安心してインプラント治療を受けるには、まずは歯科医院選びから!【秋葉原総合歯科クリニック】
更新日:2023/03/27
歯を失ったときの治療法は、ブリッジ・入れ歯・インプラントの3つ。近年、もっとも注目されているのがインプラントですが、高額な治療費がひとつの壁となっています。また、巷で聞かれる過去の失敗例なども、治療を受けるかどうか迷っている人の懸念材料となっているようです。本記事では「秋葉原総合歯科クリニック」の野村院長に、それぞれの治療法のメリット・デメリットや、インプラント治療に対する考え方などを伺いました。
Doctor’s Profile
野村 聖一
秋葉原総合歯科クリニック 院長
野村 聖一
秋葉原総合歯科クリニック 院長
昭和大学歯学部歯学科卒業。昭和大学歯科病院臨床研修プログラムを終了し、インプラント治療に力を入れている「三好デンタルクリニック」に勤務。2014年から「日比谷通りスクエア歯科クリニック」院長を務め、2018年8月「秋葉原総合歯科クリニック」の院長に就任。日本口腔インプラント学会の会員であり、MICコース(インプラント)、KIDSインプラントコース、AⅡコース(高難度インプラント治療)など、各種講習会を修了している。
歯を失った方の治療法にはブリッジ・入れ歯・インプラントがありますが、それぞれのメリットを教えてください。
まず、ブリッジについていえば、失った歯の両隣の歯を支えにして補う方法です。そのために支えとする健康な歯を削る必要があり、それらの歯への負担も大きくなるので、失った歯の代替手段としてあまりメリットはないと私は考えています。通常は保険が適用されるので安価な治療が可能ですが、それでもハイブリッドセラミックやメタルボンドといった審美性の高い素材を使うと保険適用外になってしまいます。
近年はインプラント治療に注目が集まっていますが、やはりメリットが大きいのでしょうか?
インプラント治療ができないケースというのは、あるのですか?
メリットが大きいにもかかわらず、インプラント治療を躊躇される方もいらっしゃいます。それにはどんな理由があるのでしょう?
ひとつはやはり費用面でしょうね。保険適用外なので1本あたり40万円ほどかかりますから、躊躇されるのは理解できます。ただ、健康な歯、しっかり噛める歯を取り戻すことは、QOL(クオリティ・オブ・ライフ=人生の質)の観点から見ても、とても大切なことではないでしょうか。そのことを考えれば、十分費用に見合った価値があるともいえますね。
それでもやはり1本40万円となると、考えてしまいますよね。
使用するインプラント体にも良し悪しがあるのでしょうか?
安心して治療を受けられる歯科医院を選ぶには
治療の失敗というのは、現実にあるのですね。
患者さまの歯の状態をしっかり把握し、十分なシミュレーションを行った上で治療を行えば、失敗の確率は非常に低いです。とくに近年は、インプラント治療の技術が進歩するとともに、治療に対する意識の高い歯科医師が増えているので、かつてのような失敗例はかなり減っていると思います。
しかし、一般の方が、そうした「いい歯科医院」を選ぶのは難しいように思います。
野村院長ご自身は、どのような経験を積まれてきたのでしょうか。
私は大学を卒業してすぐ、インプラント治療に力を入れている「三好デンタルクリニック」に勤務しました。専門性の高いクリニックでしたので、難症例の患者さまも多く、ここでの経験によって治療の精度を追求する意識が培われたと思います。また、私は勉強好きなもので、各種研修会も受講しています。
治療機器についてはいかがでしょうか。
治療の前に、患者さまの歯や顎の状態を詳しく知ることはとても大切です。そのために、立体画像を撮影できる歯科用CTを導入し、詳細なシミュレーションを行なっています。インプラント治療の場合、顎の骨の状態など、外からは見えない部分まで把握しておかなければなりませんし、患者さまにもリスクを含めて理解していただく必要がありますからね。
ほかにもさまざまな機器を導入されているそうですが…
当院では、細菌感染のリスクを減らすため、歯科医療に使われるすべての器具の滅菌を行うことが可能な「クラスB」の滅菌器を導入するとともに、外科手術が可能な手術室を完備しています。
「サージカルガイド」という機器もあるようですが、これはどのようなものですか?
では、このような機器が充実している歯科医院がいい、ということになりますか?
機器の充実度が、そのまま医師個人の知識・技術を表すものではありません。ですが、インプラント治療のみならず、歯科治療全般への意識の高さの表れであることは確かです。機器の充実は、患者さまの安心感にもつながるのではないでしょうか。
スタッフの教育についてはいかがでしょうか?
たとえば滅菌ひとつとっても、機器があって、それを使えればいいというものではありません。機器を扱うスタッフが滅菌に関する意識を高め、正しい知識をもっていなければならないと思います。当院のスタッフには、定期的に講習会などを受講してもらうようにしています。共通認識をもつことで、スタッフ間の連携がとりやすくなり、望ましいチーム医療が実現できるようになります。
インプラント治療は状況に応じて期間の短縮も可能
実際に「秋葉原総合歯科クリニック」には、どのような患者さまが来院されていますか?
秋葉原という場所柄もあり、30~50歳代の患者さまが多いですね。歯がまったくない方というのは少なくて、虫歯などで歯を失った方が大半です。
患者さまの状況に合わせて、なにか心がけていることはありますか?
時間に余裕のない患者さまが多く、しっかりと治療計画を立てて説明すると同時に、治療期間をできるだけ短縮するように心がけています。
具体的にはどのような方法で治療期間を短縮しているのでしょうか?
ほかに「秋葉原総合歯科クリニック」では、どんなことに留意して治療を進めていますか?
第一に「丁寧な説明」です。相談だけで来られる方にも、治療期間や費用面などを詳しく説明するようにしています。どんな治療法があって、使用する素材にはどんな違いがあって、それらにどんなメリット・デメリットがあるのか。理解していただいた上で治療を行うことが大切だと思っています。
編集部まとめ
充実した治療機器や、オペ室などの院内設備。そしてなにより、医師の知識・経験・意識の高さが、医院選びのポイントであることがよく理解できたのではないでしょうか。インプラントにはメリットだけでなく、費用面を筆頭にデメリットもあります。それらをよく理解した上で治療を受けることが大切。まずは専門性の高い歯科医院で相談してみましょう。
医院情報
秋葉原総合歯科クリニック
所在地 | 〒110-0006 東京都台東区秋葉原1-9 1階 |
アクセス | JR各線 秋葉原駅 中央改札 徒歩5分 東京メトロ銀座線 末広町 駅 1番出口 徒歩5分 東京メトロ銀座線 御徒町駅 2番出口 徒歩5分 東京メトロ日比谷線 仲御徒町駅 2番出口 徒歩5分 |
診療内容 | 歯科一般 予防診療 歯周病治療 小児歯科(小児矯正) 成人矯正 インプラント 他 |