透明だから目立たない!マウスピースで矯正治療がより身近に【北海道札幌市 札幌インプラントクリニック】

公開日:2020/12/01

ハードルの低いマウスピース型矯正で、美しい歯並びをお手軽に!【北海道札幌市 札幌インプラントクリニック】
ハードルの低いマウスピース型矯正で、美しい歯並びをお手軽に!【北海道札幌市 札幌インプラントクリニック】

歯並びや不正な咬み合わせが気になってはいるものの、矯正装置の見栄えやお手入れ、治療費など、ハードルの高さから敬遠しがちな矯正治療。しかし、マウスピース型矯正装置が出現したことでハードルが下がり、矯正治療が身近になってきた。では、マウスピース型矯正のメリットはどんな点にあるのだろうか。矯正専門医としての立場からのお話を、札幌インプラントクリニックの鳥谷奈保子先生に伺った。

Doctor’s Profile
鳥谷 奈保子
札幌インプラントクリニック 歯科医

歯学博士
日本矯正歯科学会認定医
北海道矯正歯科学会理事
北海道医療大学歯科矯正学講座非常勤講師

目次 -INDEX-

課題はあるけれど、それ以上にメリットの多い矯正治療

矯正というと、ちょっと特殊な治療といった印象です。改めてその概要など簡単にご説明をお願いします。

ひと言でいえば、不正な歯並びや咬み合わせの問題を改善するのが矯正治療です。通常は専用の装置や器具を使って、歯や周囲の骨に矯正力を加えて歯を移動していきます。歯の移動はゆっくり時間をかけておこない、きれいな歯並びや正しい咬み合わせにしてお口を健康正常な状態に整えていきます。
患者様個々の歯並びの状態によっては、装置器具の種類や治療期間などはさまざまです。しかし、歯並びや咬み合わせが気になる方は、お子さんでも大人でも、一度矯正専門医のいる歯科医院で相談されることをおすすめします。

課題はあるけれど、それ以上にメリットの多い矯正治療

歯並びがよくないと、どんな問題があるのでしょうか?

歯はきれいに並んでいるのが本来の姿ですが、歯が生えるときの状況や上顎と下顎の関係により、歯並びや咬み合わせがズレたりしてしまいます。そうしたよくない状態を放置しておくことのリスクは結構あるんですよ。
乱ぐい歯などで歯がきれいに並んでいないと、歯みがきが行き届きません。それによって、むし歯や歯周病(口臭、歯槽膿漏)になりやすく、歯を失う可能性が高まります。また、本来の噛む力が不足して食べものをよく噛めないといったことから、それが全身の健康問題につながったりもします。そのほか、ドライマウスや発音にも影響が及びますし、そもそも見た目が美しいとはいえないケースが多いですね。

そんな状態を矯正することで、よくない歯並びのデメリットが解消されるのですね?

歯並びの状態が口腔内、そして全身に影響を及ぼすことは実はあまり理解されていません。でも、お口の症状に応じた矯正治療を行えば、こうしたリスクは軽減されますし、現状よりもずっと健康的なお口の環境が守れます。成長期にあるお子さんだけでなく、長年それを放置してきた大人のかたでも、矯正治療の結果、健康面への悪影響を減らすこと、見た目を改善ができることが矯正治療のメリットといえるでしょう。

課題はあるけれど、それ以上にメリットの多い矯正治療

ただ、矯正というと、治療をためらう人が多いように感じられます。

理由の一つには、従来の矯正装置が目立つことがあるのではないでしょうか。食事や会話でお口を開けたときに、歯の上に矯正器具が並んでいるのは、決して見栄えがいいとは言えませんからね。
しかも、矯正治療には時間がかかりますので、その見栄えに問題のある期間が長いことがネックになって、矯正治療に踏み切れない方もいます。
また、金属アレルギーによって装置が限られる場合もありますし、特別な症例以外は保険が使えないため、治療費もむし歯治療のような金額ではおさまりません。さらに、治療の際に抜歯の可能性が少なくありません。そうした物理的、心理的なハードルが矯正治療のネガティブイメージにつながっているのだと思います。

目立たず、取り外し可能なマウスピース型矯正装置

目立たず、取り外し可能なマウスピース型矯正装置

矯正治療に新しい器具が登場し、好評だと聞きますが?

従来の矯正治療のデメリットの一つに、ブラケット+ワイヤーという装置の見栄え問題がありました。その点をクリアしたのが、歯の裏側に付ける装置(舌側矯正装置)やマウスピース型の矯正治療です。特にマウスピース型の矯正装置は、歯列に透明なマウスピースをはめる目立ちにくい装置です。ワイヤー器具のように口腔内で口唇や頬っぺたの内側に装置やワイヤーがあたることによる痛みや金属アレルギーの心配もありません。また、簡単に取り外しができるため、食事の際に外したり、自分の歯も直接磨いたりすることが可能です。
大人の患者様で見栄えやその手軽さに納得して、「マウスピース型の装置なら矯正治療をやってみたい」とおっしゃる方も少なくありません。実際、従来の装置に比べて、患者さんは負担が少ないまま治療を進めることができます。

それでは、マウスピース型矯正治療について詳しく教えてください。

当院では、米国のアライン・テクノロジー社の、「インビザライン・システム」という矯正装置を採用しています。これは、特殊なプラスチック製の透明に近いマウスピースを歯列に装着して歯の移動をおこなう方法で、特徴は何といっても目立ちにくいこと、取り外しができることです。いままでのブラケット+ワイヤータイプの装置のデメリットを克服した点で画期的な装置です。
この装置を使うには、まず患者様の口腔内の情報を米国の同社に提供する必要があります。それをもとに、同社がAIを駆使して作成したプランにより、治療期間に使うマウスピースが届きますので、それらを順番に装着していきます。マウスピースは取り外して洗える上に使い捨てなので、衛生的な点もおすすめです。

マウスピースの1日の装着時間と、治療期間はどれくらいですか?

食事の際に外してもかまいせんが、1日に20~22時間は装着しないと、満足な治療効果は得られません。また、マウスピース型矯正治療といっても治療期間が短くなるわけではなく、実際にはブラケット+ワイヤータイプの装置と同じくらいかかると考えていたほうがいいでしょう。しかしマウスピース型矯正治療の場合、状況にもよりますが、週に1回、または10日に1回、次のステップのマウスピースに自分で取り替えるという治療になる為、同じ長期間の治療なら「やはり手軽なほうがいい」という選択ですね。

マウスピース型矯正装置(インビザライン)による治療には矯正専門医が行うメリットはあるのでしょうか?

マウスピース型矯正装置(インビザライン)の製作は、口腔内スキャンのデータから3次元治療計画ソフトウェアを使用して、治療計画の決定をおこないます。しかし、治療計画の決定において上下顎の関係、口唇の突出程度などの軟組織の状況は考慮されません。抜歯、非抜歯の判断を含め、上下顎の関係や軟組織の状況を総合的に検討し、歯の移動量を決定するのは担当医が行います。そのため治療目標の決定には、矯正治療の専門的な知識と経験が必要であると考えられます。また、マウスピース型矯正装置のみでは難しい歯の移動も従来の装置と組み合わせることにより、治療の実現性や効率を高めることが可能です。マウスピース型矯正装置による治療でも、矯正歯科医の専門的な知識や技術が必要不可欠です。

貴院のマウスピース型矯正装置(インビザライン)の治療の流れについて教えてください。

カウンセリングの結果、マウスピースによる矯正治療を受けることが決まったら、まず患者様の口腔内をカメラで撮影し、iTero(アイテロ)という専用スキャナーで歯列の三次元データを採取します。その2つのデータと治療目標を米国のアライン・テクノロジー社に送ります。その後同社から治療プランが返信され、その治療計画を承認すると、約2週間後に患者様専用のマウスピースが届きます。治療期間中は、1カ月に1回程度通院していただき、治療効果をチェックし、さらに歯のクリーニングも行います。治療の途中で、マウスピースが合わなくなることがあるので、その場合は、現状に合ったものを再製作します。

保定とは何でしょうか?

従来の矯正治療でもそうですが、矯正治療が終わっても歯は元に戻ろうとします。そこで、矯正した歯がもとに戻らないようにするのが保定というケアで、リテーナーという装置を用います。これもマウスピース型のもので、保定期間はトータルでだいたい2年ほどですね。歯の状態と咬み合わせが安定しましたら、寝るときだけ装着するように使用時間を減らしていきます。

目立たず、取り外し可能なマウスピース型矯正装置

自己管理さえできれば、あとは手軽に美しい歯並びに

自己管理さえできれば、あとは手軽に美しい歯並びに

このマウスピース型矯正装置(インビザライン)には、患者さんによって向き不向きはありますか?

お口の状態で向いているのは、やはり歯並びのデコボコが少ない場合や抜歯が必要ない歯並びや咬み合わせの不正が軽度のケースですね。そして、前歯6本までなら同じメーカーのインビザラインGOというタイプもあります。一方、向かないのは抜歯しないと治療ができないようなケースや歯並びや咬み合わせの不正が重度で治療期間が大幅にかかりそうなケースはインビザラインにはあまり向きません。
また、この装置は基本的に患者さんの自己管理による治療法なので、それが苦手な方には向きません。きちんと自己管理ができる方に限って、その確実な効果が見込めるからです。

自己管理とは、具体的にはどのようなことをするのでしょうか?

患者様の自己管理として気をつけていただきたいのは、1日20~22時間は必ず装着するということ。マウスピース自体と、お口の清潔を保つこと。
マウスピースを洗う際には歯ブラシによる水洗いでも大丈夫ですが、気になる場合には専用洗浄液もあります。また、咬み合わせを修正するため上下の歯にゴムをかけるなど、担当医の指示を守ることが重要です。要は正しい使用法を守って治療に参加することです。

自己管理さえできれば、あとは手軽に美しい歯並びに

気になるのはやはり費用の点です。貴院ではどんな料金設定をされていますか?

患者様の状態にもよりますが、インビザラインのフルシステムでは、装置料は70万円(税別)です。これに調整料(5,000円+税/1カ月に1回程度)がかかりますが、マウスピースの数は無制限で、リテーナー費用は、装置の種類にもよりますが別途費用がかかります。
詳しい料金や支払い方法(デンタルローンも可能)については、専門サイトでご確認いただくか、直接ご相談ください。

最後に、これから矯正治療を受けようと考えている方、またMedical DOCのサイトの読者の方にメッセージをお願いします。

むし歯や歯周病の治療もそうですが、矯正治療により歯並びや咬み合わせを健康な状態に改善することで、一生自分の歯で噛むことができれば健康な生活を長くおくれることにつながります。いわゆるQOL(生活の質)を考えたとき、歯並びや咬み合わせが悪いままだとむし歯や歯周病→抜歯というリクスが高く、高齢になるとそのままオーラルフレイル(口腔虚弱)を引き起こし、健康を損なうことにもなりかねません。また、審美的な点でも矯正治療の効果は大きいです。歯並びや咬み合わせの状態によっては、必ずしもマウスピース型矯正装置がベストではなく、従来型のブラケット+ワイヤータイプの装置での治療をおすすめする場合もありますが、いずれにしても、一度ご相談いただければ、私たちは患者様にとってベストな方法を考えます。
歯並びを気にして、話したり笑ったりするときについ口元を手で隠していた患者様が、矯正治療後は表情が明るくなって上品な笑顔に変貌します。それほど心身の健康に効果のある矯正治療を、身体に負担の少ない方法で行ってみてはいかがでしょうか。矯正治療について気になることがありましたらぜひご相談いただきたいと思います。

編集部まとめ

マウスピース型矯正装置(インビザライン)は手軽な点で治療に踏み切りやすいとはいえ、高度な矯正治療の一端。やはり専門医に伴走してもらいたいものですね。矯正治療は本来専門の知識や技術を備えた矯正医が行うもの。その点、鳥谷先生のような矯正医としてのキャリアのある歯科医にいつでも相談できる、札幌インプラントクリニックなら安心です。

医療法人社団白浩会 エス歯科クリニック

医院名

札幌インプラントクリニック

診療内容

矯正治療 審美治療 インプラント

所在地

北海道札幌市中央区南2西3-12-2
トミイビルNo.37 3F

アクセス

札幌市営地下鉄各線「大通」駅より徒歩5分