たるみ治療はどれを選ぶべき?質の高い治療で引き締まった輪郭を目指す

年齢とともに気になってくる“顔のたるみ”。
肌の弾力が失われ、輪郭がぼやけてくると、実年齢よりも老けた印象を与えてしまいます。たるみ治療には機器による治療や注入治療、外科手術などさまざまな種類があります。適切な治療を選ぶには、まずたるみが起こるメカニズムを理解し、自分の状態に合った方法を見つけることが大切です。
本記事では、たるみの原因から治療の種類、失敗しない選び方まで解説します。

監修医師:
西脇 智哉(眠れるスキンクリニック田町)
東京ベイ・浦安市川医療センター初期研修医
2017年 東京慈恵会医科大学附属病院麻酔部
2018年 都内美容皮膚科クリニック非常勤勤務開始
三井記念病院麻酔科
2022年 スキンラボクリニック五反田の立ち上げに参画
2024年 三豊総合病院麻酔科
2025年 眠れるスキンクリニック田町 開院
目次 -INDEX-
たるみはなぜ起こる?知っておきたいメカニズム

顔のたるみは、単に加齢だけが原因ではありません。肌の内部構造や筋肉、脂肪などが複雑に関わり合って起こります。効果的な治療を選ぶために、たるみが生じるメカニズムを正しく理解しましょう。
肌の支えが弱くなる理由
肌の内部にある真皮と呼ばれる部分は肌の土台となる部分で、ハリや弾力を保つ重要な役割を担っています。
真皮には、肌のハリを支えるコラーゲンとしなやかな弾力を生み出すエラスチンといった線維成分が網目状に張り巡らされており、肌の若々しさを内側から支えています。しかし、加齢とともにこれらの成分を生み出す力は徐々に低下し、すでに存在している線維も変性や劣化が進んでいきます。
また、紫外線によるダメージも大きな要因です。紫外線は真皮層まで到達し、コラーゲンやエラスチンを分解・破壊する働きがあります。
さらに、肌の乾燥も影響を与えます。水分不足の状態が続くとバリア機能が低下し、外部刺激の影響を受けやすくなるだけでなく、肌本来の弾力性も失われていきます。
このように、加齢や紫外線、乾燥といった複数の要因が重なることで肌を内側から支える力が弱まり、たるみが目立つようになるのです。
筋肉・脂肪の緩みが輪郭に影響する
顔には表情筋と呼ばれる多くの筋肉が存在し、皮膚や脂肪組織を内側から支えています。しかし、加齢によって筋力が低下すると肌や脂肪を持ち上げる力が弱まり、たるみが生じやすくなります。特に日常生活で使われる機会が少ない筋肉ほど衰えやすく、変化が現れやすい傾向があります。
また、顔の脂肪組織にも加齢による変化が起こります。顔全体に均一に分布していた脂肪が、加齢とともに下垂したり部位によって減少したりすることでバランスが崩れていきます。例えば、頬の脂肪が下がるとほうれい線が深くなったり、フェイスラインがぼやけたりする原因になります。
さらに、表情筋や脂肪、皮膚をつなぎとめている靭帯も、加齢によって徐々に緩んでいきます。靭帯の支えが弱くなることで皮膚や脂肪は重力の影響を受けやすくなり、下方向へと引っ張られてしまいます。
これらの変化が重なり合うことで顔全体の立体感が変化し、輪郭のぼやけや、たるみが目立つ印象へと変化します。
骨の萎縮もたるみの原因に
顔のたるみは、皮膚や筋肉の衰えだけで起こるものではありません。
顔の土台となる骨の変化も、たるみの大きな要因の一つと考えられています。
加齢に伴い、顔の骨は少しずつ萎縮し、全体的にボリュームを失っていきます。特に、目の周囲の眼窩、頬骨、上顎、下顎といった部位は、骨の後退や縮小が起こりやすいといわれています。これにより、若い頃とは顔の輪郭や立体感が変化していきます。
骨は、皮膚や脂肪、筋肉といった軟部組織を内側から支える土台の役割を担っており、骨のボリュームが減少するとこれまで支えられていた皮膚や脂肪が行き場を失い、重力の影響を受けて下方へ垂れ下がりやすくなります。
その結果、たるみが目立つようになったり、ほうれい線やマリオネットラインといった深いしわとして現れることもあります。このように、骨格の変化は顔全体の印象に大きく関わっているのです。
たるみを改善するには?
たるみを改善するためには、原因となっている層に適切にアプローチすることが重要です。たるみは、皮膚表面だけでなく真皮層や筋肉、脂肪層、さらには骨格の変化まで複数の要因が重なって生じるため、表層的なケアだけで根本的な改善を目指すのは難しく、深い部分まで働きかける対策や治療が求められます。
日常のスキンケアでは、十分な保湿を行い、紫外線対策を徹底することが基本です。これらはたるみの進行を抑えるうえで欠かせませんが、すでに進行したたるみに対しては、医療機関で受けられる専門的な治療が効果的といえるでしょう。
治療方法は、たるみの程度や原因となっている層の深さによって選択肢が異なります。軽度から中等度のたるみには、機器による治療や注入治療が適している場合が多く、重度のたるみには外科手術が検討されることもあります。自分の状態を正しく把握し、医師と相談しながら適切な治療法を選ぶことが、理想的な結果を得るための第一歩です。
たるみ治療の種類

医療機関で受けられるたるみ治療には、大きく分けて機器による治療、注入治療、外科手術があります。それぞれに特徴があり、たるみの程度や部位、ダウンタイムの希望などによって適した方法が異なります。自分に合った治療を選ぶには、各治療法の仕組みや効果、リスクを理解することが大切です。医師としっかり相談し、期待する効果とのバランスを考えながら決めていきましょう。
機器によるたるみ治療
機器によるたるみ治療は、メスを使わずに肌の深部まで働きかける方法です。超音波やラジオ波、レーザーなどの技術を用いて、真皮層や皮下組織に熱エネルギーを届けます。この熱刺激により、肌のハリを保つコラーゲンの生成が促進されると考えられており、肌の引き締め効果が期待できます。施術直後から引き締まりを実感する方もいますが、コラーゲンの生成が進むにつれて、数ヶ月かけて徐々に効果が現れていくこともあります。
機器によるたるみ治療は、軽度から中等度のたるみに効果的です。ダウンタイムが少ないという利点がある一方で、効果の持続期間には個人差があり、一般的にはは数ヶ月〜1年程度とされていて定期的な治療が必要になる場合もあります。
注入治療
注入治療は、注射によって薬剤を皮膚に直接注入し、たるみやしわを改善する方法です。施術時間が短くダウンタイムが少ないとされていますが、効果の持続期間は使用する薬剤によって異なり、数ヶ月〜1年程度で再治療が必要になることがあります。
また、注入する位置や量によって仕上がりに大きな差が出るため、医師の技術力や経験が結果を左右する治療といえます。顔の解剖学を十分に理解し、全体のバランスを見極めながら施術できる経験豊富な医師を選ぶことが重要です。
注入治療にはさまざまな方法がありますが、ここでは失われたボリュームを補うヒアルロン酸注入と、肌自身の再生能力を引き出す肌育注射について解説します。
ヒアルロン酸注入
ヒアルロン酸をくぼみやしわに直接注入、物理的にボリュームを補うことで肌を持ち上げる治療です。頬のこけやほうれい線、マリオネットラインなど、気になる部位に集中的にアプローチできるのが特徴です。
メリット:施術直後から効果を実感しやすい、気になる部分にピンポイントでアプローチできる
デメリット:注入量や部位を誤ると不自然な仕上がりになる可能性がある、まれに血管閉塞などのリスクがある
費用相場:1本(1cc)あたり30,000〜100,000円(税込)程度
肌育注射
自身のコラーゲン生成を促す薬剤(PN製剤やアミノ酸製剤など(※1))を注入し、肌のハリや弾力、質感を内側から改善していく治療です。時間をかけて徐々に効果が現れ、自然な仕上がりが期待できます。
メリット:自然な仕上がりで肌質そのものの改善が期待できる、アレルギーのリスクが低い
デメリット:効果を実感するまでに時間がかかる、複数回の施術が必要になる場合がある
費用相場:1回あたり50,000〜200,000円(税込)程度
(※1) 未承認医薬品等であるため医薬品副作用被害救済制度の対象とはならない可能性があります。
外科手術
重度のたるみに対しては、外科手術が選択肢となる場合があります。
代表的な治療として挙げられるのがフェイスリフトで、余分な皮膚を切除し、筋膜を引き上げて固定することでリフトアップ効果が期待できます。
外科手術のメリットは、効果の持続期間が長い点です。効果の持続期間には個人差がありますが、一般的には5〜10年程度、場合によってはそれ以上効果が続くこともあるとされています。一度の施術で大きな変化が得られる点もメリットといえるでしょう。
一方で、外科手術にはダウンタイムが伴います。術後は腫れや内出血が数週間続くことがあり、仕上がりが安定するまでには数ヶ月かかる場合もあります。また、傷跡が残る可能性や感染などの合併症リスクについても、事前に十分理解しておく必要があります。また、費用も高額になりがちで、900,000〜2,000,000円(税込)程度かかります。
そのため、外科手術を検討する際は複数の治療法を比較したうえで、たるみの程度や希望する効果、許容できるダウンタイムやリスクを総合的に判断することが重要です。
浅い真皮を引き締める「ソフウェーブ」とは

たるみ治療の選択肢のなかで、近年注目を集めているのが「ソフウェーブ」という治療法です。
ソフウェーブは、真皮層をターゲットに超音波を照射し、肌の引き締めや質感改善を目指すことができ、脂肪層に強い影響を与えずに真皮層に限局して作用させることができるため、頬のこけが心配な方や脂肪が少ない方にも適しています。
ただし、治療中は熱感や痛みを感じることがあるため、治療を受ける際には痛みの管理が重要なポイントです。
ソフウェーブの特徴
ソフウェーブは超音波技術を用いた治療で、真皮層に集中的にアプローチします。この層は肌のハリや弾力、質感に直接関わる重要な部分であり、ここを効果的に刺激することで、自然な引き締め効果が期待できます。
治療のメカニズムは、超音波エネルギーを真皮層の一定の深さに正確に照射し、制御された熱刺激を与えることでコラーゲンやエラスチンの再構築を促すというものです。熱刺激によって真皮内に軽度のタンパク変性が生じ、その修復過程で新しいコラーゲンが産生されます。このコラーゲンの再構築が進むことで肌の弾力が徐々に回復し、たるみが改善されるという仕組みです。
ソフウェーブでは真皮層に熱エネルギーを与えるため、施術中に熱感や痛みを感じる場合があります。そのため、ソフウェーブに搭載されている冷却機能で皮膚表面を冷やしたり、麻酔クリームを使用したりして痛みを和らげながら治療を行います。
加熱により古いコラーゲンやエラスチンが収縮するため、施術直後から引き締め効果を実感できる場合があります。その後、自己治癒力によって新しいコラーゲンなどが生成されるため、2〜3ヶ月かけて徐々に効果が高まっていくといわれています。
ソフウェーブはクリニック選びが大切
ソフウェーブの効果を十分に引き出すためには、適切な知識と技術を持つクリニックを選ぶことが重要です。
ソフウェーブの照射深度は限定的ですが、エネルギー設定や照射デザイン、顔の解剖学に基づいた照射技術によって、仕上がりに差が出ます。
医師が機器の特性を理解し、一人ひとりのたるみの状態や肌質を見極めたうえで治療計画を立てられるかどうかが結果を左右します。また、治療後の経過観察や必要に応じたフォローを行うアフターケア体制も重要な判断基準です。
カウンセリング時には、期待できる効果だけでなく痛みやダウンタイム、リスクについても丁寧に説明してくれるかどうかを確認するのが、信頼できるクリニックを見極めるポイントといえるでしょう。
後悔しないたるみ治療の選び方

たるみ治療で満足のいく結果を得るには、自分に合った治療法を選ぶだけでなく、信頼できるクリニックを見つけることが欠かせません。治療の種類が増えている今だからこそ、慎重に選択することが重要です。ここでは、失敗しないための具体的なポイントを紹介します。これらを意識してクリニック選びを進めることで、理想的な結果に近づけるでしょう。
医師の技術で結果が変わる理由
たるみ治療の結果は、医師の技術力に大きく左右されます。同じ機器や薬剤を使っても、医師の経験や知識によって仕上がりに差が出てしまうのです。特に注入治療では、注入する位置や深さ、量を適切に判断するには、顔の解剖学的な知識と豊富な経験が必要です。バランスを欠いた注入を行うと、不自然な膨らみができたり、期待した効果が得られなかったりする可能性があります。機器治療においても、照射のパワー設定や照射位置の選択は、医師の判断に委ねられます。肌の状態や年齢、たるみの程度を正確に評価し、適切な設定を選べる医師でなければ、効果的な治療は期待できません。
痛みの対策が整っているかが満足度を左右する
治療の効果だけでなく、治療中の痛みへの配慮も、満足度に大きく影響します。痛みに対する不安が強いと、治療自体を躊躇してしまったり、治療中にストレスを感じたりする原因になるでしょう。
痛みの程度は治療の種類によって異なりますが、多くのクリニックでは痛みを軽減するための対策を講じています。表面麻酔や冷却システム、場合によっては静脈麻酔を使用することで痛みをコントロールします。特に注目すべきは、麻酔の選択肢が豊富なクリニックです。複数の麻酔方法を用意しているクリニックであれば、一人ひとりに合わせた対応が期待できるでしょう。
カウンセリングの際には、痛みへの対策について具体的に質問してみましょう。痛みに対する不安を受け止め、丁寧に説明してくれるクリニックは、患者さんの快適性を重視しているといえます。
複数の治療を組み合わせられるクリニックを選ぶ
たるみの原因は一つではなく、複数の層が関与しているため、たるみの改善には複数の治療を組み合わせた方が効果的な場合があります。治療の選択肢が豊富なクリニックであれば、患者さんの状態に応じて適切な組み合わせを提案できます。総合的なアプローチができるクリニックを選ぶことで、部分的な改善ではなく、顔全体のバランスを考えた治療が受けられるでしょう。カウンセリングでは、どのような治療の組み合わせが可能か、またその理由について確認することをおすすめします。
たるみ治療は眠れるスキンクリニック田町にご相談を

たるみ治療で大切なのは、自分の状態を正確に把握し、適切な治療法を選ぶことです。さらに、信頼できる医師のもとで治療を受けることが重要です。眠れるスキンクリニック田町は、患者さん一人ひとりの悩みに寄り添い、質の高い治療を提供しています。ここからは、眠れるスキンクリニック田町の特長を紹介します。
麻酔科医の院長が痛みに配慮した治療を提供

眠れるスキンクリニック田町の大きな特長の一つが、麻酔科医である院長が診療にあたっている点です。麻酔科医としての豊富な経験を活かし、痛みへの配慮を徹底した治療を提供されています。
麻酔科医は、痛みのメカニズムや痛みのコントロール方法について専門的な知識を持っています。治療の種類や部位、患者さんの痛みへの感受性に応じて適切な麻酔方法を選択し、必要に応じてより効果的な麻酔を使用することで痛みをしっかりとコントロールしているそうです。
カウンセリングでは、痛みに関する不安を丁寧にヒアリングして一人ひとりに合わせた対策を提案するなど、治療中の快適性を重視してリラックスして治療を受けられる環境を整えられています。痛みへの不安から治療をためらっていた方も、安心感を持って治療を受けられるのではないでしょうか。
ソフウェーブで浅い層のたるみや肌質改善にも対応
眠れるスキンクリニック田町では、ソフウェーブによる治療を提供しています。浅い真皮層のたるみや肌質の改善に効果が期待できるこの治療は、初期のたるみが気になる方や肌のハリを取り戻したい方に適しているそうです。
施術では、患者さんの肌の状態を丁寧に診察したうえで、照射計画を適切化するといいます。画一的な治療ではなく、一人ひとりの肌質やたるみの程度に合わせたオーダーメイドの施術を行うことで、効果的な結果を目指しているそうです。ソフウェーブは痛みを伴うことがありますが、麻酔科医である院長の知見を活かし、痛みを抑える工夫を徹底されています。搭載されている冷却機能に加えて適切な麻酔方法を選択することで、リラックスして治療を受けられる環境を整えているそうです。
また、治療後のフォローアップも丁寧に行い、効果の現れ方や肌の変化について、経過を観察しながら適切なアドバイスを提供されています。必要に応じて追加の治療やほかの治療との組み合わせも提案してくれるため、持続的な効果が期待できるでしょう。
複数治療から患者さん一人ひとりに適切な治療を提案

眠れるスキンクリニック田町は、さまざまなたるみ治療の選択肢を用意し、複数の治療法を組み合わせてより効果的な改善を目指されています。カウンセリングでは、患者さんの希望を丁寧にヒアリングしながら、現在の肌の状態を詳しく診察するそうです。たるみの程度やたるみが起きている層、改善したい部位などを総合的に評価したうえで、適切な治療計画を立てられています。
治療方針を決める際には、患者さんの生活スタイルやダウンタイムの希望も考慮し、仕事や日常生活への影響を抑えたい方にはダウンタイムが少ない治療を中心に提案するなど、一人ひとりの状況に合わせて柔軟に対応しているといいます。
眠れるスキンクリニック田町は、単に治療を提供するだけでなく、患者さんが納得して治療を選択できるよう、十分な説明とサポートを行われています。たるみ治療を考えている方は、まずはカウンセリングで相談してみてはいかがでしょうか。経験豊富な医師が悩みに寄り添い、適切な治療法を提案してくれるでしょう。
眠れるスキンクリニック田町の基本情報
アクセス・住所・診療時間・費用・治療期間・治療回数
JR山手線・京浜東北線 田町駅より徒歩1分
| 診療時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | 祝 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 10:00〜19:00 | ● | - | - | ● | ● | ● | ● | ● |
※完全予約制
【費用(税込)】
肌診断とカウンセリングのみ 4,400円
ソフウェーブ 110,000~467,500円
モフィウス8(※) 88,000~396,000円
インモードリフト(※)
1回 55,000円
3回 132,000円
肌育注射(※) 55,000~167,520円
ケアシス(※) 7,920円~39,600円
(※)未承認医薬品等であるため医薬品副作用被害救済制度の対象とはならない可能性があります。
【治療期間】1日〜半年 ※施術内容によって異なる
【治療回数】1〜5回 ※施術内容によって異なる
※継続することで効果を維持
※1回でも効果を感じる方もいますが、より効果を感じるのは3回程度から




