「うつ病」になりかけたときの対処法はご存知ですか?医師が監修!
うつ病とは、気分が強く落ち込むなどの精神的な症状の他、眠れない・身体がだるいなどの身体的な症状が現れる病気です。
生活への影響が非常に大きい病気であり、誰しも発症する可能性があります。悪化すればさらに精神的・身体的な症状が現れるケースもあるため、早期発見が大切です。
そのためにも、うつ病の初期症状を知り早期に治療を受けられるようにしておきましょう。
本記事では、うつ病の初期症状・進行した場合の症状・対処方法・病院での治療方法をご紹介します。
※この記事はMedical DOCにて『「うつ病」の初期症状・原因はご存知ですか?医師が監修!』と題して公開した記事を再編集して配信している記事となります。
監修医師:
伊藤 直(医師)
著書:精神科医が教える3秒で部下に好かれる方法
うつ病の対処方法
うつ病になりかけたときの対処方法を教えてください。
また、健康的な生活を心がけることも大切です。食事をきちんと3食とるようにしましょう。この際に、過度な飲酒は避けることが大切です。飲酒は睡眠を浅くする作用があるため、うつ病を悪化させる可能性があります。
また、適度な運動も重要です。体力をつけることに加え、気分転換の効果もあります。汗ばむ程度で良いので、1週間に3回以上は運動するようにしましょう。
睡眠時間は6時間~8時間程度をとるようにしましょう。
さらに、趣味など自分が楽しめる時間やリラックスできる時間を大切にすることが重要です。疲れが残らない範囲であれば、何をしても問題ありません。飲食・スポーツ・おしゃべり・旅行など、さまざまな方法でくつろげる時間を作りましょう。
うつ症状がひどい場合はどうしたらいいですか。
症状によっても異なりますが、仕事量を減らしたり仕事を休んだりすることで休息をとることができます。
また、同時に治療を早期に始めることが大切です。適切な薬の服用が、症状の改善や精神的・身体的な負担軽減につながる可能性があります。
編集部まとめ
うつ病は、精神的・身体的ストレスがかかることで発症する病気です。大きなストレスでなくても、小さなストレスが日々重なることで発症する可能性もあります。
そのため、自分では気づかないうちにうつ病を発症しているケースもあります。自覚症状が少ないあまりに、受診・治療が遅れるケースもあるでしょう。
少しでも異変を感じた場合には医療機関に相談しましょう。受診に抵抗などを感じる必要はなく、まずは気軽に相談することが悪化を防ぐことにつながります。