どのような認知症か 糖尿病でない方と比べた認知症のなりやすさ
アルツハイマー型認知症 脳の神経細胞が減り、脳が小さくなって機能が失われ、認知機能が低下する 約1.5倍
脳血管性認知症 脳梗塞や脳出血が原因で脳細胞が失われ、認知機能が低下する 約2.5倍
認知症の確実な治療法はまだありませんが、血糖コントロールを良好に保つことは、発症リスクの軽減につながります。物忘れが増えた・言葉がうまく出てこないなどの変化があれば、精神科や脳神経内科、もの忘れ外来などにご相談ください。

「食後血糖値」の正しい対処法・改善法は?

食後血糖値の異常は、生活習慣を見直すことで改善が期待できます。ここでは、今日から始められる具体的な方法を解説します。

血糖値を下げる飲み物や食べ物はある?

「これを食べれば血糖値が下がる」という、魔法のような食品はありません。ただし、日々の食事に上手に取り入れることで、血糖コントロールを助けてくれる食べ物や飲み物はあります。
・糖分を含まない飲み物(コーヒー・緑茶・麦茶など)
・食物繊維を多く含む野菜・海藻・きのこなど
・白米より血糖値の上昇が穏やかな玄米や発芽玄米
・通常のパンより血糖値の上昇が穏やかな全粒粉パン
ただし、基本的には炭水化物・タンパク質・脂質をバランスよく摂ることが大切です。特定の食べ物だけを偏って摂るのではなく、栄養バランスのよい食事をよく噛んで食べることを心がけましょう。

運動で食後の血糖値を下げることはできる?

運動は食後の血糖値を下げるのに非常に効果的です。運動をすると、筋肉への血流が増えてブドウ糖が細胞によく取り込まれるため、効率よく血糖値が低下します。また、運動を継続すると筋肉の量も増えるため、より糖をエネルギーとして上手に使えるようになります。 食後であれば効果はあるため、食後1〜2時間頃に運動をするとよいでしょう。取り入れやすく、おすすめなのはウォーキングやジョギングなどの有酸素運動や、筋肉トレーニングです。ヨガや太極拳、水泳なども効果があります。有酸素運動の場合、1日15〜30分を1日2回程度おこなうのが目安となります。ただし、1日だけ長く運動をするよりも、無理のない範囲で続けることが大切です。食後の血糖値が気になる方は、ぜひ食後の散歩を取り入れてみてください。

食後血糖値の改善で心がけたい生活習慣

食後血糖値を改善するには、以下のような生活習慣を心がけるのがおすすめです。
・食事は1日3食をバランスよく規則正しく摂る
・食べすぎに注意し、腹8分目を心がける
・ゆっくりとよく噛んで食べる
・糖分を含まない水分をこまめに摂取する
・アルコールは飲みすぎに注意し、タバコはやめる
・食事の際は食物繊維の多い野菜、タンパク質の多い魚や肉、糖分の多い炭水化物の順で食べる
無理のない範囲から、少しずつ取り入れてみてください。

「食後血糖値」についてよくある質問

ここまで症状の特徴や対処法などを紹介しました。ここでは「食後血糖値」についてよくある質問に、メディカルドック監修医がお答えします。

空腹時血糖は健康診断で検査しますが、食後血糖値はどこで検査できますか?

伊藤 陽子医師伊藤 陽子(医師)

食後血糖値は、絶食状態で75gのブドウ糖を含むソーダ水を飲んで血糖値の移り変わりを調べる「75g経口ブドウ糖負荷試験(OGTT)」という検査をおこないます。 検査を希望する方は、まずかかりつけの内科にご相談ください。内科で検査をする場合もあれば、専門の糖尿病内科へ紹介することもあります。

血糖値が気になる場合、主食はパンとご飯どちらが良いでしょうか?

伊藤 陽子医師伊藤 陽子(医師)

パンと白米はどちらも血糖値を上げやすい食品です。食べる量や組み合わせる食材によっても異なるため、「どちらのほうが血糖値によい」とは、一概に言えません。パンもご飯も、精製度の低いものを選んだ方が、血糖値を上げにくいとされています。血糖値への影響を考えるなら、ご飯なら白米よりも玄米や発芽玄米、パンなら普通の小麦粉のパンより全粒粉パンを選ぶとよいでしょう。また、ご飯なら濃い味の佃煮やおかず、パンならバターやジャムなどを組み合わせると血糖値は上がりやすくなります。薄めの味付けを心掛け、よくかんでバランスよく食べるようにしましょう。

食後血糖値の異常を指摘された場合、何を控えた方が良いですか?

伊藤 陽子医師伊藤 陽子(医師)

まず控えるべきは、砂糖が多く含まれており、血糖値を急激に上げやすい清涼飲料水やジュース類です。菓子パンやケーキ、スナック菓子など、精製された糖質と脂質を多く含む食品も摂りすぎに注意しましょう。また、ラーメンとチャーハンといった「炭水化物の重ね食べ」は糖質の摂りすぎが起こりやすいため、注意が必要です。炭水化物・タンパク質・脂質をバランスよく摂ることを心掛けてみてください。

食後血糖値が200を超える人は糖尿病なのでしょうか?

伊藤 陽子医師伊藤 陽子(医師)

食後2時間の血糖値が200mg/dLを超えただけですぐ糖尿病と確定するわけではありませんが、通常の方より糖尿病のリスクが高いことは確かです。基本的には血糖値(75gOGTT)が200mg/dL超えている場合、別の日に検査をおこない、以下のうちどれかが当てはまれば糖尿病と診断されます。
・空腹時血糖が126mg/dL以上
・随時血糖が200mg/dL以上
・HbA1c(ヘモグロビンエーワンシー:過去1か月間の血糖コントロールの状態をあらわす値)が6.5%以上
・喉や口がひどく渇く、尿が増える、体重が減るなど、血糖値が高い状態をあらわす症状が出ている
・糖尿病が原因で目の神経が傷む「糖尿病性網膜症」がある
食後血糖値が200を超えている場合、血糖値を下げるインスリンがうまく働いていない可能性が高く、放置するのは危険です。必ず内科や糖尿病内科を受診してください。

まとめ 「食後血糖値」が気になる場合は速めに内科を受診しよう!

食後血糖値は、わたしたちの体の状態をあらわす一つの指標です。通常、食後に血糖値が上がっても、インスリンの働きで2時間ほどすれば正常な範囲に戻ります。しかし、インスリンの分泌が足りなかったり、効きが悪かったりすると血糖値がうまく下がらずに、食後の高血糖が続くことがあるのです。 特に「隠れ糖尿病」や「血糖値スパイク」といった状態は、動脈硬化を悪化させ、心筋梗塞や脳梗塞、認知症といった重大な病気のリスクを高めることにつながります。食事の内容や運動に気を配り、急激な食後血糖値の上昇を抑えるように心がけましょう。 食後血糖値は、内科や糖尿病内科で検査・相談できます。気になることがある方は、一度受診することをおすすめします。

「血糖値」の異常で考えられる病気

「血糖値」から医師が考えられる病気は5個ほどあります。各病気の症状・原因・治療方法など詳細はリンクからメディカルドックの解説記事をご覧ください。

内分泌系の病気

  • 妊娠糖尿病
  • グルカゴノーマ

消化器系の病気

血糖値が高い状態は、糖尿病などの病気が強く疑われます。放置すると動脈硬化が進み脳梗塞や心筋梗塞のリスクが高まるため、内科・糖尿病内科を受診して適切な治療を受けましょう。

「血糖値」に似ている症状・関連する症状

「血糖値」と関連している、似ている症状は5個ほどあります。各症状・原因・治療方法などについての詳細はリンクからメディカルドックの解説記事をご覧ください。

関連する病気

  • 食後に眠くなる
  • 尿量が増える
  • 口が乾く
  • 水分を摂る量が増える
  • 体重が減少する
これらの症状がみられる場合、血糖値の異常がある可能性があります。健康診断の結果で血糖値異常を指摘されたり、これらの症状が強くみられる場合にはまず内科を受診して相談してみましょう。

この記事の監修医師