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「毎日下痢が続く」時の”おすすめの食べ物”は?市販薬の選び方などの対処法も医師が解説!

 公開日:2026/02/16
「毎日下痢が続く」時の”おすすめの食べ物”は?市販薬の選び方などの対処法も医師が解説!

毎日下痢を催す時、身体はどんなサインを発しているのでしょうか?メディカルドック監修医が解説します。

※この記事はメディカルドックにて『「毎日下痢を催す」原因はご存知ですか?下痢を催す時に食べてはいけないものも解説!』と題して公開した記事を再編集して配信している記事となります。

伊藤 陽子

監修医師
伊藤 陽子(医師)

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浜松医科大学医学部卒業。腎臓・高血圧内科を専門とし、病院勤務を経て2019年中央林間さくら内科開業。相談しやすいクリニックを目指し、生活習慣病、腎臓病を中心に診療を行っている。医学博士、産業医、日本内科学会総合内科専門医、日本腎臓学会腎臓専門医、日本透析医学会透析専門医、日本東洋医学会漢方専門医、日本医師会認定産業医、公認心理師。

下痢が続く際におすすめの食べ物

下痢が続くときには、脱水にならないよう水分を摂ることが重要です。そのうえで、体調に配慮しながら消化によいものをよく噛んで食べましょう。

水やスポーツドリンク

下痢のときは、脱水にならないよう十分な水分補給を行いましょう。なぜなら、健康なときと比べて多くの水分が失われているからです。
水分補給におすすめの飲み物は水やスポーツドリンク、経口補水液です。一度にたくさん飲むと症状が悪化する可能性があるため、少量をこまめに飲んでください。冷たいものは胃腸の刺激となるため、常温か温かい飲み物が適しています。
スポーツドリンクや経口補水液は、水分だけでなく下痢のときに失われる塩分などの電解質も補えます。とくに、経口補水液は体に吸収されやすく作られているのでうまく活用するとよいでしょう。ただし、高血圧や腎臓病、糖尿病などで食事指導を受けている場合には、あらかじめかかりつけ医に相談してください。

スープやゼリー

スープやゼリーは、水分と栄養を同時に補える優れものです。スープに入れる食材は、ごぼうやたけのこなど繊維の多く硬い野菜は避けましょう。大根や人参、ほうれん草などを軟らかく煮たり、豆腐や溶き卵を入れたりすると食べやすいです。
ゼリーは、生クリームなどの入っていないシンプルなものを選びましょう。ゼリー飲料もよいですが、カフェイン入りのものや食物繊維を多く含むものには注意が必要です。

おかゆ

おかゆは消化がよく、糖質を多く含むのでエネルギー補給に適しています。 軟らかいからと丸呑みすると胃腸に負担がかかりますので、よく噛んで食べましょう。

「毎日下痢を催す」症状の正しい対処法は?

毎日下痢を催すときの対処法は、下痢の原因によって異なります。
細菌やウイルスが原因となる感染性胃腸炎の場合は、市販の整腸剤を内服しても良いでしょう。[SK1] ただし、止瀉薬(下痢止め)の内服には注意が必要です。なぜなら、感染性胃腸炎の下痢は細菌やウイルスを身体の外に出す防御反応のため、止瀉薬でかえって病状が悪化する可能性があるからです。下痢が治まるまではこまめに水分補給を行い、必要に応じて整腸剤を内服しましょう。
一方で暴飲暴食や不安、ストレス、体質などによる下痢の場合は市販薬を利用することもできます。下痢の症状を緩和させる市販の漢方薬には胃苓湯(いれいとう)や半夏瀉心湯(はんげしゃしんとう)などがあります。胃苓湯は急性の下痢に、半夏瀉心湯は不安やストレスによる下痢に適しているので、自分の症状に適したものを選びましょう。
また下痢を和らげる方法として、気軽に試せるツボ「腹瀉点(ふくしゃてん)」があります。別名「下痢点」とも呼ばれており、手の甲側、中指と薬指の間から手首に向かって下がり、骨が交わる手前のくぼみに存在します。症状を和らげたいときには、反対の手の親指でゴリゴリと押してみましょう。
一時的な下痢であればこまめに水分を補い、消化によい食事を摂れば自然に治まるでしょう。市販薬やツボが、症状緩和に役立つこともあります。ただし、発熱など下痢以外の症状がある場合や症状が強い場合、長引く場合には、一度消化器内科や一般内科を受診してください。
なお、毎日下痢を催す方は日常生活を見直してみるとよいかもしれません。なぜなら暴飲暴食や喫煙、ストレスなどが下痢を誘発することもあるからです。

「毎日下痢を催す」についてよくある質問

ここまで症状の特徴や対処法などを紹介しました。ここでは「毎日下痢を催す」症状についてよくある質問に、メディカルドック監修医がお答えします。

何日下痢が続いたら、病院を受診した方がいいですか?

伊藤 陽子医師伊藤 陽子(医師)

下痢は、症状が強くなければ自然によくなることも少なくありません。急性の下痢は1週間程度で症状が落ち着くため、それ以上長引くときは医療機関の受診を検討しましょう。
一方で、下痢や腹痛の症状が強い場合、便に血が混じる場合、水分が摂れずに脱水状態の場合、下痢以外に発熱や嘔吐などの症状がある場合は、早めに消化器内科や一般内科を受診してください。

まとめ 「毎日下痢を催す」ときは生活習慣の見直しを!

毎日下痢を催すときには、ご自身の生活習慣を見直してみましょう。食べすぎや特定の食品、喫煙などが影響しているかもしれません。
下痢のときはこまめに水分を補い、消化によいものを食べてください。下痢以外の症状がある場合や症状が強い場合、長引く場合には、消化器内科や一般内科を受診しましょう。

「毎日下痢を催す」で考えられる病気

「毎日下痢を催す」から医師が考えられる病気は5個ほどあります。
各病気の症状・原因・治療方法など詳細はリンクからメディカルドックの解説記事をご覧ください。

消化器科の病気

毎日下痢を催す原因にはさまざまな病気が隠れている可能性があります。症状が長引くときには、消化器内科を受診しましょう。

「毎日下痢を催す」に似ている症状・関連する症状

「毎日下痢を催す」と関連している、似ている症状は6個ほどあります。
各症状・原因・治療方法などについての詳細はリンクからメディカルドックCの解説記事をご覧ください。

関連する症状

下痢を催すとき、一緒に現れる症状はありませんか?気になる症状があれば速やかに消化器内科などの医療機関を受診しましょう。

この記事の監修医師

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