「身体に熱がこもりやすい人の特徴」はご存知ですか?医師が徹底解説!

身体に熱がこもりやすい人の特徴とは?Medical DOC監修医が解説します。
※この記事はメディカルドックにて『「身体に熱がこもる」原因はご存知ですか?考えられる病気も医師が解説!』と題して公開した記事を再編集して配信している記事となります。

監修医師:
伊藤 陽子(医師)
目次 -INDEX-
身体に熱がこもりやすい人の特徴
身体に熱がこもりやすい人の特徴は、肥満・脱水・持病があるなどの特徴があります。
他にも、高齢者や子どもは体温調節がうまくいかず、身体に熱がこもりやすくなります。
肥満がある
肥満とは身体に脂肪が過剰にたまっている状態です。脂肪は体温を保持する働きがあるため、体内の熱が放散されにくく、身体に熱がこもりやすくなります。肥満がある方では、夏場など暑い環境では熱中症にかかりやすいため、特に注意が必要です。
蓄積された脂肪を数日で落とすことは難しいため、日頃から体重管理に注意しましょう。
水分不足
血液は体を循環して、体にこもった熱を巡らせ、放散する作用があります。水分の摂取不足や大量に汗をかくなどして体内の水分が失われると、血液量が減るため、体温調節がしにくくなり、身体に熱がこもる原因になります。このため、脱水症があると熱中症にもなりやすいです。
脱水に気がつきにくいこともあります。特に気温が高い時には、喉が渇いていなくてもこまめに水分補給をしましょう。食事にも水分は含まれています。欠食しないようにしましょう。
特に運動中や炎天下での作業では大量に汗をかき、体内の水分が失われるため、水分補給が必要です。熱中症を予防するためにも、こまめな水分補給をしましょう。
持病がある人
糖尿病の合併症の一つに神経障害があります。自律神経に障害が現れると、体温調節機能が上手く働かず身体に熱がこもりやすくなります。また、高血糖では脱水になりやすいため、水分バランスが崩れ身体に熱がこもりやすいです。このほかにも、心不全や腎不全、甲状腺機能亢進症、皮膚の疾患、感染症などさまざまな病気で体温調整が上手くできず、熱がこもることもあります。熱中症にならないためにも、普段から病気の治療をうけ、病状を安定させることが大切です。
身体に熱がこもっていると感じたら、すぐにできる処置として、体を冷やす・室温を下げるなどしてみましょう。熱のこもる感じが続くようであれば、主治医に相談してみることをお勧めします。
すぐに病院へ行くべき「身体に熱がこもる」に関する症状
ここまでは症状が起きたときの原因と対処法を紹介しました。
応急処置をして症状が落ち着いても放置してはいけない症状がいくつかあります。
以下のような症状がみられる際にはすぐに病院に受診しましょう。
熱中症を疑う症状の場合は、一般内科・救急外来へ
高温の環境で、身体に熱がこもって、めまい・こむら返り・頭痛・倦怠感などの症状が現れたら熱中症の疑いがあります。
涼しい所に移動する・薄着にする・身体を冷やす・水分補給をするなどのセルフケアをしましょう。症状が持続する場合には、早めに医療機関を受診しましょう。
吐き気、頭痛・倦怠感・意識がぼーっとするなどの症状がある場合は速やかに医療機関を受診しましょう。
意識障害・けいれんなどが現れたら救急要請をしてください。
「身体に熱がこもる」についてよくある質問
ここまで身体に熱がこもる症状について紹介しました。ここでは「身体に熱がこもる」についてよくある質問に、Medical DOC監修医がお答えします。
身体に熱がこもった感じがする原因について教えてください。
伊藤 陽子(医師)
身体に熱がこもった感じがする原因は、
・高温多湿の環境
・自律神経のバランスの乱れなど体の状態
・大量に発汗するなどで体内の水分バランスが崩れる
などにより体温調節がうまくいかなくなるため起こります。また、甲状腺機能亢進症などの病気が関係している場合もあるため、熱がこもる感じがする場合には内科を受診して相談してみましょう。
こもり熱の治し方について教えてください。
伊藤 陽子(医師)
身体に熱がこもった状態の対策として、涼しい所に移動する・薄着にする・身体を冷やす・水分補給をするなどで症状が落ち着く場合があります。
高温の環境で熱がこもっている場合は熱中症の可能性があります。症状が改善しない場合には、すぐに医療機関を受診しましょう。
まとめ 熱がこもらないように、生活習慣を整えよう!
身体に熱がこもる原因は、体温調節がうまくいかなくなるためです。自律神経の乱れや高温多湿の環境、糖尿病などの持病があると体温調節がうまく働かなくなる場合があります。
身体に熱がこもった状態では、熱中症を招くリスクになります。症状が軽い場合はセルフケアで改善する場合もありますが、症状が持続する場合には医療機関を受診しましょう。体に熱がこもらない様にするためには、持病の治療や生活習慣を整えて対策をしましょう。
「身体に熱がこもる」で考えられる病気
「身体に熱がこもる」から医師が考えられる病気は6個ほどあります。
各病気の症状・原因・治療方法など詳細はリンクからMedical DOCの解説記事をご覧ください。
婦人科の病気
内科の病気
- 熱中症
- 肥満症
内分泌科の病気
「身体に熱がこもる」で考えられる病気はいくつかあります。身体に熱がこもる症状の他にも複数の症状が現れたら、症状に応じた診療科を受診しましょう。
熱中症や甲状腺機能亢進症など、進行すると重症となる場合もあるため、疑わしい病気がある場合は速やかに医療機関を受診しましょう。意識障害や呼吸困難などがあれば、すぐに救急要請をしてください。
「身体に熱がこもる」に似ている症状・関連する症状
「身体に熱がこもる」と関連している、似ている症状は7個ほどあります。
各症状・原因・治療方法などについての詳細はリンクからMedical DOCの解説記事をご覧ください。
熱中症・甲状腺機能亢進症・更年期障害・自律神経失調症などの病気では、「身体に熱がこもる」に似ている症状や関連する症状が現れます。



