宮本 英治 みやもと美容クリニック 院長 ドクターインタビュー
目次 -INDEX-
もっと気軽にオープンに受けられる美容医療を目指して 患者が満足できる美容治療を実施
自由診療である美容医療は適正さが分かりづらく、まだまだ浸透しきれていないイメージのある分野。そんな中、「美容医療をもっと気軽に受けられるものにしたい!」と患者本位の美容治療を行っている医師がいる。今回は、患者の負担やリスクが少ない美容治療を積極的に行っている宮本院長に、医師を志したきっかけやこれから目指す美容医療について話を伺った。
- 宮本 英治 Eiji Miyamoto
医学部卒業後、総合病院や市民病院の形成外科や外科で経験を積み、2015年に愛知県の蟹江町に「みやもと美容クリニック」を開業。地元の方をはじめ、遠くは東京や九州まで、多くの患者が訪れるクリニックとなる。大事にしている言葉は「歳月人を待たず」。休日は家族と買物や旅行へ行くのを楽しみとしている。
【経歴】
2000年3月 藤田保健衛生大学医学部 卒業
2001年5月 医師免許取得
2001年5月 藤田保健衛生大学医学部形成外科 入局
2003年4月 土岐市立総合病院形成外科 勤務
2004年4月 市立伊勢総合病院外科 外科研修
2005年4月 藤田保健衛生大学医学部形成外科 勤務
2008年4月 津島市民病院形成外科 勤務
2010年3月 医学博士取得
2011年4月 藤田保健衛生大学医学部形成外科 助教
2013年4月 津島市民病院形成外科 主任医長
2015年4月 みやもと美容クリニック 開業
【資格】
日本形成外科学会 専門医
開業医だった父と恩師の影響で、美容医療の医師としての道へ
医師を目指したきっかけはありますか?
一番の理由は父親が開業医をしていたことです。幼い頃からクリニックによく出入りしていたので、自然と医師になる気持ちが芽生えてきたように思います。学生時代はサッカーや野球、スキーなどのスポーツをしていたので、「スポーツドクターの仕事がしたい」と漠然と思っていた時期もありました。肩を脱臼して病院へかかったこともあったので、そういった仕事に憧れがあったのかもしれません。
形成外科を目指したのは、学生の頃に知り合った恩師のおかげです。手術の基本的な手技に関して教えをいただいたことは、今の私の医療に役立っています。実は、美容に関しては、元々そこまで興味はなかったのです。私の先輩が大手美容クリニックで働いていたのですが、あるときそこへ見学に行く機会があって、そこから美容への興味を持つようになりました。
先生の人生に大きな影響を与えたエピソードなどがあれば教えてください。
まだ見習いの医者のときに、上司の先生が行った手術がとても印象的でした。顎の骨の手術だったのですが、手術をする前と後で劇的に外見が変わったんです。さらに驚いたことに、手術を受けた患者さんは元々は内向的な性格の方だったんですが、手術後は明るく前向きな性格に一変されました。美容医療は命に関わる科ではないのですが、外見を変えただけで人の性格がこんなにも変わるということにすごく衝撃を受けたことをよく覚えています。美容医療を目指したのは、このときの出来事があったからと言っても過言ではありません。
「シンプルさは究極の洗練である」 患者さんが満足のいく治療を目指して
先生は市民病院の勤務医から開業されたんですよね。
そうです。長い間勤務医として働いていたのですが、元々この場所で開業していた幼なじみの医院が移転するのをきっかけに誘っていただきました。ちょうど40歳の節目となる年で、将来の方向性に迷っていた時期だったので、「これはある意味良い機会だな」と思い、開業に至りました。
実際開業してみて自分のやりたい医療をできるのは良かったのですが、最初の頃は思った以上に患者さんにお越しいただけなくて自分の実力のなさを感じました。そこからはゼロからのスタートだと思って、毎日一生懸命でした。そのおかげか、今では地域の皆さんをはじめ、東京や九州といった遠方からもお越しいただけるようになり、有り難く思っています。
特に力を入れている治療があれば教えてください。
一言で言うと、リスクや負担が少なくて、患者さんが満足できる治療を目指しています。例えば、当院ではお顔のしみやほくろ、いぼなど、患者さんが気になるところをまとめて治療する「複合治療」をご用意しています。一度の施術内であれば、何ヶ所でも取り放題のプランで、料金も一定です。その他にも、切らずに治すしわ・たるみ治療「トータルフェイシャルトリートメント」などもご用意しています。
治療は複雑な手技に走りすぎることがないよう、「患者さんの満足の得られる治療とは何か」に注力しながら、基本を忘れないように心がけています。レオナルド・ダ・ヴィンチの言葉に「シンプルさは究極の洗練である」というのがあるんですけど、美容医療も突き詰めていくと、結局最後はシンプルなものが一番仕上がりも良くて、患者さんも満足できると考えています。
美容医療をもっとオープンに、気軽に受けられるものにしていきたい
これからの美容医療に求められていることは何でしょう?
美容医療に関して言えば、日本では親からもらった身体に傷をつけることに抵抗がある方が多く、「美容医療を受けるのに人目が気になる」といった風潮がいまだに残っているように感じています。美容医療を受けることは世界的には日常的なことですし、お隣の韓国でも積極的に行われています。日本も徐々にそういった社会になりつつはありますが、もっとオープンに受け入れられるようになってもいいと思います。そのために私たち医師ができることは、常日頃から海外の新しい知識や情報をアップデートし、皆さんにお伝えしていくことだと考えています。
また、大きな外科手術はどうしてもダウンタイムが長くなってしまうので、患者さんの負担を少なくするにはダウンタイムの少ない美容医療というものが求められていると思っています。リスクや負担が少なく、なおかつ効果的な治療ができれば、美容医療を受ける患者さんも増えていくのではないでしょうか。
今後、チャレンジしたいことがあれば教えてください。
当院では、「まぶたへの負担が少ない、目にやさしい手術」をコンセプトとしたオリジナルの二重手術を行っています。今後は、こういった、患者さんが満足できて負担が少ない治療をもっと提供していきたいと考えています。また、こうした取り組みで美容医療がもっと身近なものになることを願っています。
最後に、美容医療に興味のある方へのメッセージをお願いします。
当院のある愛知県蟹江町は郊外ではありますが、名古屋市内からもお越しいただきやすい場所です。交通の便も良く、駐車場も完備しておりますので、遠方からお越しの方もたくさんいらっしゃいます。落ち着いた雰囲気で気軽に美容医療を受けられるクリニックであるよう、スタッフ一同頑張っております。アンチエイジングにご興味のある方は、ぜひ蟹江の「みやもと美容クリニック」へお越しください。
みやもと美容クリニック
URL:https://www.miyamoto-bc.com/
【みやもと美容クリニック】
〒497-0034 愛知県海部郡蟹江町本町9-48かにえメディカルグループ内
最寄駅:近鉄名古屋線「蟹江駅」徒歩5分