【闘病】子宮筋腫で子宮全摘出術に至るまで ~納得いく治療を受けるために~(2/2ページ)

治療技術はもちろんのこと細やかな配慮にも感激

編集部
術後の痛みはどうでしたか?
akkoさん
痛みはありましたが、もともと酷い片頭痛持ちで痛みには強いようでした。手術翌日にはウロウロ歩き回っていたので、看護師さんにビックリされました。術後に痛み止めの点滴も使いましたが、呼吸抑制感が強く出たので使ったのは一度だけで、あとは坐薬のみで対応しました。
編集部
ほかに何か印象的なエピソードがあれば教えてください。
akkoさん
手術の前に「帝王切開の傷の上から切るけれど、思ったより筋腫が大きかったり癒着が強かったりしたら、申し訳ないけれど下方にT字に切開させてください」と説明を受けました。結果、帝王切開の傷のピッタリ真上に切開して頂いていたので、傷口がそれ以上大きくなることはなく、細やかな配慮と技術に感激しました。
編集部
現在の体調はいかがですか?
akkoさん
体調は良好です。子宮は摘出しましたが卵巣は温存したのでホルモンバランスも変わりなく、子宮がないことによる不都合は特にありません。生理がないのはとても楽です。
編集部
最後に、読者に向けてメッセージをお願いします。
akkoさん
今はインターネットも発達しているので、手術や治療を受ける際は自己学習をし、どんな病院かをきちんと調べて受診することが重要だと思います。特に病院選びは、施設情報ではなく、かかりたい科の医師に目を向けて調べると良いと思います。ネットの情報も玉石混合であったり、紹介された病院でもあまり情報のないところに行くのは勇気が要ったりするかもしれませんが、自分自身が納得して満足のいく治療を受けるためには重要なことだと思います。
編集部まとめ
医療行為がリスクゼロということはないわけですから、それならば前もって納得できる治療や手術を受けたいところです。そのためには、自分で情報を取りに行くことも重要なのかもしれません。現代はインターネットで病院の施設情報や医師情報を事前に詳しく得ることができますので、上手に活用することもそのための1つの手であることは間違いありません。







