父のこころざしを受け継ぐ想いが支える、後悔しないインプラント治療【神戸市中央区 日髙歯科】


入れ歯やブリッジに代わる機能性に優れた治療法として知られるインプラント。しかし、「手術が怖い」「費用が高い」といった不安から、治療をためらう人は未だ少なくないという。神戸・元町で日髙歯科を営む日髙利彦院長は、CTによる的確な診断と「安全第一」の治療を徹底し、患者さんの「お口の歴史」を大切に受け継いでいる。自分の歯のようにしっかり噛める、自然な見た目など、インプラント治療のメリットと、患者さんの不安を解消するための取り組みについて伺った。
日髙 利彦(ひだか としひこ)
日髙歯科 院長
阪神淡路大震災が発災した1995年当時、元町で歯科医院を開業していた父親がいち早く避難所へ駆けつけ、入れ歯を失った被災者の対応と診療に携わる姿を目の当たりにして歯科医の道を志す。2007年、神奈川歯科大学を卒業後、大学付属病院で歯科医師臨床研修。その翌年、大学附属病院顎顔面外科学講座へ入局。2010年から「おおむろ歯科医院(横浜)」「アリワ歯科医院(横須賀)」「タバタデンタルクリニック(芦屋)」での勤務を経て、2015年に日髙歯科をリニューアルオープン。父親の跡を引き継ぎ、これまで通院してくれた患者さんの「お口の歴史」も受け継いでいる。
〔資格・所属学会等〕日本口腔インプラント学会正会員、厚生省認定 歯科医師臨床研修指導医、STUDY GROUP ING JAPAN 所属、ほか。
初期投資は高くても、結果的にトータルコストが抑えられる
まずは基本的な質問です。改めてインプラントとはどのような治療なのかお聞かせください
むし歯や歯周病、ケガなどで歯を失ってしまった部分にインプラントを埋め込んで、それを土台に人工歯を装着します。材料であるチタンは顎の骨と強固に結合し、しっかり固定されますから、ご自身の歯とほぼ同じ感覚で噛めるようになります。

インプラントの特徴(メリット)は何でしょうか?
機能的には、しっかり噛めるようになります。インプラントと顎の骨をしっかり結合させて固定しますから、硬いものでも噛めるようになり、歯を失う前と同じ程度の力で噛むことが期待できます。
また、顎の骨にしっかりと固定させることで安定します。入れ歯のようにグラついたり、違和感が生じたりする心配はありません。そして、顎の骨に固定することでブリッジや入れ歯のように周囲の歯に負担をかけないので、ほかの健康な歯の寿命を守ることにもつながります。
外見上のメリットについては、自然な見た目と仕上がりになります。たとえば、部分入れ歯のような金属のバネ(クラスプ)がなく、しかもセラミックの人工歯を使うことで周囲の歯の色調に合わせて、自然な見た目に仕上がります。

インプラント治療は事前診断とアフターケアが重要

インプラント治療ができないようなケースはありますか?
顎の骨にインプラントを埋め込む外科的手術を行うという特性から、患者さんの体に負担がかかるため、重度の疾患をお持ちの方は治療できない場合があります。
インプラント治療は、何歳から可能でしょうか?
「先生は安全性第一で症例数が多い」とお聞きしています。今までどのくらいの患者さんの治療をしてこられましたか?
インプラント治療で患者さんが負担する費用はいくらになりますか? また、治療に要する期間についてもお教えください
費用は1本あたり、オペ代とインプラント代込みで440,000円(税込み)です。
お支払いは月々4,000円から組めるデンタルローンも取り扱っていますが、利用される患者さんは意外に少ないですね。ただ、4本とか5本とかになるとトータル費用も高額になるので、そういう場合に利用されます。
治療期間は4~10カ月としていますが、10カ月もかかる患者さんは少ないです。通院回数は、治療状態に合わせて約5~10回となります。

お口の健康についてゆっくり相談できる歯科医院でありたい

個人的なことをお伺いしますが、先生が歯科医を志したのは1995年に起きた阪神淡路大震災がきっかけだそうですね?
父が歯科医で、私は震災当時、小学6年生でした。診療所が三宮にあって、発災直後は子どもがふらふら歩けるような状態ではなかったので、この辺の様子はテレビのニュースで見ていました。
そんな状況で家も大変だし、家族とか親戚もみんな大変な中でも、被災された人たちのため歯科医師としてできるかぎりの診療をしていた父の姿を見たり聞いたりしたことが、歯科医を志した動機として大きいですね。
また、祖父も内科の医師でしたから、医療が身近な環境にあったことの影響もあると思います。
2代目を継いでおられるわけですが、患者さんとの関わりで特に大事に意識していることは何ですか?
私が院長に就任することで、「医院の治療方針や内容など、何もかも変わってしまうのでは?」と不安になられた患者さんもおられたと思います。でも、私が院長になったからといって、父がやってきたことを変えることなく、これまでの治療内容はそのままに、今の歯科医療の流れを汲んで新しい治療方法を提案するようにしています。
患者さんが何を望んでいるのか、歯に関して本当に困っていることは何なのか、歯科医院に対してどんな不安や不満を抱えているのかを、しっかりコミュニケーションをとって汲み取るように努めています。
また治療について、歯科医師と患者さんがそれぞれで理想とするゴールが違う場合がしばしば起こり得るのですが、そうした場合でもこちらの方針を押しつけることなく、患者さんの立場に立って「より良い着地点」を見つけるようにしています。
改めてお伺いします。日髙歯科における診療の特徴は何でしょうか?
きちんと丁寧に治療して再治療の必要性をなくし「一生で最後の治療」を目指しています。
患者さんが訴える痛みを取ることも大事ですが、それだけで終わる治療は当院の目指すものではありません。少しお時間を頂戴することになるかもしれませんが、手間暇を惜しまずに丁寧に治療して、それを患者さんにしっかりと説明しています。
痛みがある部分を治すだけでなく、落ち着いた雰囲気の中、お口の健康についてゆっくり相談できる歯科医院であるために、内装や院内の雰囲気にもこだわり、先進機器も導入して、患者さんが納得いくまでご説明したうえで、お口の健康に取り組んでいただくようにしています。

よいインプラント治療を行ってくれる歯科医院は、どんなポイントを見て探せばよいと先生はお考えですか?
まずは、患者さんの話を聞いてくれること。
料金体系が、いわゆる相場より異常に安いとか高いところは要注意です。とりわけ、安く設定しているのは、それなりの理由があるはずなのです。たとえば、当院では基本的に白いジルコニアのセラミックを入れるのですが、異常に安い設定をしているところだと、一番安いプランで銀歯になるという話は聞いたことがります。そこから違う素材へレベルアップするごとに費用も高くなっていく、すなわちオプションを積み重ねてトータルで相場並みの費用になるカラクリがあるようです。
ですから、しっかりと患者さんの話を聞く、写真を撮って記録を残すなど、いってみれば当たり前のことをきちんとしてくれる歯科医がよい歯科医なんだと思います。
最後に、Medical DOCのサイトを訪れる読者の方にメッセージをお願いします。
「歯医者にはなるべく行きたくない」などとよく言われるのですが、気になるところがあれば、できれば早めに、気軽に相談しに来てください。早めに処置すれば治りも早くなります。当院のほかに、別の歯医者さんに相談したうえでもかまいません。最終的にはご本人がどうすべきか、どこでどう治療するかを決めてもらったらよいと思います。本当に後回しにしてしまって、事態が悪くならないうちに、まずは相談してください。
編集部まとめ
日髙院長は映画「スターウォーズ」に登場するストームトルーパーがお好きなようで、診察着の背中にはご自身でデザインされた「診察を受けるストームトルーパー」の場面が描かれていました。スターウォーズファンの方と話が合うかもしれません。
日髙歯科は親子2代の歯科医院で、すっかり地域に根付いた歯医者さんとして認知されているといいます。患者さんが予約日でもないのに訪れて、日ごろの感謝だといってお菓子を差し入れてくれることもあるのだとか。インプラント治療を受けてみたいけれど何となく不安が残っている方は、まずは日髙院長に相談してみましょう。きっとよい解決の方向に導いてくれることと思います。

医院名
日髙歯科
診療内容
所在地
兵庫県神戸市中央区下山手通4-6-11
エクセル山手1F
アクセス
神戸市営地下鉄西神・山手線「県庁前」駅より徒歩1分
JR東海道・山陽本線・阪神本線「元町」駅より徒歩5分
阪急神戸線「神戸三宮」駅より徒歩10分


