患者に寄り添い希望を形にする、矯正治療の理想形【福井県坂井市 森瀬歯科医院】

歯並びが整うことで、歯の寿命を延ばすことができます。歯磨きがしやすくなり、むし歯や歯周病のリスクが減りますし、噛み合わせがよくなることで、特定の歯に集中していた負担が分散され、歯がすり減りにくくなります。歯の持ちがよくなることで、将来的に歯を失うリスクを減らすことにつながるのも矯正治療のメリットといえます。

矯正治療には症例によって適した方法が異なります。抜歯が必要なケースやガタガタな歯並びにはワイヤー矯正・マウスピース型矯正のいずれも対応可能ですが、歯を後方に動かす場合や骨の中に沈める場合にはマウスピース型矯正が有利で、逆に八重歯のように歯を前に出す場合にはワイヤー矯正が有利です。
ただし、歯が重なり合って真後ろに生えているような症例ではマウスピースを装着できないことがあるため、ワイヤー矯正である程度動かした後にマウスピース型矯正へ切り替えることもあります。当院では、患者さんの要望やお口の状態に合わせて、「ワイヤー矯正」「マウスピース型矯正」歯の裏側に装置をつける「舌側矯正」など、多様な矯正治療法を用意しています。

矯正中は歯が動くため、どうしても不安定になりがちです。しかし、ワイヤー矯正は固定されていることで不安定な歯に余計な力がかからず、痛みを感じにくいというのが利点ですね。デメリットは、特に歯の表側に矯正装置を付ける場合は見た目があまりよくないということでしょうか。

マウスピースはおよそ2週間ごとに新しいものに交換しながら歯を動かしていきます。そのため、熱による変形には注意が必要です。熱い飲み物（ラーメンや味噌汁、熱いコーヒーなど）を飲んだり、熱湯で洗浄したりすると変形する可能性があるため、食事の際には必ず外すようにしてください。
また、マウスピースを装着したままコーヒーやジュースなど色の濃い飲み物を飲むと、マウスピースの中に液体が入り込み、歯が着色しやすくなってしまいます。
特に大切なのは、決められた時間を守ってきちんと装着すること。何度もつけ外しをしても問題ありませんが、装着する際は、歯の奥までしっかりとはまっているかを確認してください。きちんと装着できていないと、治療が計画通りに進まなくなってしまうことがあります。

大人と子どもの矯正の大きな違いは、「骨の成長」です。子どもの矯正は、顎の骨が成長する時期に行うため、歯が生えるスペースを確保することが主な目的となります。5歳～10歳頃から治療を始めることで、将来の歯並びが悪化するのを防いだり、抜歯のリスクを減らしたりすることができます。

マイクロスコープやセレック、歯科用CTなど精密な治療に必要な機器は一通りそろっています。また、診断から治療計画までをすべてデジタルで行う「デジタル矯正」に力を入れています。レントゲンや口腔内写真に加え、口腔内スキャナーを導入しており、従来の不快な型取りを行わず、カメラでお口の中を撮影するだけで精密な歯型データを作成できます。そのデータを基に歯の動きをシミュレーションし、治療計画を立案するため、治療開始前にご自身の歯がどのように動くかを立体的に確認できます。

矯正治療できれいになった歯並びを長く保つために、治療後は後戻り防止装置（リテーナー）を装着していただきます。
当院では、取り外しができるマウスピースタイプと、歯の裏側にワイヤーを固定するフィックスタイプの2種類を用意しており、患者さんのご希望に合わせて選択していただけます。どちらのタイプも、治療完了から2年間は半年に一度のペースで来院していただき、リテーナーのチェックと歯のクリーニングを行います。

ネットの情報や他院の意見に左右されず、まずはご自身の口の状態を専門家に診てもらうことをおすすめします。特に、「話しやすい」「相談しやすい」と感じる先生を選ぶことが大切です。
当院では、カウンセリングから精密検査、治療シミュレーションまでを無料で行い、患者さんの悩みを丁寧に聞き出すことを重視しています。
ワイヤー矯正で治療を始めた方も、最後の仕上げにマウスピースを使うなど、柔軟な対応が可能です。また、3年間は追加料金なしでマウスピース作製できるので、費用を気にせずにとことん理想の歯並びを追求していただけます。

当院では、LINEなどからのご相談も増えており、患者さんにはシミュレーションまでは無料です。シミュレーションを聞いたからといって必ず当院で治療しなければならないわけではありませんし、「他院での治療も自由です」と必ずお伝えしています。矯正治療に関するお悩みなどはどうぞお気軽にお話しください。