糖尿病予防レシピ:豚肉と小松菜のガーリック炒め
豚肉には体内の糖質を消費し、エネルギーに変えてくれるビタミンB1が豊富に含まれています。血糖値の上昇を抑え、糖尿病予防に効果があります。そこで今回は、豚肉と小松菜を使ったガーリック炒めをご紹介します。小松菜などの緑黄色野菜には、カロテンが豊富に含まれており、インスリンの感受性を高める効果が期待できます。野菜不足という方も、にんにくの香りでペロッと食べてしまう一品です。
監修管理栄養士:
平辻 巴純(管理栄養士)
【材料】
【2人分】
豚ばら肉:150g
小松菜:1袋(200g)
にんにく:1かけ
ごま油:大さじ1
<豚肉の下味用>
酒:大さじ1
しょうゆ:小さじ1
片栗粉:小さじ1
<調味料>
酒:大さじ1
砂糖:小さじ1/2
しょうゆ:小さじ1
塩こしょう:少々
作り方
①小松菜は根元を切り落とし、食べやすい大きさに切る。にんにくは薄切りにしておく。
※小松菜に含まれるカロテンはインスリンの感受性を高め、糖尿病の予防に効果があります
②豚肉を一口大に切りボウルへ入れ、下味用の調味料と一緒に揉み込む。
※豚肉には体内の糖を消費し、エネルギーに変えてくれるビタミンB1が豊富に含まれています
③フライパンにごま油、にんにくを入れて弱火で熱する。にんにくの香りがしてきたら②の豚肉を加え、中火で炒める。
④豚肉の色が変わるまで炒めたら、小松菜を加える。小松菜がしんなりするまで炒めたら調味料を加えてからめたら、器に盛って完成。
※小松菜に含まれるカロテンは油で炒めることで、体での吸収率がアップします
監修管理栄養士からのコメント:
平辻 巴純さん(管理栄養士)
糖の代謝を助けてくれる豚肉を使ったメニューです。下味に片栗粉をまぶすことで、豚肉の旨みが逃げずに凝縮されます。ひと手間ですが、ぜひ省かずにやってみてください。にんにくとごま油の香りが食欲を増進させ、小松菜が苦手という方もペロリと食べてしまいます。