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顎関節規格X線撮影装置とは

 更新日:2023/03/27

顎関節規格X線撮影装置とは

顎関節規格X線撮影装置とは、主に顎関節症の診断に用いられる装置です。顎関節を長軸方向で撮影することができるのが特徴で、時間による変化を同一規格で撮影できます。撮影したX線写真を元に、顎の移動量を決定したり、前後・上下の顎の動きを咬合器で再現したりして、スプリント(マウスピース)などの調整を行います。顎関節症は日常生活のクセやかみ合わせ、精神的ストレス、外傷など様々な要因によって引き起こされます。治療には顎関節の回転や滑走バランス、角度分析など様々データを収集する必要があり、その中で顎関節規格X線撮影装置は欠かせない装置と言えます。

メリット

・顎関節を長軸方向で撮影できる
・時間による変化を同一規格で撮影できる

デメリット

・特になし

治療期間

顎関節規格X線撮影装置を用いて検査をする場合、その他の精密検査と併せて1.5時間程度の検査時間とされています。2回目以降の受診で検査を行うケースが多いです。

費用相場

顎関節規格X線撮影装置を用いた検査の費用は医院によってさまざまであり、その他の精密検査と併せた費用設定になっている場合、5~10万円程度とされています。

この記事の監修歯科医師